先にお断りしておきます。「トリリンガル」は、少し盛りすぎです。
高校時代、英語で挫折。
社会人になってから、なぜか中国に留学(勉強経験ゼロ)。
帰国後、海外営業部に配属。共通語は、苦手な英語。
以来、業務で20年間、中途半端な英語と中国語に揉まれ続ける。
……というメガ盛りの黒歴史のおかげで、いまはブログのネタがつきません(笑)
そんなトビーに、ひとつ言わせてください。
(いちおう、TOEIC915・英検1級・HSK6級は取りました)
ビジネスで勝ちたいなら、英語1本で行ってください。
(↑フォント100)
どんな外国語だって、習得すれば、それは間違いなく素晴らしいことです。
——でもですね。
「ビジネスで使う」と考えたとき、やっぱり絶対マジコレ(YZMK)英語が基本なんです。
というか、英語以外は「マイナー」と思っておいた方がよいです。
今回は、半強制的になんちゃってトリリンガルになったトビーが、
「悩んだら英語一本、それだけでいい」
という話を、多方面からぶっちゃけます。
まずトビーのポジションを明確に──英語1本に絞れ、と言い切る理由
結論から言います。
ビジネスで外国語を学ぶなら、まずは英語一択です。
「えっ、他の言語は?」
──はい、もちろんできるに越したことはありません。
でも「ビジネスで使う」という前提に立ったとき、トビーの答えはもう完全に固まっています。
迷いゼロです。
なぜそこまで断言できるのか。
理由はシンプルで、トビー自身が英語と中国語の両方を、仕事の現場で20年以上使い続けてきたからです。
しかも、どちらも「なんとかなるレベル」になるまで、相当な時間と労力を注ぎ込んできた。
その結果として出た答えが──
「ビジネスで勝ちたいなら、英語1本に絞れ」
です。
これは「中国語(や他の言語)を否定している」わけではありません。
むしろ、中国語が武器になる場面は確実に存在します。
でも「順番」と「優先順位」の話をするなら、英語が圧倒的に先です。
その理由を、これから多方面からぶっちゃけていきます。
ビジネス英語のリアルについては、こちらも読んでみてください。
▶︎ ビジネスで使える英語はどのレベル?|迷走歴25年のトビーがたどり着いた現実解
語学は「時間の投資」──うわき(第二外国語)は虻蜂取らずになる
外国語の習得に、魔法はありません。
結局のところ、どれだけ時間を投資したか、これに尽きます。
才能とか、センスとか、そういう話をする人もいますが──
トビーの経験上、語学は「時間をかけた人が伸びる」、これがすべてです。
語学習得は「投入した時間」で決まる
英語にしろ中国語にしろ、ある程度のレベルに達するまでには、相当な時間が必要です。
よく言われる「1万時間の法則」まで行かなくても、ビジネスで使えるレベルまで持っていくには、数千時間単位の投資が現実的に必要になります。
問題は、その「時間」は有限だということ。
1日は24時間。仕事・家事・睡眠を除けば、勉強に使える時間なんて、社会人ならせいぜい1〜2時間がいいところです。
その貴重な時間を、2つの言語に分散させるとどうなるか。
──両方が中途半端になります。
はい、トビーの完成です(笑)。
ビジネスでは深く掘り下げた言語がいい
語学オタクのトビーから言わせてください。
正直いま、他の言語も学びたい……。
でも、自制してやめているんです。
フランス語もスペイン語も、ドイツ語もロシア語もみんないい。
学んだだけ、人生が豊かになります。でもですね。
「ビジネスで使えるレベルまで持っていく」となると、話はまったく変わります。
技術的なやりとり、トラブル対応、契約交渉──
こういった高いレベルの業務を外国語でこなすには、相当な語学力が必要。
そのレベルに達するまでの時間を、複数の言語に分散させるのは、はっきり言ってコスパが悪すぎます。
投資は分散。語学は集中。これが鉄則。
1つの言語に全リソースを集中させて、まずそこで圧倒的な力をつける。
それが、ビジネスにおける語学の正しい戦略です。
トビートビーはまさにこれを、身をもって体感しました。英語と中国語を同時並行で追いかけた結果、どちらも「なんとかなるレベル」止まり。正直、しんどかった(笑)。
「だらだら学習がいかにコスパ悪いか、こちらで掘り下げています。」
▶︎ だらだら英語学習の本当のコスト|20年「また振り出し」のトビーが断言する短期集中論
トビーの黒歴史──英語も中国語も中途半端だった20年
「時間の分散はコスパが悪い」と、えらそうに言いましたが。
トビー自身が、まさにその「やらかし」を20年間続けてきた張本人です(笑)。
ここで少し、黒歴史を披露させてください。
英語──高校で挫折、それでも好きで続けた20年
英語との付き合いは、高校時代に始まります。
といっても、華々しいスタートではありません。
挫折から始まりました。
文法が理解できない。長文が読めない。リスニングは何を言っているのかさっぱりわからない。
それでも、なぜか英語は嫌いになれなかった。
──これがトビーの最大の不思議です(笑)。
社会人になってからも「好きだから」という理由だけで、だらだらと英語を続けてきました。
でも、「だらだら」がキーワードです。
当然、ビジネスレベルには程遠い。
海外営業部に配属されてからは、なんとか現場をこなしていましたが、内心はいつもヒヤヒヤ。
「もっとちゃんと英語ができれば……」
そのモヤモヤが、ずっと消えませんでした。
中国語──ゼロから留学、でも2年では限界があった
社会人になってから、ある縁がきっかけで中国留学を決意します。
勉強経験は、完全にゼロ。
ピンインも声調も、何もわからないところからのスタートでした。
留学2年間、必死にやりました。
日常会話は、なんとかこなせるようになりました。
でも正直に言うと──ビジネスで本当に使えるレベルには、届きませんでした。
「2年でゼロからビジネスレベルへ」は、さすがに無理がある。
今ならそう言い切れますが、当時は「もっとやれたはずだ」という悔しさが残りました。
20年間「なんとかなるレベル」で揉まれ続けた結果
帰国後は、英語と中国語の両方を使いながら海外営業を続けました。
お客様との商談、技術的なやりとり、時にはトラブル対応も。
現場で揉まれながら、少しずつ力はついていきました。
でも、20年経って振り返ると──
どちらも「なんとかなるレベル」止まりだった、というのが正直なところです。
圧倒的な力には、なれなかった。
その原因は明らかです。
時間とエネルギーを、2つの言語に分散させてしまったから。
これがトビーの、リアルな黒歴史です(笑)。



「なんとかなる」って、一見悪くなさそうに聞こえますよね。でも現場では、「なんとかならない」場面が必ず来ます。そのたびに「もっと力があれば……」と歯噛みしてきました。
語学に才能は必要か、トリリンガルの視点で正直に語っています。
▶︎ 英語学習に才能はあるのか?|3カ国語をマスターしたトビーが行き着いた結論
語学の「中級レベル」が一番つらい──その先に世界が変わる
語学学習には、誰もが必ず通る「魔の中間地帯」があります。
トビーはこれを、「中級の壁」と呼んでいます。
そしてこの壁、英語でも中国語でも、等しく過酷でした(涙)
中級が一番しんどい理由
言語って、初級のうちは、実は楽しいんです。
「helloが言えた」「ありがとうが中国語で言えた」──
小さな成功体験が積み上がって、モチベーションが維持しやすい。
でも中級になると、話が変わります。
基本はわかる。でも、本当に使えるかというと、使えない。
・会話の途中で詰まる。
・会議で言いたいことが上手く伝えられない。
・聞こえているんだけど、通訳できない。
「わかるようでわからない」という、なんとも歯がゆい状態が延々と続きます。
しかも、上達している実感が持ちにくい。
初級のときのような「できた!」という感覚が激減して、モチベーションが一気に落ちやすい。
これが、中級が一番しんどい理由です。
でも、その先に「世界が変わる」瞬間がある
ただ、この壁を乗り越えた先には、確かに別の景色があります。
トビーが英語の精読に本気で向き合い、「精読の壁」を突破した瞬間がそうでした。
・それまで霧がかかったように見えていた英文が、構造ごとクリアに見えるようになった。
・読むスピードが上がって、内容が頭に残るようになった。
「あ、英語って、こういうことだったのか」
その感覚は、今でも鮮明に覚えています。
中国語でも、似た体験がありました。
現地で必死にやり取りを重ねて、ある日突然「聞こえ方」が変わった瞬間。
語学の「壁を超えた感覚」というのは、やった人にしかわからない、独特の爽快感があります。
だからこそ言えます。
中級の壁は、しんどい。でも、超える価値は確実にあります。
中級の壁を突破するには、「正しい順番」で努力することが大切です。やみくもに量をこなしても、壁はなかなか崩れません。精読を軸にした学習戦略が、突破口になりますよ。
中級の壁の正体と突破法、こちらで詳しく解説しています。
▶︎ いつまで中級?英語中級から抜け出す方法|英検1級が断言する”上級に行かないと一生キツい理由
技術的やりとり・トラブル対応・契約締結──これを外国語でやる現実
「中級の壁を超えればいい」──
それだけなら、まだ話は簡単です。
でも、ビジネスの現場が求めるのは、その先のレベルです。
技術的やりとり・トラブル対応・契約締結──これを外国語でやる現実
トビーが20年間、海外営業の現場で経験してきたことをお伝えします。
トビーが自分に課している、ビジネスで外国語が「本当に使えた」と言えるのは、こういう場面です。
・お客様との商談・技術的なやりとり(製品仕様、性能、クレーム対応)
・予期せぬトラブルへの対応(その場で状況を説明し、解決策を提示する)
・契約交渉・締結(言葉のニュアンス一つで条件が変わる)
これらを外国語でこなすには、「なんとかなるレベル」では全然足りません。
瞬時に理解して、瞬時に返す。
しかも、正確に。
これができるようになるまでに、どれだけの時間がかかるか。
英語1本に絞っても、相当な投資が必要です。
それを2言語で目指すとなると──正直、気が遠くなります(笑)。
英語一本でも、世界中で戦える
「でも、英語だけで本当に大丈夫なの?」
──大丈夫です。むしろ、それで十分です。
英語は、いまや世界の共通語です。
どの国のビジネスパーソンでも、国際的な場では英語で話します。
中国人も、ドイツ人も、インド人も、ブラジル人も。
トビーの経験上、英語さえしっかりできれば、国籍を問わずビジネスの場で渡り合えます。
中国語が話せる日本人ビジネスパーソンは、英語話者と比べて圧倒的に少数派です。
だからこそ、会議の共通語は結局、英語になります。
英語ができれば、その会議に全員が参加できる。
英語ができなければ、どれだけ中国語が堪能でも、その輪から外れてしまう。
これが現実です。



実際に体験した話をひとつ。中国のお客様を会社にお迎えして、中国語でやりとりしたとき──その場にいた日本人スタッフには、内容が全くわからなかったんです。「あ、英語で話すべきだった」と瞬時に気づきました。これが、英語を本気でやり直すきっかけになりました。
「英語を本気でやり直したい社会人へのヒントは、こちらにまとめています。」
▶︎ 今年こそ英語をやり直したい社会人へ|20年迷走してわかった「英語やり直しの現実解」5つの選択
では、第二外国語の価値はゼロ?──トビー流の「正しい位置づけ」
ここまで「英語一本でゆけ」と言い続けてきました。
「じゃあ、中国語(や他の言語)は無駄なの?」
──そう思った方、少し待ってください。
そういう話では、ないんです。
英語ができた「うえで」の第二外国語は、最強の武器になる
トビーの結論はこうです。
英語を制した「うえで」であれば、第二外国語は圧倒的な武器になります。
中国語を例に取ると──
英語でビジネスの土台を作りながら、相手の母国語である中国語で話しかける。
これは、単純に「2言語話せる」以上の効果があります。
現地の方との距離が、一気に縮まります。
「この人は、わざわざ自分たちの言葉を学んでくれた」という信頼感。
これは英語だけでは絶対に生まれない、特別な武器です。
特にアジア圏では、英語+中国語の組み合わせが強力に刺さる場面がたくさんあります。
シンガポール、マレーシア、台湾──
トビーも現場で、中国語がビジネスの「潤滑油」になった瞬間を何度も経験しています。
でも、順番は絶対に守ること
ただし、繰り返しになりますが──
順番だけは、絶対に守ってください。
英語が先。第二外国語は、その後。
英語の土台がない状態で第二外国語に手を出すと、トビーのように20年間「なんとかなるレベル」をさまようことになります(笑)。
英語で圧倒的な力をつける。
そのうえで、必要に応じて第二外国語を武器に加える。
この順番を守れば、第二外国語は「コスパの悪い投資」ではなく、「差別化の切り札」になります。
中国語をビジネスレベルで話せる日本人は、英語話者と比べて圧倒的に少ない。
だからこそ、英語という土台の上に中国語を乗せた人間は、希少価値が高い。
これがトビーの、第二外国語に対する「正しい位置づけ」です。
語学の習得は、ピラミッドの積み上げと同じです。土台が崩れていると、どれだけ上に積んでも安定しません。英語という強固な土台を作ること──これが、すべての出発点ですよ。
では、今回の記事を図解でまとめておきますね。


「語学習得のピラミッド構造、こちらで詳しく解説しています。」
▶︎ TOEIC900・英検1級で伸び悩むあなたへ|”精読の壁”を超える英語学習ピラミッド
迷わず英語一本──それがトビーの出した結論


ここまで長々と語ってきましたが、結論はシンプルです。
ビジネスで勝ちたいなら、英語一本でゆけ。
語学は時間の投資。その時間は有限です。
分散させれば、どちらも中途半端になる。
トビーがその証拠です(笑)。
英語という土台を、まず圧倒的に固める。
そのうえで、必要に応じて第二外国語を武器に加える。
この順番さえ守れば、語学はビジネスの「最強の差別化ポイント」になります。
語学は集中投資!
トビーと一緒に、英語やってゆきましょう。
Tobey English!









