専門英語はどう鍛える?|TOEIC900×専門業界20年のトビーが出した答え

会議室でノートPCの前に頭を抱える男性|後ろで上司が詰めている場

1文翻訳するのに、ウン十分かかってた、ウン十年前


あれはそう、もうかれこれ20年くらい前のお話。
そのころようやく「機械翻訳」なるものが登場。

よーやくコレキタ!

海外営業部のメンバーに、安らぎの表情が広がりました。
(それほどまでに、技術翻訳は地獄だったんです)

A部長:「トビーよ、先日の中国の展示会でこんなん買ってきたぞ!」
トビー:「『ボタンひとつで一発翻訳』って中国語で書いてありますね。いくらだったんですか?」
A部長:「100元(約1200円)」
トビー:「……怪しいですけど」
A部長:「やってみっか!」
トビー:「では、以下の英文を訳してもらいます」

<原文>
Chromatic aberration is a phenomenon in which light passing through a lens focuses at different points depending on the color of light, causing “color bleeding” or “shifting” in the outlines of photographs and videos.

<機械翻訳の結果>
「色彩的な誤りは、レンズを通過する光が色に依存して違う点で焦点合わせする現象です(光の色)。写真とビデオの外形の中で『色の出血』または『移行すること』を起こします。」

トビー:「……出血したらあかんやつやん」

もう、こんなんばっかり(笑)
おかげでいろいろ鍛えられました。


前置き、いつも通り長くなりました。すみません。
今日のテーマはこれです!

専門英語はどう鍛えるか?

これから英語を武器にビジネスの世界に羽ばたく方。
いま専門英語の壁にぶつかって沼っている方。

この記事を読んで、出血を最小限に抑えていただければ幸いです(笑)

この記事でわかること

・なぜTOEICのスコアがあっても専門英語の現場で詰まるのか
・「流暢な営業マン」よりカタコトの技術者が通じる、現場の残酷な真実
・専門英語の土台は「母国語の専門知識」——自分のジャンルに絞る重要性
・AIゼロ時代のカタログ制作で鍛えられた、本物の専門語彙の作り方
・AI時代の今、専門英語を鍛える実戦ルーティン
・「ビジネス英語は掛け算」——英語×専門性が揃ったとき、最強になれる理由

  1. 専門英語と試験英語は別物だった|海外営業部に突っ込まれたトビーの悲劇
    1. 「なんちゃって英語」では、現場で全然使えなかった理由
    2. 会議で通訳できない、何を言っているかわからない——あの地獄
    3. 「英語ができる人」より「カタコトな技術者」の方が話が通じる現実
  2. まず母国語で理解せよ|専門知識なき英語は”砂上の楼閣”
    1. 専門英語の壁の正体は「英語」ではなく「専門知識」にある
    2. まず日本語の専門書で理解する——自分のジャンルに絞ることの重要性
    3. 光学?機械?食品?経済?——「全部カバーしよう」は罠
  3. カタログ制作という修行|AI翻訳ゼロ時代に叩き込まれた専門英語の作り方
    1. 辞書とネットだけで技術カタログを英訳した、あの頃の話
    2. 「用語統一エクセル」が最強の専門語彙帳になった理由
    3. AI翻訳のない時代だからこそ身についた「本物の専門語彙」
  4. 2026年のトビー流|AI×自分の専門性で専門英語を鍛える実戦ルーティン
    1. 論文はAIに日本語要約させていい——ただし自分のジャンルを絞ること
    2. メールは自分で下書き→AI添削のループが最強の理由
    3. 機密情報・技術情報の流出リスク——会社のルールを必ず確認
  5. ビジネス英語は掛け算だ|英語×専門性で”最強”になるために
    1. 「ビジネス英語は掛け算」——最後がわからないと全部ゼロになる厳しさ
    2. 英語はあくまでツール——専門性があって初めて”武器”になる
    3. それでもTOEIC900を目指す理由——転職市場での現実的な強さ
  6. まとめ|専門英語は「英語×専門性」の掛け算で鍛える

専門英語と試験英語は別物だった|海外営業部に突っ込まれたトビーの悲劇

試験英語と専門英語——似ているようで、これが全くの別物でした。
トビーの壮絶な黒歴史から、その「壁」の正体を見ていきます。

「なんちゃって英語」では、現場で全然使えなかった理由

当時のトビーの英語力は「なんちゃって」程度。
「まあ、なんとかなるでしょ」

——完全に舐めてました(笑)

最初の海外顧客との打ち合わせ。
相手のエンジニアが話し始めた瞬間、気づきました。

「あれ。何言ってるのか、全然わからん」
単語はわかる。でも意味が取れない。

beam diameter(ビーム径)、optical axis(光軸)、collimation(コリメーション)——

専門用語が飛び交うたびに、思考が止まる。

TOEICや英検で問われる英語は「試験向けに設計された英語」です。
ビジネスメール・社内掲示・スケジュール確認——語彙も文体も、ある程度パターンが決まっている。

でも現場の英語は別世界。
業界特有の表現、測定単位、製品の固有名詞——

これらはTOEICの教材に、ほぼ出てきません。
「スコアがあっても使えない」は、決して珍しい話ではないんです。

会議で通訳できない、何を言っているかわからない——あの地獄

配属後しばらくして、トビーに「会議の通訳」という役割が回ってきました。
上司と海外メーカーの担当者が技術的な議論を交わす中、その橋渡し役を期待されていました。
でも現実はこう——

“The numerical aperture of this lens is 0.65, so the divergence angle needs to be controlled within spec.”

トビーの頭の中:「numerical apertureって何だ……? divergence angleって……?」

上司の視線が刺さります。
「あの……少々お時間を……」

——完全に詰みました(涙)

後で調べたら全部わかった。
でも、会議はもう終わっていました。

「英語ができる」だけでは、現場では使えない人間になる。

これが、トビーが体で学んだ最初の教訓です。

「英語ができる人」より「カタコトな技術者」の方が話が通じる現実

ここで、忘れられない場面があります。
ある時、英語がカタコトの技術部門の先輩が打ち合わせに同席しました。
発音もぎこちない。文法も怪しい。

でも——相手の技術者と、ものすごく活発に議論しているんです。
なぜか?

先輩は、製品の仕様も、光学系の原理も、測定の課題も、全部わかっていた
だから、カタコトでも「伝えたいこと」が明確だった。

一方、英語が流暢でも専門知識のない人は、相手の言っていることが理解できない。
会話のキャッチボールが、そもそも成立しない。
この場面を見て、はい、トビーは確信しました。

専門英語において、英語力より専門知識が先に来る。

英語はあくまで「乗り物」。
乗り物がいくら立派でも、行き先がわからなければ進めません(笑)

<strong>トビー</strong>
トビー

あの先輩には、ほんとに頭が上がらないっす。カタコト英語でも、話の中身で相手を動かせる——これが「専門×英語」の本質だと、身をもって教えてもらいました(笑)

ビジネスで英語を使うために必要なスコアの目安はこちらから。
▶︎ビジネスで使える英語はどのレベル?|迷走歴25年のトビーがたどり着いた現実解

まず母国語で理解せよ|専門知識なき英語は”砂上の楼閣”

英語の前に、日本語で理解せよ
——当たり前のようで、意外と見落とされている大原則です。
ここを飛ばすと、専門英語は永遠に伸びません。

専門英語の壁の正体は「英語」ではなく「専門知識」にある

海外営業部で散々な目に遭ったトビー。
よし、英語をもっと鍛えよう!
——と思ったんですが、ちょっと待てよ、と。
たとえば、こんな英文が来たとします。

“The beam quality factor M² needs to be below 1.5 for this application.”

英語の構造はシンプルです。難しくない。
でも——
「M²って何?」「ビーム品質係数って?」「なぜ1.5以下が条件なの?」

これを日本語でわかっていない人は、英語で読んでも意味がわかりません
わかっていないことは、どんな言語でもわからない。

これが、専門英語の壁の正体です。
英語力を鍛える前に、まず自分に問いかけてほしいんです。

「これ、日本語なら説明できるか?」
説明できないなら、英語以前の問題です(笑)

まず日本語の専門書で理解する——自分のジャンルに絞ることの重要性

ではどうすればいいか?
答えはシンプルです。

まず日本語で、自分のジャンルの専門知識を固める。

トビーの場合で言えば——

・光とは何か? 波長、周波数、エネルギーの関係
・レーザーはどのような原理か? 誘導放出、共振器、コヒーレンス
・業界で頻出する単位 ——dB、mrad、nm、W、M²など

これらを日本語でちゃんと説明できるようになってから初めて、英語の専門用語が「音」ではなく「意味」として入ってくるようになります。

そのために有効なのが——

・自分の分野の日本語入門書をまずは1冊読む
・自社の日本語カタログ・仕様書を読み込む
・上司や先輩に「これってどういう原理ですか?」と聞きまくる(笑)

地味ですが、これが最速ルートです。

光学?機械?食品?経済?——「全部カバーしよう」は罠

ここで、よくある失敗パターンをひとつ。

「ビジネス英語を鍛えたい!」と思って、あらゆる分野のビジネス英語テキストを買い集めてしまうパターンです。

ネゴシエーション、プレゼン、会議、メール、契約書……
確かに全部大事。

でも、それぞれのジャンルで必要な専門知識がまったく違います。
広く浅くやると、どのジャンルでも専門知識が追いつかない。
結果、どこでも「なんとなくわかった気がする」止まりになる(涙)
トビーのおすすめはこうです。

まず自分が最もよく使う専門分野を1つ決める。

光学ならば光学。機械ならば機械。食品ならば食品。経済ならば経済。

その分野の日本語書籍・カタログ・資料を読み込む。
同じ内容の英語版を並べて読む。

この「日本語→英語」の順番を守るだけで、専門語彙の定着速度が劇的に変わります。
全部カバーしようとしなくていい。

1ジャンルで深くなれば、応用は後からついてきます。

<strong>グラミー</strong>
グラミー

専門知識は英語学習と「並行して積み上げるもの」ではなく、英語の「土台として先に置くもの」です。日本語で説明できないことを英語でカバーしようとしても、うまくいきません。焦らず、まず母国語で深めましょう。

TOEIC900点がビジネスに与える影響はこちらもどうぞ。
▶︎TOEIC900点って意味あるの?|就活・転職・人生にどう効いたか、20年迷走トビーが語ります

カタログ制作という修行|AI翻訳ゼロ時代に叩き込まれた専門英語の作り方

AIが何でも訳してくれる今とは、まったく違う時代の話です。
でも、この「修行」がトビーの専門英語の土台を作ってくれました。

辞書とネットだけで技術カタログを英訳した、あの頃の話

海外営業部に配属されてすぐ、トビーに新たなミッションが下りてきました。

「日本語の製品カタログを、英語版・中国語版に作り直せ」

今なら、AIに投げれば数時間で終わります。
でも当時——Google翻訳はあっても、使い物にならないレベル。
(あの「色の出血」事件は、まさにそれです。笑)

英語版は、辞書・ネット・海外メーカーの技術資料を手がかりに、1語1語調べながら訳す。

中国語版に至っては、専門用語がネットにすら情報が落ちていないことが多く、現地の代理店や知人に直接確認することも(涙)

しかも——
カタログは、間違いが許されません。

・数値が1桁違えば、製品仕様の誤りになる。
・単位を間違えれば、海外ユーザーが誤った使い方をする可能性がある。
・用語がページによってバラバラなら、読んだ相手が混乱する。

この「正確さへのプレッシャー」が、半端じゃなかったです(笑)
でも今振り返ると、このプレッシャーこそが、専門語彙を体に叩き込んでくれた最大の要因でした。

「用語統一エクセル」が最強の専門語彙帳になった理由

そのカタログ制作の中で生まれたのが、「日本語・英語・中国語の対応表」でした。
Excelで管理した、こんなやつです。

日本語英語中国語
開口数numerical aperture (NA)数值孔径
コリメーションcollimation准直
ビームウエストbeam waist光束腰
発散角divergence angle发散角

カタログ内で同じ製品・同じ仕様を指す言葉は、必ずこの表に沿って統一する。
新しい用語が出てきたら、その都度調べてリストに追加する。
これがチームのルールでした。

この作業、地味でした。ほんとうに地味でした(笑)
でも結果として何が起きたか——

この「用語統一エクセル」が、トビーにとって最強の専門語彙帳になりました。

辞書を引いただけでは身につかない。
でも、正確さを要求される実務の中で「調べ→確認→統一する」を繰り返したことで、用語が体に刻まれていった。

同じような環境にない方には、自分専用の「用語対応表」を作ることを強くおすすめします

自分が実際に使う言葉だけを集めたリストは、市販の専門単語帳より何倍も使えます。

AI翻訳のない時代だからこそ身についた「本物の専門語彙」

「AIがあれば、一瞬で作業終了説」
——いまでは本当にそう思っています。。

確かに、効率は段違いだったと思います(笑)
でも、ひとつだけ言えることがあります。

「調べて、悩んで、確認して、統一する」というプロセスを踏んだ用語は、忘れない。

numerical aperture(開口数)という言葉を、トビーは今でも一瞬で出てきます。
なぜなら、この言葉を訳すために何十分も悩んだ記憶があるから。

「apertureって開口部のことだよな。numericalは数値的な……つまり、数値化された開口の大きさ?」

この思考プロセスごと、記憶に刻まれているんです。
AIに任せると、答えは瞬時に出ます。
でも、そのプロセスが省略される分、記憶への定着は浅くなりやすい。

AIは使っていい。でも、重要な用語だけは自分で一度悩んでみる。

この「一手間」が、専門語彙を本物にするかどうかの分岐点だとトビーは思っています。

AI翻訳ツールの使い方はこちらの記事が参考になります。
▶︎AI翻訳ツール、どれが最強?|英検1級ホルダーが仕事で使い倒した5本を本音レビュー

2026年のトビー流|AI×自分の専門性で専門英語を鍛える実戦ルーティン

AI翻訳ゼロ時代の苦労話をしておいてなんですが——今のAI、めちゃくちゃ便利です(笑)
ただし、使い方を間違えると実力が上がらないまま終わります。トビー流の実戦ルーティンをお伝えします。

論文はAIに日本語要約させていい——ただし自分のジャンルを絞ること

技術系ビジネスマンの宿命のひとつが、英語論文・技術文書を読まなければならない場面です。
海外メーカーの製品ホワイトペーパー、学会論文、技術仕様書——

「全部精読する時間なんてない!」
——そのとおりです。無理しなくていいです(笑)

トビーが実際にやっていること:

英語の技術文書をAIに貼り付けて「日本語で要約して」と投げる。

ChatGPTでもClaudeでも、かなり精度の高い要約が返ってきます。
PDFをそのまま読み込ませて要約させることも今は簡単にできます。
ただし——ここが重要です。

要約結果を鵜呑みにしない。

専門用語の訳がおかしいことは、今でも普通にあります。
“coherence length”(コヒーレンス長)が「一貫性の長さ」と訳されて返ってくることも(笑)

だからこそ、前で言った「母国語の専門知識」が生きてくる。
自分のジャンルの知識があれば、AIの訳がおかしい箇所に気づける。

AIは「読む負担を減らすツール」。判断するのは、あくまで自分です。

メールは自分で下書き→AI添削のループが最強の理由

「英語メールはAIに書かせればいいじゃないか」
——その気持ち、わかります。

——その気持ち、わかります。
でもトビーは、これをやりません。
理由はシンプルです。

AIにゼロから書かせると、自分の英語力が一切伸びないから。

トビーが実践しているのは、このループです。

①まず自分で英文メールの下書きを書く
②AIに貼り付けて「文法の間違いを指摘して」「ネイティブが使う自然な表現に整えて」と指示する
③自分の英文とAIの修正案を見比べる
④「あ、この表現はこう言うのか」という気づきをメモする
⑤次のメールに活かす

このループを回すことで、仕事をこなしながら専門英語が鍛えられていきます
英語学習のための時間を別に確保しなくていい。

仕事そのものがトレーニングになる。
迷走歴20年のトビーが「もっと早く知りたかった」と心底思う使い方です(笑)

機密情報・技術情報の流出リスク——会社のルールを必ず確認

ここだけは、耳が痛い話をします。
AI翻訳・AI要約のツールを使う際、入力した情報がサーバーに残るリスクがあります。
特に無料版のツールは、入力データが学習に使われる可能性があります。
つまり——

・未発表の新製品仕様書
・秘密保持契約書(NDA)
・顧客の個人情報や取引条件

——これらをうっかり無料ツールに貼り付けた瞬間、会社の機密情報がインターネットの向こうに旅立ちます。

笑えないですよね(涙)
トビーが社内で徹底しているルール:

・機密性の高い文書は、会社が承認したツールのみ使用する
・迷ったら、情報システム部門に確認する
・「これくらい大丈夫だろう」は禁物

AIは最強の助っ人です。
でも、道具を過信した瞬間に事故は起きる。

使う前に、必ず会社の規定を確認してください。
これは、トビーからの真剣なお願いです。

<strong>グラミー</strong>
グラミー

AIへの質問の仕方にもコツがあります。「訳して」より「構造を説明して」「どこが不自然か指摘して」の方が、専門英語力が断然上がりますよ。受け身で使うか、能動的に使うか——その差が、半年後の実力の差になります。

AI翻訳の落とし穴についてはこちらも参考になります。
▶︎AI翻訳があれば英語はいらない?|TOEIC915・英検1級ホルダーが出した2026年の答え

ビジネス英語は掛け算だ|英語×専門性で”最強”になるために

ここまで黒歴史を語り続けてきたトビーですが、最後は前向きな話で締めます(笑)
英語と専門性——この2つが揃ったとき、何が起きるのか。

「ビジネス英語は掛け算」——最後がわからないと全部ゼロになる厳しさ

ビジネスの現場で、こんな経験はありませんか?
長い会議やディスカッションを経て、最後に相手がこう言った。

“So, shall we go with option B then?”

——「え、いまなんて?」
ここで聞き取れなかった瞬間、それまでの会話が全部無効になります。
契約が決まる瞬間、条件が確定する瞬間、相手の結論が出る瞬間——

ビジネスでは「最後の一言」が最も重要なことが多い。

つまり、ビジネス英語は掛け算です。
どれだけ前半の会話が完璧でも、最後がゼロなら全部ゼロになる。

英語力 × 専門知識 × 文脈理解 = ビジネス成果

このどれかがゼロだと、掛け算の答えもゼロです。
厳しいようですが、これが現場のリアルです。

英語はあくまでツール——専門性があって初めて”武器”になる

ここで、大事なことをもう一度言わせてください。

英語は、あくまでツールです。

英語ができることは素晴らしい。
でも、英語だけでは現場では戦えない。
トビーが20年以上見てきた中で、本当に頼りにされる人は例外なくこのタイプでした。

・自分の専門分野に深い知識を持っている
・その知識を英語で相手に伝えられる
・相手の英語を理解して、適切に判断できる

この3つが揃って初めて、英語が「武器」になります。
逆に言えば——

専門性があって、英語も使える人は、圧倒的に希少です。

日本のビジネス現場を見渡すと、

・英語はできるが専門知識が浅い人
・専門知識はあるが英語が苦手な人

このどちらかがほとんど。
両方ある人材は、本当に少ない。
だからこそ、その希少ゾーンに入れたとき——

あなたは現場で、誰にも代えの利かない存在になれます。

それでもTOEIC900を目指す理由——転職市場での現実的な強さ

「専門性が大事なのはわかった。じゃあTOEICはどうでもいいの?」

——いえ、そんなことはありません(笑)
ここは現実的な話をします。

転職市場において、TOEIC850点以上は「英語ができる」という証明になります

面接官はあなたの英語力を直接測る時間を持っていません。
だからスコアという「数字」で判断する。
トビーの実感では——

・TOEIC850点:「英語、使えそうですね」と評価される最低ライン
・TOEIC900点:「英語、できる人ですね」と説明不要で認定されるライン

そして、専門知識×TOEIC900点が揃ったとき——
採用担当者の目が、明らかに変わります。

「英語もできて、専門もわかる人、なかなかいないんですよ」
この言葉、実際に言われたら嬉しいですよね(笑)

だからこそ、トビーはこう言いたい。

英語はツール。でも、そのツールの精度を上げておくことは、確実にキャリアに効く。

まずはTOEIC850点。できれば900点。
専門知識と組み合わせたとき、その数字は何倍もの価値を持ちます。

TOEIC900点・英検1級のダブル取得後のリアルはこちらに書いています。
▶︎TOEIC900点・英検1級、取ってよかった?|達成後に気づいた「本当の価値」と反省点

まとめ|専門英語は「英語×専門性」の掛け算で鍛える

笑顔の3人がグータッチをしている場面|英語×専門性でチームの最強プレイヤーになるイメージ

さあ、タイトル回収のお時間です。
今回の記事タイトルは——

「専門英語はどう鍛える?|TOEIC900×専門業界20年のトビーが出した答え」

でした。
今回のポイントをサクッとまとめます。

・試験英語と専門英語は別物。
 TOEICのスコアがあっても、現場では詰まることがある
・専門英語の壁の正体は「英語」ではなく「専門知識」。
 まず母国語で理解することが先
・自分のジャンルに絞る。
 全部カバーしようとすると、どこでも中途半端になる
・用語は「調べて・悩んで・統一する」プロセスで体に刻まれる。
 AIゼロ時代の修行が教えてくれたこと
・AIは使っていい。でも頼りすぎると実力が上がらない。
 メールは自分で書いてからAIに渡す
・ビジネス英語は掛け算
  英語×専門性が揃ったとき、あなたは現場で最強になれる。

英語はツールです。
でも、そのツールの精度を上げた人間が、専門知識と組み合わせたとき——

誰にも代えの利かない存在になれる。

トビーの20年の回り道が、少しでもあなたのショートカットになれば幸いです。
一緒に頑張りましょう!
Tobey English!


このブログを書いた人:トビー
  20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)

トビー

・TOEIC900・英検1級のトリリンガル(日・英・中)。
・英語学習20年の迷走を経て、「精読の壁」を突破しました。
・今は、英語に悩む方へ、自分の経験から気づきを届けています。

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このブログについて|20年迷走して気づいた“精読”の力とTOEIC900の壁

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