トビーがTOEICを1回で辞めた理由|915点で”卒業”を決めた思考法

椅子にもたれて両手を頭の後ろで組み、天井を見上げるひげのビジネスマン

TOEIC満点が990点であることに、煮え切らなさを覚えていたあの頃。


TOEIC初回受験で915点獲得!

とか、このブログで偉そーなこと言ってるトビーですが、
実はホント、このことにあんまり意味はありません。

そりゃ、嬉しかったのはホントで、これにはなんの嘘偽りもありません。
なにしろ、それまで投じてきた時間がシャレにならないくらい膨大でしたから(笑)

ただ、正直に言うと。
「一発915点」は、あくまで結果です。

確かに直前、「絶対一回でとったるでー」って意気込みはありましたが。
それでもたまたま、うまくいっただけ。それだけです。

で、これまでブログのネタにもしてこなかったこの件。
そろそろ振り返っておこうかな、と思って今回のテーマにしてみました。

「ふーん」と思われた方。
ソッコーでこのブログを閉じて、明日の仕事に備えましょう(笑)

「ちょい興味あるわー」って方。
TOEICのあと、何するのか問題」の解決の糸口になるかもしれないので、ちょろっとだけ寄っていってくださいな。

それでは行ってみましょう!

このブログでわかること

・TOEICを何回受けるべきか、トビーの結論
・900点を超えたら次に何をすべきか
・TOEIC990点(満点)を目指す意味はあるのか
・採用側から見た「TOEIC高得点」のリアルな評価
・トビーがTOEICの次に英検1級・HSK6級を選んだ理由

結論:900点を超えたら、トビーにとってTOEICは”卒業”でいい

さて、まず結論から言います。
トビーはTOEICを、1回だけ受けて終わりにしました。

「えっ、もっと高い点数を狙わないの?」
そう思った方、少し待ってください。

これはトビーの個人的な判断です。
みなさんががTOEICの高みを目指すことには、何の問題もありません。
むしろ挑戦することは、絶対に価値があります。

ただ、トビーにとって「TOEICとはどんな試験か」を正直に言うと——

単調で、つまらない(笑)

だから900点を超えた時点で、「もうここでいいや」と思ってしまったんですよね。

「一発915点」はあくまで結果。目指すべきモデルではない

初回受験で915点!

——と聞くと、なんかすごそうに聞こえますよね。

でも正直に言います。
これ、たまたまうまくいっただけです。

もし初回で900点に届かなかったら、トビーはもちろん受け続けていたと思います。
結果としてそうなっただけであって、「一発合格を目指す戦略」などは一切ありませんでした。

それに——

トビーが費やしてきた時間は、正直シャレにならないほど膨大でした(笑)

初回で915点というのは、その積み重ねの結果です。
「いい結果を出した人の体験記」として参考にしてもらえれば嬉しいですが、そのまま再現できるモデルだとは、全く思っていません。

900点と990点、英語力は天と地ほど違う。でも……

ここで少し現実的な話をします。
TOEIC900点と990点(満点)では、英語の実力は天と地ほど違います。
これは間違いない。

でも——

トビーの会社の場合、報奨金の基準は850点以上で一律6万円。
900点でも、990点でも、もらえる金額は同じです。

転職市場でも、900点と950点の差が採用決定に直結するかというと、
正直、ほとんど変わらないのが実態です。

「英語ができる人」のカテゴリに入れてもらえる時点で、勝負はほぼ決まっています。労力に見合うリターンを考えたとき——

900点を超えたら、TOEICに費やす時間を「次のステップ」に使う方が合理的だ、

というのがトビーの結論です。

これはTOEIC界の権威、中村澄子先生のお考えとも一致します。

「TOEICは短期集中で高得点を取って、次に進む」

トビーも、まったく同じ考えです。

<strong>トビー</strong>
トビー

中村澄子先生の本は、TOEICの勉強中に何度も読みました。「TOEIC界のレジェンド」と呼ばれるだけある(笑)。先生の言葉が、900点取ったあとのトビーの行動に大きく影響したのは間違いありません。

TOEICで高得点を目指す前に「勉強時間がどれくらい必要か」を把握しておくと、計画が立てやすくなります。
▶︎TOEIC900・英検1級に必要な勉強時間は?|20年迷走→初回一発合格できた”逆転ルート”公開

TOEIC990点(満点)を目指す意味はあるか?

さきほど「トビーは900点で卒業」という話をしました。
じゃあ、990点(満点)を目指すことに意味はないのか?
ここ、正直に話します。

900点と990点は「別次元」の英語力差がある

まず前提として。
TOEIC900点と990点は、英語力として天と地ほどの差があります。

900点台は、いわゆる「英語ができる社会人」のゾーン。
それに対して990点(満点)は——

ネイティブスピーカーでも、問題形式に慣れていないと取れない、とも言われるレベルです。
実際、全受験者のわずか0.3%前後しか到達しないと言われています。

英語力の差は、本物です。
嘘をつくつもりはありません。

でも、現実的なリターンはどうか

ただし——
現実の話をします。

報奨金はどうか?
さきほどもお話ししたとおり、900点でも990点でも貰える金額に差をつけている企業はそう多くないと思います。

転職市場はどうか?
これもそう。
900点と950点で、採用可否や年収に大きな差がつくケースは、正直ほぼありません。

トビーはこれまで採用面接の場に多く関わってきましたが——
純ジャパの社会人で900点以上」という時点で、すでに採用担当の目には異彩を放っています。

そこから先は、英語力よりも「その人自身の仕事力」が評価の主役になります。

ちなみに、これまで見てきた多くの履歴書の中で、純ジャパの日本人で900点以上を持っていた人は、数えるほどしかいませんでした。
(英語が母国語の方や、帰国子女の方は別として)

つまり——
900点を超えた時点で、あなたはすでにレアな存在です。

990点を目指すことに価値はあるか?

正直に言います。
挑戦すること自体には、絶対に価値があります。

・自分の限界を試したい。
・純粋に満点という称号が欲しい。
・英語力を極限まで磨き上げたい。

そういった動機は、すべて本物です。
止める理由は何もない。

ただ——トビーが気になるのはこの一点だけです。

「990点を目指している期間に、他に何かできたかもしれない」

経済学で言う「機会損失」というやつです。

990点に集中する時間は、同時に英検1級を取れたかもしれない時間。

・4技能を鍛える時間。
・仕事のスキルを磨く時間。
・別の言語に手を伸ばす時間。

——かもしれません。
トビーが「TOEICは900点で卒業」を選んだのは、まさにこの理由です。

<strong>グラミー</strong>
グラミー

990点を目指すことは素晴らしい挑戦です。ただ、目指す前に「なぜ990点なのか」を自分に問いかけてみてください。「キャリアのため」なら900点で十分なケースがほとんど。「自分自身のため」なら、思い切って挑戦する価値は十分ありますよ。

TOEICと英検、どちらを優先すべきか迷っている方はこちらも参考にどうぞ。
▶︎TOEICと英検、取るならどっちがお得?|TOEIC915・英検1級ホルダーが語る真実

TOEICの次へ:トビーが英検1級を選んだ理由

「900点で卒業」と決めたトビー。
じゃあ、次に何をしたのか。答えはシンプルです。

英検1級に挑戦しました。

TOEICから英検1級へ——
「なんで?」と思う方もいるかもしれません。
その理由を、正直に話します。

TOEICでは鍛えられない「2技能」がある

TOEICは、リスニングとリーディングの試験です。
つまり——

「書く」と「話す」は、完全にノータッチ。

900点を取ったあと、トビーが感じたのはこれでした。
「確かに読める。聞ける。でも……英語で何かを表現する力は?」

英検1級には、ライティング(要約+意見論述)スピーキング(2次面接)があります。つまり4技能すべてが問われる。

TOEICで培ったインプット力を土台に、
アウトプット力を鍛えるステージとして——

英検1級は、TOEICの次に来る試験として理にかなっていました。

将来のビジョン:通訳案内士という選択肢

もう一つ、トビーを英検1級に向かわせた理由があります。
それは——通訳案内士です。

通訳案内士とは、外国人旅行者に日本語以外の言語でガイドをする、国家資格です。リタイア後の選択肢として、これが頭の片隅にありました。

で、調べてみると——
TOEIC900点以上+英検1級の保有者は、英語の筆記試験が免除されることがわかりました。

これは、やるしかない(笑)
目標が「試験のため」から「人生の設計のため」に変わった瞬間でした。

ノリで3週間、HSK6級も取ってしまった話

さらに調べると——
通訳案内士の資格取得には、英語以外に中国語試験の免除条件もありました。

条件:HSK6級(中国語検定の最上位)の取得。

ここでトビー、「じゃあ取るか」となりました(笑)
……これはもう、半分ノリです。

ただ、中国語は留学経験もあったし、仕事でも使ってきました。
それでも、HSK6級は甘くない。

トビーが取った作戦はこうです。

平日:4.5時間 / 休日:8時間以上
これを3週間、集中投資。

結果——合格

これ、わかりますでしょうか?
そう、トビーがTOEIC915点、英検1級をとったのと全く同じスタイル。

この頃には、朝4時半起きの生活もすっかり板についていた。
なので、全く苦ではありませんでした。

振り返ると、「短期集中で一気に仕上げる」というトビーの学習スタイルが、ここでも機能した形です。

<strong>トビー</strong>
トビー

「3週間でHSK6級」と言うと「すごい!」と言われますが、あの3週間の密度はなかなかのものでした(笑)。英検1級のあとだったので「短期集中の型」がすでに体に入っていたのが大きかったと思います。あと、そもそもの中国語ベースがあったのも正直なところ。

だらだら続けるより短期集中が合理的な理由、詳しくはこちらで書いています。
▶︎だらだら英語学習の本当のコスト|20年「また振り出し」のトビーが断言する短期集中論

まとめ:TOEIC900は”ゴール”ではなく”通過点”

アスファルトに描かれた白い矢印の前に立つ人物の足元

さて、今回はトビーがTOEICを1回で辞めた理由について、正直に話してきました。
最後にサクッと整理しておきましょう。

① TOEICは、目標スコアを決めて短期集中で突破する試験
900点を超えたら、次へ進もう。
② TOEIC900点は、次のステージへの入口
TOEICで鍛えたインプット力は、英検1級への強力な土台になる。
③ 英語学習に「ゴール」はない。でも「通過点」は設定できる
大切なのは、「次に何をするか」を常に考え続けること。

このブログでも何度も書いていますが、トビーが「英語って面白いな」って心から思えるようになったのは、TOEIC900点、英検1級をとった後のこと。

TOEICを目指す理由は、人それぞれ。
でも、その先で本当に英語が楽しいと思える瞬間がきたら——

その時は、ぜひトビーにご連絡ください(笑)
いっしょに英語のこと、お話ししましょう。


最後に、予告です。

トビーはTOEIC915点と英検1級、HSK6級を取ったあと——
正直、しばらく「燃え尽き症候群」になりました(笑)

で、次は何するの?問題、実はこれが一番難しい。

次回の記事では、この「TOEIC900・英検1級を取ったら何する?」問題に、正面から向き合ってみます。

お楽しみに!

続編はこちら(近日公開予定)
▶︎TOEIC900・英検1級を取ったら何する?|トビーが見つけた”その先”の英語人生


このブログを書いた人:トビー
  20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)

トビー

・TOEIC900・英検1級のトリリンガル(日・英・中)。
・英語学習20年の迷走を経て、「精読の壁」を突破しました。
・今は、英語に悩む方へ、自分の経験から気づきを届けています。

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