TOEIC900点・英検1級、取ってよかった?|達成後に気づいた「本当の価値」と反省点

両手を挙げて達成感に浸る女性(英語試験の成功イメージ) 学習戦略・自己啓発

「TOEIC900点と英検1級、取れば人生変わる?」
——ダブル取得で見えてきた“意外な資産”と、ちょっとした後悔について語ります。


TOEIC900点、英検1級——聞こえはいいけど、実際どうだったの?

そんなあなたの疑問に、トビーが20年迷走して得た“リアル”でお答えします(笑)

初回受験でダブル達成できたからこそ言える「取ってよかったこと」と「やってみて反省したこと」——あなたの次の目標設定のヒントになれば嬉しいです。

この記事でわかること:

・TOEIC900点・英検1級を取って本当に得られたもの
・20年間迷走した英語学習の反省と突破口
・家族と健康を犠牲にしない勉強法のヒント
・迷っているあなたへのメッセージ

取ってよかったこと|得られたのは「点数」以上のもの

TOEIC900点と英検1級、ダブルで取れたら人生変わる?
……正直、変わりました。でもそれは“昇進”でも“給料UP”でもありません(いや、ちょっとはありましたが笑)。
一番大きかったのは、自分の中の“何か”がガラッと変わったことです。

自信という“見えない資産”が手に入った

初回受験で目標としていたTOEIC900点を超えたとき。正直な感想は——

めっちゃ嬉しかったです(笑)

もうそりゃ掛け値なしで。
なにしろ、朝4時半に起きて、土日は8時間勉強。生活をほぼ英語漬けにして、気づけば2年経ってました(笑)

それまでは英語を使う仕事をしていても、「あ〜でも私そんなにできるわけじゃないんで…」と謎の謙遜と劣等感がセットだったんですが、それがスッと消えました。

特にTOEIC900はインパクト大で、他人から驚かれることが多いです、英検1級よりも。
世間的には、TOEICの方が“知名度”が高いみたいです。英検1級の方が難しいはずなんですけどね……これはちょっと悔しい(涙)

でもTOEIC900・英検1級取れて、英語をずっと“苦手”と思ってきた自分が、ようやく胸を張れるようになった。
それだけでも、挑戦して本当によかったと思っています。

ダブルでメガ盛り(謎)英検1級とTOEIC900、こんな感じで取ってます。
TOEIC900点はどう超えた?|迷走20年のトビーが初回915点を出せた理由
英検1級はどう超えた?|迷走20年のトビーが“独学×AI”で突破した戦略

20年の迷走に“答え”が出た

TOEIC900点・英検1級を目指したことで、自分の英語学習に「なんで伸びなかったのか?」という答えがようやくわかりました。

それは――

精読しらんかった。それだけです(笑)

実は単語や基礎文法、TOEICのPart5ばっかりやって、「読めてる気」になってました。
でもPart7になるとまさかの「15問残し地獄」。

読む → 焦る → 意味入らない → 読み返す → 時間切れ。
文字は見えてるのに、内容が脳を素通りする“上滑り怪奇現象”の大量発生。

そして、ある日ふと思ったんです。

「トビーよ、20年もフィーリングで読んでたんかい…」と(笑)

そこから、ポレポレと構文読解にどっぷりハマりました。
英文が「意味のカタマリ」じゃなく、「構造物」として頭に入ってくるようになった。
もはや──

SVOCと修飾語(M)が人生を変えたと言っても過言ではありません(きっぱり)

英文をSVOC+Mに“素因数分解”して読めるようになった感覚。トビーはこれを勝手に、

「英文解釈の晴れ渡り」と呼んでいます(笑)

それまでモヤモヤしていた英文が、ロジックでバシッと解釈できるようになると…
読解の空が、雲ひとつない初夏の青空になるんです(謎)

20年の迷走? 精読? その答え? 気になるーって方はこちらへどうぞ。
20年迷ったトビーが気づいた、“精読”だけが持つ英語のブレイクスルー力

苦悩が“教材”になる日が来た

ここが意外と一番うれしいポイントかもしれません。

TOEIC900&英検1級までの道は、正直“自分との孤独な戦い”以外の何者でもありませんでした。
腰痛と闘いながらの長期戦。ついには机を電動昇降デスクに買い替える始末(涙)
(↑勉強の副産物が「椅子に座れない身体」ってどうなんだって話です笑)

でも、そんな日々の中でふと思ったんです。

この経験、誰かの役に立てたら、意味があるかも

利他的な目標って、モチベーションの“ガソリン”になりますよね。
だからこのブログも始めたし、最近では高校・大学受験を控えた我が子に英文法を教えてます。

「そうそう、ここはthat節がtoldの目的語になってね……」
長男、なぜ悲しげな顔をする?(笑)

「ここは簡単。前置詞+名詞が修飾語の役割になってて……」
おい長女よ、どうしてそこで魂が抜けてしまう!?

……うん、どうやらトビーの文系遺伝子は子どもたちには継承されなかったようです(涙)

でもまあいいんです。
過去の挫折や失敗、そして20年の迷走も、いまや“笑って話せる教材”になりました。

遠回りしたからこそ、誰かがショートカットできる。
それだけで、英語をやってきた意味があったと思えるようになりました。

英語の“卒業”じゃなく、“始まり”になった

英検1級を取る前は、こう思ってました。

さすがにもう、英語の勉強は卒業でしょ?

——甘かったです(笑)

合格後に調べて出てきたのは、まさかの事実:

英検1級=ネイティブ中学生レベル

まぢかい……。(涙)

TOEIC900点も英検1級も、結局のところ英語人生のスタートラインだったんですよね。

今も毎朝、BBCやCNNの記事を読み、通勤中は語源辞典を片手にニヤニヤ。
……電車の中では、完全にただの不審者です(職質ギリギリ)。

でも、それがなんか楽しいんです。

「これ、前に読んだ構文だ」
「この単語、あの語源から来てたのか!」

——そういう発見が、今でも毎日ある。

だから今なら胸を張って言えます。

英語は、試験じゃなくて、“一生モノの遊び場”だったんです

英語大切なのはわかったよ。でもしんどい。続けられない・・・。それって意志の力かも。
“will”を制する者が英語を制す|英検1級・TOEIC900突破に必要なたった一つの力

やってみて反省したこと|落とし穴はここだった

自分の実力を過信していた

英語、まあまあできる方じゃない?
……と、どの口が言ってたのか(笑)

今思えば、完全に“井の中のトビー”でした。

単語帳は回してるし、Part5は高正答率。でも、Part7で毎回時間切れ。
内容は頭に入らないし、設問に戻っても「どこ読めばいいかわからん」状態。

当時は、「いや、読むスピードが足りないんだ」と思ってましたが、違ったんです。

読解力がなかった。それだけ。

文構造を見抜く力——精読が抜けていた。

Part5の小手先テクでは、Part7の地力には太刀打ちできなかった。
これ、痛感しました。本当に。

TOEIC“すみれ塾”の中村澄子先生がこう言われています。

900点はまぐれで出るような点数じゃない。

いやこれ、本当に本当でした。

読むスピード足りなかったら、速読トレーニングでしょ。でもそれってホント?
その「速読法」…騙されてない?20年迷走した私が辿り着いた結論

身体と生活への負荷が大きかった

生活時間、削りに削って勉強に投資。
朝4時半起床、睡眠時間5〜6時間。通勤中も、昼休みも、帰宅後も英語。

若くないトビーの体にこのスケジュールは……無理がありました(涙)

最終的には、「筋トレか?」ってくらい身体ボロボロになりまして、
腰は痛むわ、目は乾くわ、健康診断でC判定連続のオンパレード

「時間をつくる」のも大事ですが、
やらないことを決める」勇気も、同じくらい大事だと学びました。

でも睡眠、大事です。ホントに。

家族に負担をかけた

とんでもない時間をかけて目標達成できたのも、ひとえに——

トビー奥さんのおかげです。(←フォント100で)

TOEICと英検に本気になりすぎて、
家事は後回し、休日は“家庭内別居”がデフォ状態(笑)

それでも文句を言わず、そっと見守ってくれた(黙殺だった?笑)家族の存在は、
ある意味、スコアよりも大きな“支え”でした。

特にグサッときたのが、娘の一言。

あ、お父さん、家にいたんだね

……心にクリーンヒット(苦笑)

それでも最後まで応援してくれた家族には、本当に感謝しかないです

「英語は孤独な戦い」とよく言われますが、

“家族の無言サポート付き耐久レース”でした
水なし・笑顔なし・でもなぜか完走できた不思議(笑)

ダブル取得を目指すあなたへ|背中を押したい3つのこと

英語力は、人生の“資産”になる

TOEIC900点、英検1級。
これらのスコアって、たしかに「履歴書の見栄え」は良くなります。
でも、それだけじゃないんです。

一番の“収穫”は、「自分でもできた」という感覚。

たとえ誰も褒めてくれなくても、社会が評価しなくても、
「これは自分でつかみ取った」と言える経験が、じわじわと自信になります。

自信って、人生の“無形資産”なんですよね。

つらい経験は、きっと誰かの力になる

勉強中、何度も思いました。

「なにゆえこんなに修行僧…」って(笑)

でも、そうやって悩んだり、折れかけたり、挫折した経験って、
実はあとになって「いちばん語れる武器」になります。

自分のつらさを誰かに渡せたとき、その経験は“意味”に変わります。

自分が悩んだぶんだけ、誰かが近道できます。
それがこのブログを立ち上げたトビーのモチベーションでもあるんですけどね。

修行僧でもゴールは必要。でないと即身成仏に(笑)TOEIC900&英検1級にかかる時間、ぜひ参考にしてください。
TOEIC900・英検1級に必要な時間は?20年迷った私の“最速ルート”公開!

あなたの挑戦、無駄にはならない

——事象の水平線が拡がる

世界では、日々さまざまな出来事が起きています。
でも、私たちは“理解できる言語”でしか、その出来事を認識できません。

つまり、日本語しか使えない人は、日本語で記述された世界しか見ることができない。
トビーはこの“見える範囲”を、ちょっと勝手に——

「事象の水平線」って呼んでいます。

外国語を学ぶことは、この水平線の向こう側を“自力で”見に行くための装備を得ること。
つまり、自分の理解できる世界を、ひとつひとつ広げていくということなんです。

これって、ものすごくワクワクしませんか?

たしかに、今は機械翻訳も進化しています。
BBCもCNNも、ボタン一つで日本語に訳してくれる。しかも、その精度もかなり高い。

でも——

翻訳された情報には、必ず“誰かのフィルター”がかかる。

だからこそ、自分の目で読んで、自分の脳で理解することに意味があるんです。

TOEIC900点や英検1級を目指しているあなたは、
もう“精読の壁”を越えて、その領域に片足を踏み入れているはず。

英語で書かれた世界の出来事を、誰のフィルターも通さずに理解できる自分。
そのとき、あなたの「事象の水平線」は、確実に拡がっています。

このワクワクする感覚を、ひとりでも多くの人に体験してもらいたい。

それが、トビーがTOEIC900&英検1級を目指す人をサポートしたいと願う、
最大のモチベーションです。

ダブルで欲しい! でもいっぺんには取れない。そんな素朴な疑問にお答えします。
TOEICと英検、取るならどっちがお得?|TOEIC915・英検1級ホルダーが語る真実

まとめ|トビーの一言メッセージ

草原で夕日を見ながら風船を掲げる後ろ姿の女性(希望・旅立ちのイメージ)

「取って終わり」じゃなく、「ここからがスタート」
TOEIC900点・英検1級を取った今、心からそう思います。

英語の勉強って、ゴールじゃなくて、
“世界の見え方”を変える旅のはじまりだったんですよね。

そしてその旅は、「始めよう」と思ったその瞬間から、もう始まっています。

迷ってるなら、大丈夫。

トビーも、文法爆死・精読ゼロ・Part7壊滅のところから始めました(笑)

大事なのは、派手な目標より、最初の1ミリの前進。

「やってみようかな」と思えた今こそ、あなたの最強のスタートラインです。

さあ、一緒にいきましょう。


このブログを書いた人:トビー
  20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)

トビー

・TOEIC900・英検1級のトリリンガル(日・英・中)。
・英語学習20年の迷走を経て、「精読の壁」を突破しました。
・今は、英語に悩む方へ、自分の経験から気づきを届けています。

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