CNN。好きすぎて、最近誤字まで指摘できるようになりました(笑)
CNN愛が止まりません。
職場が変わって、通勤時間は毎日1.5時間(往復3時間)。
通勤電車の中でも、
乗り換えの時でも、
駅から職場までの歩きでも、
お目目はずっとスマホ(CNN)に釘付け(笑)
あれだけ「CNNは読みづらい」とか言っていた
トビーに、一体何が起きたのか?
答えはAI(Claude)です。
シゴデキ君を目指して、最近ChatGPTからClaudeに乗り換えたトビー。
こいつがやばい。
英語の勉強が、根本から変わってしまいました。
(……ん? 仕事は??)
思わず、内緒にしていたAnthropic様への献金(=課金)も、奥さんにバラしてしまいたくなるほど、AI×精読が楽しくなってきた今日この頃。
で、
全国1億人を精読オタにすべく、ネタにしてしまいました。
「AIでCNNを精読する方法|TOEIC915点・英検1級ホルダーが教えるClaude活用プロンプト公開」
このタイトルで決まりです。
今日も元気に謎テンションで行ってみましょう!
CNNはなぜ精読教材として優秀なのか
まずはCNNについてサラッと振り返り。
CNN(Cable News Network)は、アメリカ発の24時間ニュース専門チャンネル。速報性・情報密度の高さが特徴です。
そしてこのCNN、実は精読教材として優秀なんです。理由はこちら。
| 特徴 | 内容 |
| 情報密度が高い | 1文に背景説明・補足・引用が詰め込まれる |
| 修飾語が多い | who節・which節・分詞構文が当たり前に共存 |
| 前提知識が必要 | 時事背景をある程度知っている前提で進む |
普通に読もうとすると厄介。でも、この複雑さを正確に分解できれば、読解力は一気に跳ね上がります。
BBCとの違いも整理しておくと——
| BBC | CNN | |
| 文体 | 論理的・端正 | 情報密度が高く荒削り |
| 向いている人 | 構文に慣れ始めた人 | 精読力を本気で鍛えたい人 |
トビー「CNN=読みにくい」じゃない。「自分が読めていなかっただけ」でした(笑)
BBCとCNNの違いはこちらでも詳しく書いています。
▶︎BBCとCNN、どっちが読みやすい?|読者目線で分かった”英文ニュース”の選び方
AIを”自分専用の精読講師”に育てる発想
CNNを精読教材として使うと決めたら、次にやることはひとつ。
AIを、自分専用の精読講師に育てること。
ポイントは「指示書(プロンプト)」です。
ただ「CNNの記事を解説して」と投げるだけでは、AIは毎回違うテンションで答えてきます。これだと講師として安定しません。
そこで必要なのが、「どんな先生になってほしいか」を最初に決めておくこと。
| 問い | 内容 |
| ① 何を優先する? | 構文読解優先か、語彙中心か |
| ② 解説の粒度は? | 構文を抜き出して説明してほしいか |
| ③ トーンは? | 厳しめか、優しめか |
| ④ 出力形式は? | 箇条書きか、文章解説か |
これを毎回考えるのは面倒ですよね。
でも安心してください。
指示書自体も、AIに作らせればいい。
「こういう先生になってほしい」と伝えるだけで、AIが指示書のたたき台を作ってくれます。自分で一から書く必要はありません。
トビーが実際に使っていた指示書の冒頭はこんな感じです。
あなたはCNNの英文記事を専門に扱う精読講師です。
読者はTOEIC900〜英検1級レベル。
まずSVOC+修飾語の構造を示し、
そのあとで語彙の解説を簡潔に加えてください。
これだけでも、AIの答え方がガラッと変わります。
トビーが今使っている指示書は、このあと全文まるっと公開しますよ。
指示書は一度作って終わりじゃありません。使いながら「ここ違うな」と思ったら、AIに直接伝えて育てていくものです。
AIツール選びに迷ったら、こちらの比較レビューも参考にしてください。
▶︎AI翻訳ツール、どれが最強?|英検1級ホルダーが仕事で使い倒した5本を本音レビュー
実際にプロジェクトを立ち上げてみる
え?ChatGPTやClaudeを使っているのに、プロジェクトを使ったことがない?
それって、もしかして勿体無いかもしれません。
同じ作業をこなすのなら、プロジェクトを立ち上げた方が、ずっと楽なんです。
でも大丈夫、ここでは、トビーが実際にClaudeでプロジェクトを立ち上げてみます。
では、ステップごとにやってゆきましょう。
① プロジェクト作成
まずはここから。左のメニュー画面に「プロジェクト」って見えてますよね。
ここをクリック。


で、「新規プロジェクト」のボタンを押しましょう。


で、こんな画面が立ち上がります。
「何に取り組んでますか?」の欄には、
「CNNの記事を精読したい」と入れておきます。


「何を達成しようとしていますか」の欄は、
まずは空欄でOKです。
で、「プロジェクトを作成」をクリック。


はい。活きのいいプロジェクトが立ち上がりました(笑)
②AIに指示書を作ってもらう
ここがポイントで、自分で指示書を作る必要ありません。
これもAI任せ。ホントに便利な時代になりました。
プロンプトにこんな感じで入れておきます。
CNNの記事を精読したいです。そのための指示書を作って欲しい。
指示書はTXT形式でダウンロードできるように。
やりかた:
・CNNの記事のスクショをここに貼り付け。
・Claudeがそれを一文づつ解説
知りたいこと:
・和文翻訳
・SVOCMの解説
・難しい語句の解説
すると、どうでしょう。
AIがカタカタ動いて、ものの1分で指示書をつくってくれちゃいました。
(人、入ってるとしか思えん説 笑)


Claudeだと、Word形式でも綺麗に作ってくれます。
でもTXT(テキスト)形式だと容量を食わないので、トビー的にはこちらがおすすめ。
では、「ダウンロード」をクリックしてファイルを保存しましょう。
③指示書を投入する
次に、ダウンロードした指示書をプロジェクトの「ファイル」に追加しておきます。
さきほど作成したプロジェクトの下の方。
「ファイル」と言う場所があるので、そこに入れます。
これで、毎回Claudeに同じ指示を出さなくても、決まった動作をしてくれるんです。


④試しに回してみる
では、効果のほどはどうか?
実際の記事を解説してもらいましょう。
今日のCNN記事はこれ!
‘If it doesn’t work out, I’m blaming JD’: Vance’s risky gambit on Iran peace efforts
リンク先:https://edition.cnn.com/2026/06/19/politics/vance-iran-peace-agreement
イランとの交渉がうまくいかないと、責任を負わされてしまう米国ヴァンス副大統領。
その運命はいかに——?


こんな感じで、スクショした文章をチャットボックスに貼り付け。
ひとこと、「指示書通りに解説よろしく」とClaudeさんにお願いします。


するとはい、こんな感じで解説が。
ゴリゴリの解説。精読マニアにはたまりません。
でもちょっと、トビー的にはわかりにくい感じ。
そこで、修正の依頼をかけてゆきましょう。
⑤フィードバックをかけてゆく
ここからは、実際に自分でやってみて、満足の回答が得られるようにします。
何度かClaudeのやり取りが必要。
自分の先生になってもらうため、フィードバックをかけてゆきましょう。
もうちょっとみやすく、わかりやすく解説して。
1文が長い時は、途中で区切ってください。


すると…
おー、こっちの方が断然みやすい。
こんな抽象的なお願いでも、きちっとやってくれます。
シゴデキさんのClaude(笑)
⑥完成
では、最後に、先ほどの仕様書に変更をかけてゆきますよ。
もちろん、AIにお願いしちゃいます。


はい、こんな感じでクロちゃんに依頼。
すると、さきほどと同じ形式で、指示書がダウンロードできるようになります。
ダウンロードしたら、忘れずにさきほどのプロジェクトファイルと差し替えしておきましょう。
コレで、完成です!
自分好みの回答をさせるのには、実際には何度もフィードバックをかけてゆく必要があります。自分に合わせて成長させたAIは、可愛いものですよ(笑)
AIをここまで使い込むと、「もう英語の勉強って必要?」と思う人もいるかもしれません。その疑問にはこちらで答えています。
▶︎AI翻訳があれば英語はいらない?|TOEIC915・英検1級ホルダーが出した”2026年の答え”
CNN×AI:トビーの実践(指示書全文公開)
はい。どうでしたでしょうか?
ちょっと前のAIは、プロンプトできっちり具体的に指示しないと、思うように動いてくれませんでした。
今は全く違って、かなり曖昧な指示でもしっかりAIが文脈を読み取って最適なやり方を見つけてくれます。
では、トビーはどんな指示書を使っているのか?
ここで全面公開したいと思います。
トビーの指示書のポイントはここ👇
表面的な語義にとどまらず、以下を多層的に解説する:
・語彙(語源・ニュアンス・類義語との差)
・文法・構文(なぜこの形が使われているか)
・修辞(レトリックの技法名と効果)
・ジャーナリズム(記者の意図・視点・距離感)
・文化・政治背景(読者が文脈を理解するために必要な知識)
SVOCMなどの文法的な解説よりも、記事の文脈、背景の解説に重きをおいた解説をしてくれます。
これによって、知的好奇心MAXで記事を深読みできるようになります。
参考までに、どんな解説がでるのか。
さきほどと同じ記事で試してみましょう。


まずは分割と和訳(実際は下に表示されています)


次に語彙テーブル。重要です。


深掘りキタ!クロちゃんのうんちくに毎回うっとりです。


最後の理論構造のまとめで昇天(謎)
この解説を好きと言うかは好みが別れるところ。
でも、背景がわかった上で英文を読むと、本当に英文の理解力向上します。
これは、この1ヶ月やってみての正直な感想です。
この「文脈・背景まで解説させる」アプローチがなぜ効くのか、精読の本質についてはこちらでも詳しく書いています。
▶︎精読が大切な5つの理由|どれだけ英語を読んでも伸びない人へ
精読1.0と精読2.0
前半で紹介したのは、いわば精読1.0です。
AIに構文を教えてもらいながら読む。正確さを鍛える、いわば「練習」のフェーズ。
でも、指示書に慣れてくると、もう一段階先の読み方ができるようになります。
それが——精読2.0。
| 項目 | 精読1.0 | 精読2.0 |
| 目的 | 構文の正確な理解 | 文脈・背景の理解 |
| AIへの質問 | 「このSVOCを教えて」 | 「この記事の裏側、何が起きてるの?」 |
| 感覚 | 練習・お勉強 | 楽しむ・知る |
| 段階 | 土台づくり | 応用・継続のフェーズ |
精読1.0は、いわば構文という骨格を作る作業。
精読2.0は、その骨格に世界の文脈という肉をつけていく作業です。
CNNの記事を読みながら「この国はなぜ今こんな状況なの?」「この発言の背景には何があるの?」とAIに聞いていく。
そうすると、英語の勉強をしている感覚がどんどん薄れていきます。
精読が、ただの「お勉強」から「知的探求」に変わる瞬間です。



精読2.0に入ってから、CNNを読むのが完全に趣味になりました。英語の勉強してる感覚、正直もうゼロです(笑)
では最後に、図解でまとめておきましょう。


精読の土台づくりについては、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎精読の壁って何?|英語力が頭打ちになる理由と突破法
まとめ


ここまで、CNN×Claudeでの精読術を紹介してきました。最後に振り返っておきます。
| ポイント | 内容 |
| CNNの強み | 情報密度が高く、精読教材として最強 |
| AI講師化 | 指示書次第で、AIは自分専用の精読講師になる |
| 実践 | プロジェクトを作り、回し、育てていく |
| 精読1.0 | 構文の正確さを鍛える練習フェーズ |
| 精読2.0 | 文脈を楽しむ、お勉強感ゼロのフェーズ |
CNNは、最初はとっつきにくい教材です。
でも、Claudeという相棒がいれば、その壁はあっという間に低くなります。
指示書を一つ作るだけで、世界が変わる。
そんな体験を、ぜひあなたにも味わってほしいです。
今日も元気にCNN、精読していきましょう(笑)
独学×AIで結果を出す戦略については、英検1級突破の記録でも詳しく語っています。
▶︎英検1級はどう超えた?|迷走20年のトビーが”独学×AI”で突破した戦略
Tobey English!




