Part5を極めようとしたら、英語力が伸びなかった件。
みんな大嫌い、Part5。
トビーも同じ。なぜなら、「早く解け」圧がすごいから(笑)
ちまたでは「1問20秒で終わりにせにゃあかんよー」て言われてる。
でも、今日も正解が①にも③にも思える。
「どっちなのー」って迷っている間に、時間的にアウト。
で、Part5で引きずった結果、Part6、Part7に十分な時間が残せない。
だいたいみなさんこんな感じなはず。
ん? そもそもこの一般論、矛盾を孕んでるじゃないか問題に気がついてしまったトビー。
だって、早く読んだら問題解けないし、
じっくり読んだら時間が足りないし。
——ってことで。
TOEIC沼んちゅ代表のトビーが、今回この永遠のテーマに独断と偏見で切り込んでゆきたいと思います。
Part5に攻略法はあるか?
みなさんが1日でも早くPart5沼から脱出できることを祈りつつ、さっそく行ってみましょう!
・Part5が「矛盾だらけのパート」と言われる本当の理由
・なぜTOEICの勉強時間がPart5と単語に吸い取られてしまうのか
・「攻略本を繰り返せば伸びる」論の、誰も言わない盲点
・中村澄子先生も警告する、Part5の出題変化と純粋な英語力の要求
・トビーが行き着いた「読む力が先」という攻略の順番
・使った教材は公式問題集+千本ノックだけ。それで十分な理由
Part5は「矛盾だらけのパート」だと気づいた
まずこれ、最初に言わせてください。
Part5って、そもそも矛盾してない?
「早く解け」と「ちゃんと読め」は両立するのか
巷では「Part5は1問20秒で終わらせろ」って言われてますよね。
トビーも最初は、そのつもりでやってました。
でも、いざ解いてみると——
選択肢を見ても、どれもそれっぽい。
「①も③も、どっちも正解な気がする……」
文全体をちゃんと読まないと、判断できない問題が普通に出てくる。
あれ?
「1問20秒で終わらせろ」って言われてるのに、
「ちゃんと全文読まないと解けない問題」が出てくる。
これ、根本的に矛盾してない?
……トビー、気がついてしまいました(笑)
「全部読んだら時間が足りない」という焦りの正体
焦る理由は、わかってます。
Part5に時間を使いすぎると、Part6・Part7がパンクする。
だから「早く解け」って話になる。
でもですね。
焦って読み飛ばしたら——
・語彙問題は文脈で意味が変わるから、間違える。
・文法問題は前後の構造を見ないと、ひっかかる。
で、結局どうなるか。
焦って間違えて、解き直しでさらに時間をロスするという地獄が完成します(涙)
「早く読む」か「ちゃんと読む」か。
どちらかを選べという発想が、そもそも間違ってたのかもしれない——
これ、トビーがすんごい時間消費してたどり着いた反省です(笑)
矛盾を解くカギは「読む力そのもの」にある
じゃあどうすればいいか。
答えは、シンプルです。
「ちゃんと読んでも速い」という状態を作ること。
読み飛ばしでスピードを稼ぐんじゃなくて、
正確に読む処理速度そのものを上げる。
これが、Part5という矛盾だらけのパートの、本質だとトビーは思っています。
「読む力がついていれば、20秒でいける」——
この結論に行き着くまでに、1.5年くらいかかりました(笑)
詳しくは次の章からお話しします!

Part5が苦手で、焦るたびに「なんで間違えるんだ!」と自分にキレてました(笑)でも焦りの原因は解き方じゃなくて、読む力が追いついていなかっただけだったんですよね。気づくのが遅すぎた(涙)
「読む力がリスニングにも効く」って話、実はこちらの記事でも書いてます。
▶︎TOEIC Part5は”千本ノック”で爆伸びする!|10分攻略&文法力を最速で鍛える最強教材とは?
なぜPart5に沼る人が多いのか
さきほど「Part5は矛盾だらけ」という話をしました。
では、なぜこんなにも多くの人がPart5に沼ってしまうのか。
ちょっと整理してみますね。
攻略本が多すぎて、迷子になる
Part5、30問しかないのに、攻略本の数がえげつない(笑)
書店の英語コーナーに行くと、
「Part5完全攻略」
「文法問題1000本ノック」
「品詞問題を制する者がTOEICを制す」……
もう、どれを選べばいいのか全然わからない(涙)
しかも、TOEICの試験会場に行くと——
休憩時間にみんなが開いているのは、だいたい『でる1000』(笑)
あの光景、あるあるすぎて毎回ちょっと笑ってしまいます。
みんな同じ本を持って、同じパートを必死にやっている。
それだけPart5が「対策しやすそう」に見えて、みんなが飛びつくパートってことなんですよね。
TOEIC勉強時間の大半が、単語とPart5に吸われていく
これ、トビー自身も完全にハマっていた落とし穴なんですが。
TOEIC学習者の勉強時間って、気づいたら単語とPart5に集中しがち(笑)
理由はわかります。
・単語帳は「覚えた・覚えてない」がはっきりしていて、達成感がある。
・Part5も「正解・不正解」がすぐわかるから、やった感が出やすい。
でも、Part7の長文読解はそうはいかない。
時間もかかるし、なんとなく読んで「まあ合ってるかな」で終わりがちで、手応えが見えにくい。
だから自然と、単語とPart5ばかりやってしまう。
……トビーも、まさにこれでした(笑)
でも、Part5を全問正解してもリーディングの3割しかない
ここで、ちょっと冷静になってほしいんです。
一度、数字で考えてみましょう。
TOEICリーディングは100問。
そのうちPart5は30問。
つまり、Part5を全問正解しても、リーディング全体の3割にしかなりません。
残りの7割はPart6とPart7が占めている。
Part7だけで54問ある。
ここが崩れたら、Part5でどれだけ頑張っても、焼け石に水なんです(涙)
「Part5ばっかりやってた……」って気づいた瞬間のトビーの顔、見せてあげたかった(笑)
攻略本を積み上げて、でる1000を何周もして、
それでもスコアが伸びなかった理由がここにありました。
Part5への過剰投資——これが、沼る人の共通パターンです。

Part5の対策は必要です。でも「Part5さえ完璧なら大丈夫」という発想は危険。リーディングスコアはPart7で決まると言っても過言ではありません。Part5は「素早く処理してPart7に時間を渡す」ためのパートと考えてみてください。
「Part5ばかりでスコアが伸びない……」そのリアルな体験、こちらで詳しく書いています。
▶︎TOEIC900点超えにコツはあるのか?|社会人が突破するために知っておくべき本当のボトルネック
「攻略本をこなせばOK」という罠
さきほど、「Part5に時間をかけすぎている」という話をしました。
じゃあ、攻略本をしっかりこなせば解決するのか?
……残念ながら、そう簡単な話でもないんですよね(笑)
Part5は「暗記ゲーム」じゃなくなってきている
少し前のPart5は、正直ある程度パターン暗記で戦えた(らしいです)。
品詞問題は選択肢を見れば一瞬で判断できたし、文法問題も「この形が来たらこれ」という型がはまりやすかった。
でも、最近のPart5はちょっと違う。
語彙問題の質が変わってきているんです。
たとえばこんな感じの選択肢、見たことありませんか?
(A) commitment (B) engagement (C) dedication (D) obligation
全部「責任・関与・義務」系の単語。
意味を知っているだけじゃ選べない。
文の流れ、文脈、ニュアンスの違い——
これを瞬時に判断できる力が必要になってきています。
つまり、単語帳を何周しても「見たことある」止まりでは、正解にたどり着けない問題が増えているということです。
中村澄子先生も指摘している、Part5の変化
これ、トビーの個人的な感想だけじゃないんです。
TOEIC界のレジェンド、中村澄子先生も、
「最近のPart5は純粋な英語力がないと点が取れなくなってきた」
という趣旨のことを、繰り返しおっしゃっています。
毎回TOEICを受験し続けている先生が言うんだから、これはかなりリアルな肌感覚だと思います。
「パターンさえ覚えれば大丈夫」という時代は、じわじわと終わりに近づいているのかもしれません。
「繰り返せば伸びる」論の、誰も言わない盲点
ネット上でよく見るPart5攻略法、こんな感じじゃないですか?
「とにかく問題を繰り返せ。量をこなせば自然と身につく」
これ、間違ってはいないんです。
でも——大事な前提が抜けています。
読む力がない状態で繰り返しても、空回りします。
どういうことか。
問題を解く → 正解を確認する → 「なるほど」と思う → また解く
このループを回していても、
「なぜその選択肢なのか」を英文の構造から理解できていなければ、
同じパターンが形を変えて出た瞬間に、また間違える。
これ、トビーが何度も経験した負のループです(涙)
繰り返すことに意味がないわけじゃない。
でも、読む力という土台がないまま反復しても、「解いた」という作業をこなしているだけで、実力にはつながりにくい。
これが、「繰り返せば伸びる」論の盲点だとトビーは思っています。
「読む力」なしでPart5を攻略しようとすることの限界
結局のところ、Part5で本当に安定して点が取れる人って、
「Part5の対策をしっかりやった人」じゃなくて、
「英語をちゃんと読める人」なんですよね。
・英文の構造が見える。
・語彙を文脈で判断できる。
・1文をすっと理解できる。
この力があれば、Part5の問題は「難しい」というより「作業」に近い感覚になってくる。
逆に言うと、読む力がないまま攻略本だけ積み上げても、どこかで必ず頭打ちになります。
トビーがまさにそうでした(笑)

でる1000、トビーも何周もやりました。でも「解き方を覚えた」だけで、英語を読む力はそんなに変わってなかった気がします。攻略本はあくまで仕上げのツール。土台なしに積み上げようとしたのが、TOEIC沼んちゅになった本質だったかもしれません(涙)
「読めないのに解こうとしていた」そのメカニズム、こちらで詳しく書いています。
▶︎その英文、ほんとに読めてる?|TOEIC Part7で”目が滑る”人が知らない読解の真実
トビーの結論:攻略の順番が大事
さて、ここまで「矛盾」「沼」「罠」と、わりと暗い話が続きました(笑)
ここからが本題です。
じゃあ、Part5はどうやって攻略するのか。トビーなりの結論を、正直にお話しします。
まず「読める力」をつけること——これが全ての土台
Part5攻略の順番、トビーはこう考えています。
①読める力 → ②Part5文法力 → ③反射神経
この順番が、全てかなと思っています。
まず①の「読める力」。
これは精読力のことです。
英文のSVOC+修飾語(M)を見抜いて、構造から意味を取れる力。
「なんとなく読めた気がする」じゃなくて、「この文の主語はここで、動詞はここで、この修飾語はあそこにかかっている」
——これが瞬時にわかる状態のことです。
この土台がないまま次に進んでも、ふわふわしたまま終わります。
逆に、ここがしっかりしていると、Part5だけじゃなくPart6もPart7も、全部が変わってきます。
その上に「Part5文法力」を乗せる
読める力がついてきたら、次に②のPart5文法力です。
ここで言うPart5文法力は、分厚い文法書を全部マスターするとかじゃないです(笑)
TOEICのPart5で頻出する文法パターン——
品詞の見分け方、前置詞の使い分け、接続詞の役割——
こういったPart5特有の知識を、頭に入れておくこと。
ポイントは、ある程度①の読める力があった上でPart5力をつけるということ。
構造が見えている状態で文法を学ぶと、
「なぜこの答えになるのか」が、腹の底からわかるようになります。
逆の順番でやると、わかったつもりになっても、初見の問題だとまた解けない…ということになりがちです。
トビーも最初は逆の順番でやって、見事に沼りました(笑)
最後に「反射神経」をつける——練習問題の大量消化
①と②がある程度できてきたら、ようやく③の反射神経です。
ここで初めて、問題を大量に解く意味が出てきます。
読める力と文法力がある状態で問題を繰り返すと、
「あ、この形が来たらこれ」
という判断が、だんだん瞬時にできるようになってくる。
これが反射神経です。
この段階になってようやく、「攻略本を繰り返す」が効いてくるんです。
土台なしで繰り返してもダメで、
土台ができてから繰り返すと、一気に加速する——
これがトビーの実感です。
「読み飛ばして20秒」じゃなく「ちゃんと読んで20秒」を目指す
ここで一つ、トビーの正直な話をさせてください。
ちまたの「Part5は1問20秒で終わらせろ」説。
実は、その「20秒」の中身が問題なんです。
読み飛ばして20秒と、ちゃんと読んで20秒は、全然違います。
読み飛ばしてスピードを稼ぐ。トビーもやってました。
読む力がないから、全部読んでいる時間がない。
だから飛ばす。
でも、読む力がついてくると——
全文をちゃんと読んでも、20秒以内に処理できるようになってきます。
これがトビーの目指した「20秒」の正体です。
「読み飛ばして速い」じゃなくて、「読んでも速い」。
この差が、スコアの安定感にそのまま出てくると思っています。
使った教材は公式問題集+千本ノックで十分
「じゃあ具体的に何をやればいいの?」という話ですね。
トビーが実際に使っておすすめするのは、この2つです。
公式問題集と『炎の千本ノック』シリーズ。
・公式問題集は、本番に最も近い形式で読む力と反射神経を同時に鍛えられる。
・千本ノックは、Part5に特化した実戦問題が大量に入っていて、反射神経の仕上げに最適。
この2つを、①②の土台ができた状態でしっかり回せば——
Part5は「苦手ゾーン」から確実に「安定して取れるパート」に変わります。
教材はこれで十分です。
これ以上増やすと、また沼ります(笑)

順番が大事、というのは英語学習全体に言えることです。基礎なき応用はありません。「読める力が先」——これを守るだけで、多くの遠回りを防げます。トビーが20年かけて証明してくれましたね(笑)
千本ノックの詳しい使い方、こちらの記事で徹底解説しています。
▶︎TOEIC Part5は”千本ノック”で爆伸びする!|10分攻略&文法力を最速で鍛える最強教材とは?
まとめ|Part5は”順番を守れば”攻略できる

さあ、今回の記事:
「TOEIC Part5に攻略法はあるか?|20年迷走トビーが出した「読む力が先」という結論」
いかがでしたでしょうか?
改めて、トビーの結論をひとことで言うとこれです。
読む力 → Part5文法力 → 反射神経。この順番を守れば、Part5は攻略できる。
攻略本は「仕上げのツール」。
これだけ頼ってもだめなんです。
でないと——トビーのようにTOEIC沼んちゅになります(笑)
「ちゃんと読んで20秒」を目指してください。
読む力がついてくると、全文を読んでも20秒は十分すぎる時間になってきます。
遠回りに見えて、これが一番の近道です。
みなさんが1日でも早くPart5沼から脱出できることを願いつつ……
Tobey English!でした。
精読の土台を作るところから始めたい方は、こちらをどうぞ。
▶︎精読が大切な5つの理由|どれだけ英語を読んでも伸びない人へ
このブログを書いた人:トビー
20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)
トビーって何者?って思った方は、こちらをどうぞ(笑)
→このブログについて|20年迷走して気づいた“精読”の力とTOEIC900の壁
こちらでも怪しくつぶやいてます:
トビーイングリッシュ!オフィシャルXアカウント
https://x.com/tobey_english



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