英検1級・TOEIC900の“その後”何をしている?|トビーの英語学習ルーティーン公開

英検1級・TOEIC900取得後の英語学習ルーティーン|ノートとコーヒーで勉強する様子

「いくつもり」は、さっきまで “be going to go to” だと思ってました。
(いちおう、英検1級ホルダーです 笑)


英検1級取れてドヤ顔してたら、チャッピーで調べた息子が放ったひとこと。

「英検1級って、ネイティブの中学生くらいだって」

……うん、ぐうの音も出ません。

英語試験の最高位だって、所詮はノンネイティブが受験する試験。
そりゃ、ネイティブ様には勝てませんて。

でもたしかに、そんなものかもしれない。

実際、TOEIC900、英検1級という2つの目標を達成した日に、自分が日記に書いた一文があります。

「ここが、スタート地点なのかもしれない。」

うん。あの時の自分、ちょっといいこと言ってます。

少し試験の点数が良かったからって、ここに留まっていてはいけない。
むしろ、ここからが本番。さらに高みを目指さないといけない。

そして気づいたんです。
「目標達成=ゴール」じゃなくて、「目標達成=スタート」だったんだな、と。

そんなわけで今回は、
英検1級&TOEIC900点取得後のトビーが、いま現在進行形で続けている英語学習ルーティーンをまとめてみました。

・これから高い目標を目指す人
・いままさに、英語学習を頑張っている人
・そして「その先って、何やればいいの?」と少しでも思ったことがある人

そんな方たちが、さらに一歩先に進むためのヒントになればうれしいです。

英検1級・TOEIC900は“スタート地点”だった

・目標達成がスタート地点だった
・英検1級&TOEIC900点だってネイティブからみたら初心者
・ここからが始まり

ここ、ちょっと冷静に見てみます。

英検1級、TOEIC900点。
たしかに、世間的には「すごい」と言われるラインです。

でも、いざそのレベルに立ってみると——
正直な感想はこうでした。

👉「あれ、まだ全然“自由に使える英語”じゃないな?」

ニュースはそこそこ読める。
リスニングもある程度はついていける。
でも、

・言いたいことを一瞬で英語にできない
・専門的な話になると一気に詰まる
・ネイティブ同士の会話は普通に置いていかれる

……これが現実でした。

英検1級=ゴールではない理由

英検1級もTOEIC900も、確かに“高い壁”です。
でもそれは、「英語ができる人の入口に立つための壁」だったんですよね。
言い換えると、

👉 英語を“勉強するフェーズ”は終わったけど、英語を“使いこなすフェーズ”はここから始まる。

この感覚は、実際に到達してみないと分かりませんでした。

CEFRで見ると「C1=上級の入口」

英検1級やTOEIC900は、CEFRでいうとC1レベルです。
これは一般的に「上級」と言われる帯ですが、
実際の定義はこうです。

・複雑な文章を理解できる
・抽象的な議論についていける
・ある程度流暢にやり取りできる

——つまり、

👉「不自由なく扱える」ではなく、
👉「対応はできる」というレベル。

トビーの実感としても、これはかなり正確でした。

だからこそ「ここから何をやるか」がすべて

ここで止まるとどうなるか。

・TOEICのスコアは維持される
・英検1級という肩書きも残る

でも、英語力そのものは、ほとんど伸びません。
逆にここから、

・実際の英語に触れる
・使う場面を増やす
・弱点を潰していく

これをやると、英語は一気に“実用の言語”に変わっていきます。


ホントこれ、実感から言いますが、英検1級・TOEIC900はゴールではありません。いわば、

「英語で戦う準備が整った地点」

ここから先は、試験ではなく、実戦。
だからこそ——
まずは自分の現在地を正しく把握することから始めました。

あわせて読みたい関連記事:
TOEIC900点・英検1級、取ってよかった?|達成後に気づいた「本当の価値」と反省点

トビーの現在地を“数値で分解”してみる

まずは現状の分析をしてみる
トビーの当時の現状

ここからは一度、感覚ではなく数字ベースで自分の英語力を見てみます。
なんとなく「できる気がする」状態が、一番危ないので(笑)

TOEIC915点の内訳から見えた課題|リスニング満点でも安心できない理由

初回受験でトータル915点取得。内訳はこんな感じです。

トータル:915
・リスニング:495
・リーディング:420

👉 リスニングは満点近く取れている。
👉 でも、リーディングがまだまだ弱い。

特に感じていたのは、

・長文での処理スピード不足
・精読すれば読めるけど、試験では時間がギリギリ

つまり、“読めない”のではなく、“速く正確に処理できない”状態。
ここは明確な課題でした。

英検1級のCSEスコア分析|C1レベルでも“ギリギリ”だった現実

・英検:1級(CSEスコア/CEFR C1)

リーディング:695 / 850(C1)
リスニング:685 / 850(C1)
ライティング:676 / 850(C1)
スピーキング:606 / 850(B2)


総合得点:2662 / 3400(C1)
英検バンド:一次 G1+2、二次 G1+1

👉 全体としてはC1レベル。
👉 ただし、どの技能も「ギリギリで通過した」感覚。

特にスピーキングはB2で、“上級の入口には立ったけど、まだ戦えない”状態。
これ、かなりリアルな実力でした。

数字で見えた弱点|「全体的にできる」は幻想だった

こうして数字で分解してみると、はっきり見えてきます。

・リーディング → 量とスピードが不足
・スピーキング → 明確な弱点
・リスニング → まだ伸びしろあり
・ライティング → 正直かなり感覚頼り(笑)

つまり、 「全体的にできている」ではなく、「全体的にギリギリ」だった。

ここからの学習戦略|優先順位を決めた瞬間、迷いが消えた

この状態を踏まえて、トビーが出した結論はシンプルです。

・リーディングはもっとやる必要あり
・スピーキングの弱点を補う必要あり
・リスニングもまだまだ伸ばす
・ライティングは“なんとなく”から脱却する

全部やる。でも、優先順位をつける。
ここでようやく、「なんとなく勉強する状態」から抜け出せました。

あわせて読みたい関連記事:
英語レベル、今どこ?|TOEIC・英検・CEFRで見る「準上級者」の超コスパ領域とは

トビーの英語学習ルーティーン【全体像】

ここまでで、現在地と課題は整理できました。

じゃあ実際に、何をどうやってるのか?
ここが一番気になりますよね。

というわけで、英検1級&TOEIC900点取得後のトビーが、現在進行形で続けている英語学習ルーティーンをまとめます。
結論から言うと、めちゃくちゃシンプルです。

👉 「読む・聞く・使う」を毎日回すだけ。

ただし、“なんとなく”ではなく、目的と役割を分けて回すのがポイントです。

平日ルーティーン|インプット中心で“土台を維持・強化”

トビーの電車通勤時間は片道1時間20分とちょっと長いので、平日は往復約2時間40分を最大活用しています。

・電車通勤時間:CNN10&TED-Edのスクリプトを精読
・乗り換え&徒歩時間:上記の音声のみをリスニング
・オフィスで:CNN、BBC、アルジャジーラのヘッドラインをチェック

ポイントは、好きなことに“毎日触れる”こと。
楽しんでやってますので、お勉強感はゼロです(笑)

週末ルーティーン|精読+復習で“理解を深める”

週末は少し時間が取れるので、質を上げる日にしています。

・平日に読んだ記事の復習
・気になった表現の整理(デジタルノート)
・ChatGPTで構文をとりながら、しっかり精読

平日は“流す”、週末は“止まって考える”。
このバランスがかなり効いています。

トビーのルーティーン設計の考え方

このルーティーン、特別なことは何もやっていません。
でも意識しているのはこの3つです👇

・続くこと(最優先)
・偏らないこと(バランス)
・目的を持つこと(なんとなくやらない)

「シンプルだけど、ちゃんと回る仕組み
これを作ることが、英語学習を長く続けるコツだと思っています。

いまではすっかり、英文ニュース記事精読オタになりました(笑)

<strong>グラミー</strong>
グラミー

では次の章から、4技能別のトビーのルーティーンを見てゆきましょう

リーディング強化|BBC・CNN精読

リーディングは、引き続き一番の強化ポイントです。
トビーがやっていることはシンプルで、
👉 BBCやCNNなどのニュース英語を使った精読です。

ニュース英語を使う理由は明確で、

・実際に使われている“生きた英語”であること
・語彙・構文ともに上級者向けで負荷をかけられること
・背景知識とセットで理解が深まること

「読める」から「理解できる」への橋渡しになる教材なんですよね。

やり方も、特別なことはしていません。

・SVOCを意識して構造を取る
・修飾語のかかり先を明確にする
・あいまいなまま流さない

いわゆる“精読(構文読解)”を、淡々とやるだけです。
ここでは、ChatGPTなどのAIを最大活用しましょう。

多読とのバランスですが、トビーの場合は

精読7:多読3くらいのイメージです。

まずは精読で「正しく読む力」を作る。
その上で多読で「処理スピード」を上げていく。

この順番を逆にすると、“なんとなく読めるけど理解が浅い状態”になりがちです。


このあたりは、過去記事でかなり詳しく書いています↓

▶︎CNNはゴリゴリの精読ツールだった件|読解力が爆上がりする使い方
▶︎週末はBBCでゆっくり精読|AIも駆使する究極の多読×精読法
▶︎英語長文がどうしても読めない!|英検1級・TOEIC900が教えるシンプル読解のコツ

<strong>トビー</strong>
トビー

精読の考え方や、実際の読み方はこちらで解説しているので、ここでは「こういう軸でやっているんだな」と掴んでもらえればOKです。

リスニング強化|CNN10・TED-Ed

リスニングは、CNN10とTED-Edを中心に回しています。
どちらも有名な教材ですが、トビーが使っている理由はシンプルで、

ちょうどいい負荷で、継続しやすいからです。

CNN10は10分で完結するニュース形式。
TED-Edは5分前後の短い講義動画。

短いけど、内容はしっかり濃い

この“サイズ感”が、日々のルーティーンにハマります。

やり方としては、いわゆる“精聴”です。

・まずは普通に聞く
・スクリプトを確認する
・理解できなかった箇所を潰す
・もう一度聞く

「聞き流し」は一切やりません。
聞こえなかった原因を、語彙なのか/構文なのか/音なのかまで分解して確認します。

リスニングで一番大きかった気づきはこれです。

「読めない英語は、聞き取れない」

これは完全に実体験で、リーディング(精読)とセットでやるようになってから、明らかに聞こえ方が変わりました。


このあたりの具体的なやり方や考え方は、
別記事で詳しくまとめています👇

▶︎TED-Edフル活用術|英検1級ホルダーの「5分動画」を10倍効かせる使い方
▶︎CNN10活用術|TOEIC満点でも置いてけぼり?“実戦リスニング力”を鍛える最強メソッド
▶︎TOEICリスニングが伸びない本当の理由|“読めない英語は聞き取れない”精聴メソッド

ライティング&スピーキング強化

アウトプットも、特別なことはしていません。
むしろトビーの場合、「仕事の中で使う」ことがメインです。

ライティングに関しては、日々の英文メールがそのままトレーニングになっています。

・海外サプライヤーとのやり取り
・仕様確認や見積依頼
・技術的な説明

「伝わるかどうか」がすべての世界。
だからこそ、自然と精度も上がっていきます。

さらに、最近はChatGPTもかなり活用しています。

・英文のチェック
・より自然な表現への言い換え
・ニュアンスの確認

「書いて→直す→理解する」のサイクルが高速化しました。
これは正直、かなり大きいです。

一方で、スピーキングはまだ課題です。

・瞬発的に言葉が出てこない
・語彙はあっても、口が追いつかない

いわゆる“わかるけど話せない状態”。
ここは今後、意図的にトレーニング量を増やす必要があると感じています。

とはいえ、土台はすでにできつつあると思っています。

読む・聞くが整えば、話す・書くは伸びる。

これはこれまでの経験から、かなり確信しています。
だからこそ今は、焦らず「使う機会」を増やしていくフェーズです。


ここまでをまとめると、こんな感じです↓

まとめ|目標達成は“通過点”、ここからが本番

英検1級・TOEIC900取得後の英語学習ルーティーン|ノートに書きながら学習する社会人

さあ、今回の記事、
英検1級・TOEIC900の“その後”何をしている?|トビーの英語学習ルーティーン公開」いかがでしたでしょうか?

トビーのルーティーン、やっていること自体は、かなりシンプルです。

・ニュースで精読
・動画で精聴
・仕事で使う
・スキマ時間で回す

特別なことは、何ひとつやっていません。

でも、ひとつだけ確信していることがあります。

👉英語は、“好きになった人”が勝つゲームです。

これ、中国語勉強していた時にも感じたんですけど、トビーが才能より絶対大切だと思っていることです。

どれだけ毎日、自然に英語に触れているか。
どれだけ“無理なく続く仕組み”を作れるか。

結局、ここで差がつきます。

そしてもうひとつ。

英検1級やTOEIC900点は、たしかにひとつの到達点ではあります。
でも同時に、「ここからがスタートだった」と気づく瞬間でもあります。


トビーも、まだまだ道の途中です。
だからこそ、この記事がこれから上を目指す人にとって、

「その先って、こんな感じなんだ」

とイメージできるヒントになれば嬉しいです。


このブログを書いた人:トビー
  20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)

トビー

・TOEIC900・英検1級のトリリンガル(日・英・中)。
・英語学習20年の迷走を経て、「精読の壁」を突破しました。
・今は、英語に悩む方へ、自分の経験から気づきを届けています。

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