TOEIC・英検で困ったら誰に聞く?|沼んちゅが脱出するための“正しい頼り方”

TOEIC・英検の勉強法に迷い、考え込む英語学習者のイメージ

ぼくらはみんな迷える子羊。
参考書メーター越えは沼んちゅの勲章だよ!


2ヶ月後に高校受験を控えたトビー長男は、
いまなぜか「NHKラジオ体操」の音楽をピアノで弾いて現実逃避をしている。

そう、彼はいま間違いなく、受験沼にどっぷりハマっている。

そして彼の父親も、数年前——
やはりTOEIC&英検の沼んちゅであった。

英語の迷走歴も四半世紀に近づくと、
堆く積まれた参考書の高さは、優にメーター越え。
下手をすると、2mに近づく気配すらある。

こうして迷える子羊たちは、
試験勉強という無限ループの中で右往左往し、
一人、また一人と、沼んちゅへと堕ちてゆく…


こんにちは、語学オタクのトビーです。
今日も元気に謎テンションでブログ執筆しています(笑)

英検・TOEICにチャレンジする人。
レベルの高低を問わず、自らの目標に挑む過程では、
一度ならず「突破口が見えなくなる瞬間」を経験するはずです。

そんな状況にある人たちを、
トビーは勝手に「沼んちゅ」と呼んでいます。

今回の記事では、
あなた自身があ、これ沼り始めてるな…と感じたとき、
何を手がかりに、どこから脱出すればいいのか。

そのための判断軸を、
トビー自身の黒歴史を交えながらお伝えします。

ブログやWeb、YouTubeが当たり前になった現代では、
無料でいくらでも情報を集められます。

でもその一方で、
情報が多すぎるがゆえに、逆に動けなくなる。
そんな落とし穴があるのも、また事実です。

この記事が、TOEIC・英検沼を脱出する“最初の一歩”になれば幸いです!

まずは「何に困っているか」を分析せよ|ここがスタート

英語学習で沼り始めたとき、
多くの人がいきなり「勉強法」を探しに行きます。

でも、ここでひとつだけ言わせてください。

分析されていない努力は、だいたい空回りします。

TOEICでも英検でも同じです。
まずやるべきことは、
自分はいま、どこで詰まっているのかを把握すること。

ここが曖昧なまま走り出すと、
どれだけ頑張っても、沼から抜け出せません。

いきなり
「TOEIC スコア 上がらない」
とかでググってはだめですよ。

スコアが上がらない原因は何なのか、
まずはきちっと自己分析することが重要なんです。

TOEICはパート別に「原因」を切り分ける

TOEICは、分析しやすい試験です。
なぜなら、パートごとに役割が明確だから。

たとえば——

Part5
・語彙が足りない?
・文法が弱い?
・それとも考えすぎ?


Part6
・文脈が追えていない?
・選択肢の違いを精査できていない?

Part7
・読めているが時間が足りない?
・そもそも読めていない?

ここで大事なのは、
「時間が足りない」と「読めていない」は別物
という点です。

この切り分けができないと、速読だのテクニックだのに走って、さらに沼が深くなります。

英検は技能別に「ボトルネック」を特定する

英検も同じ考え方です。

リーディング
・単語が原因?
・構文が取れていない?
・内容理解が浅い?

リスニング
・音が取れない?
・意味処理が追いつかない?

ライティング
・型を知らない?
・語彙が出てこない?
・論理構成が弱い?

大事なのは、
「全部できない」で思考停止しないこと。

一番弱い一点——
いま一番スコアを引っ張っている原因を見つける。
それだけで、やるべきことはかなり絞られます。

トビーの黒歴史|Part7で毎回15問残した理由

トビーは長いあいだ、どうしてもTOEIC Part7が時間内に解ききれず、毎回15問前後を残していました。

当時の自己分析はこうです。

「速く読めない。だから速読力が足りない。」

でも、これは完全な勘違いでした。

実際に足りなかったのは、
速読力ではなく「精読力」。

・構文が取れていない
・主語と動詞を見失う
・なんとなく意味を追っている

この状態で速く読もうとしても、理解が追いつくわけがありません。
精読教材を徹底的にやり込んで、はじめてこの事実に気づきました。
(※トビーの場合は、いわゆる「ポレポレ」です)

沼り始めたら、まずこの3問に答えよ

スコアが停滞して「あ…沼っているかも」と思ったら、次に進む前にこれだけ確認してください。

1. どの技能・どのパートで一番失点しているか?
2. それは「知識不足」か「処理力不足」か?
3. 原因をひとことで説明できるか?

この3つに答えられないまま、勉強法を探すのは危険です。
地図を持たずに山に入るようなもの。

分析ができたら、次にやるべきことはひとつ。

その問題は、英語学習のどの階層にあるのか?

<strong>グラミー</strong>
グラミー

 次の章ではトビーおなじみの「成長のピラミッド」を使って、
不足しているレイヤーを一緒に確認していきますよ。

成長のピラミッドで、何が足りていないかを確認する

「自分はいま何に困っているのか?」
その輪郭は、だいぶ見えてきたはずです。

次にやるべきことは、その問題が“英語学習のどの階層にあるのか”を確認すること。

ここで登場するのが、トビーおなじみの「成長のピラミッド」です。

英語力は、思いつきやテクニックで一気に伸びるものではありません。
下から順番に積み上がって行く、明確な階層構造があるのです。

例えば、先ほど紹介したトビーの黒歴史。

当時はずっと、
「速読力が足りない!」と思い込んでいました。

でも、このピラミッドを見てみると——
「速読」なんて階層、どこにもありませんよね。

そうなんです。

トビーの場合、実は足りていなかったスキルは
精読/構文読解」でした。

英文をSVOC+M(文の骨格)に区切って、きちんと読めていなかった。
読めていないから、理解できない。

理解できていないから、戻り読みする。
戻り読みするから、いつもタイムアウト。

……典型的な沼んちゅループです。

この時点で、「単語」も「基礎文法」も、それなりに時間をかけてやってきていました。

だから次にやったことは、徹底して「精読法」を身につけること

その上で、しっかり多読を重ねていく。
すると、不思議なことに——
いつの間にか、リーディングの速度が上がっていきました。

結果、TOEIC初受験で、めでたく目標の900点越え。


前の章で見つけたあなたの課題。
このピラミッドのどの階層に位置していますか?

ここが定まらないまま、勉強法を探し始めると、また情報の海に飲み込まれます。

逆に言えば、こういうことです。

足りていない階層さえ特定できれば、
やるべきことは、かなりシンプルになる。

さあ、次はいよいよ核心です。

・参考書
・ブログ・Web
・YouTube
・塾・コーチング

情報があふれる時代に、
これらをどう使い分ければ、沼から抜け出せるのか?

次で詳しく解説してゆきます!

あわせて読みたい関連記事:
TOEIC900・英検1級で伸び悩むあなたへ|“精読の壁”を超える英語学習ピラミッド

情報が多すぎる時代の正解|沼から抜け出すリソース活用術

「トビーよ、今回のブログのタイトル、忘れてやしないかい?」
……って声、聞こえてきそうです。

大丈夫。
TOEIC /英検 困ったら誰に聞く? 沼んちゅ脱出方法教えます。
ちゃんと覚えています。

参考書、ブログ、YouTube…。
情報が溢れている現代では、“選択肢が多すぎること”自体が、新たな沼になります。大事なのは、「どれが正解か」を探すことではありません。

大事なのは、

それぞれの情報リソースを、どんな役割で使うのか。

ここを間違えなければ、情報は武器になります。
間違えれば、足枷になります。

この章では、トビー自身が沼り倒した末にたどり着いた
情報との正しい距離感を、
ひとつずつ、順番に整理していきます。

①まずは「参考書」に戻れ|いちばん地味で、いちばん裏切らない

沼り始めたとき、多くの人がまずやってしまうこと。
それは——

・ブログを検索し、
・SNSを徘徊し、
・YouTubeのおすすめ動画を延々と再生する。

……はい、これ。沼んちゅ確定ルートです。
(トビー、何度も通りました)

誤解してほしくないのですが、
ブログやSNSが悪いと言っているわけではありません。

ただ、メディアの性質上、情報はどうしても断片的になりがちで、体系的に整理されていないことが多い。

その点、参考書は「古典的」と見られることもありますが、情報がきちんと整理されており、その量にも不足がありません。

特に最近は、「わかりやすさ」を最優先に書かれた良書も多く、沼ったときほど、やっぱり一番頼りになります。

学生時代に使っていたものがあれば、それを引っ張り出しても構いません。
必要であれば、もう1冊だけ買い足すのもアリでしょう。

ここで、ひとつだけ注意点。
参考書は、1冊を掘り下げて使うこと

あれやこれやと手を出していると、どれも中途半端に終わってしまいますよ。
(トビー、しっかり経験済みです)

どの参考書を選べばいいかわからない人は、以下の記事が参考になるはずです。

あなたは感覚派?ガチ文法派?|英検1級/TOEIC900が厳選した英語参考書おすすめ10選

単語帳の選び方、結局どれが最強?|TOEIC・英検対応タイプ別おすすめ戦略を解説!

・「基本はここだ!」は本当に効く?|精読の壁を突破する“最初の一冊”の使い倒し術

・ポレポレはこう使え!英検1級/TOEIC900が教える最強精読本完全攻略

②ブログ・Webの情報は鵜呑みにするな|仮説を立ててから読め

いまや、ブログやWeb検索を使わない人の方がむしろ珍しい時代です。

だからこそ、トビーが書いたこんな怪しげなブログにも立ち寄ってくださる稀有な読者がいることに、まずは感謝。

でもですね。

自身も現役の英語学習者として、さんざんさまよい散らかした(しかも現在進行形の)トビーからひとつだけ言わせてください。

ブログ・Webの情報は疑ってかかるくらいの方が、ちょうどよいです。

「ちょっと待った、それじゃあトビーイングリッシュもやっぱり詐欺サイトかい?」ってツッコミ、よくわかります。

安心してください。幸いですが、詐欺ではないです(笑)。

でも利用者の視点で言うなら、インターネット上の情報は本当に玉石混合です。

誰でも自由に情報発信ができるようになった反面、情報は十分に精査されずに利用者のもとに届いてしまう。

情報の「即時性」と「信頼性」は往々にして相反するものです。

あるブログでは
「TOEIC高得点の出し方は〇〇だ!」
と主張している。

でもその発信者の言っていること、本当に信頼できますか?

・たまたま本人がうまくいっただけでは?
・他人が試しても再現性はある?
・有料教材への誘導になっていない?

そう言う意味では、このトビーブログに書かれてある内容も、100%鵜呑みにしてはいけません。

まずは読んでみる。
「なるほどね、そうかも」と思えたら試してみる。

自分に合わなければ、一度離れる。
そして、自分なりの方法論をまた組み立て直す。

トビーは、そんな付き合い方をおすすめしています

まとめますね。

・ブログ・Webの情報は鵜呑みにしない
・まず自分で仮説を立ててから情報を取りに行く
・仮説と合う情報だけを試す。合わなければ離れる

要するに、情報をどれくらい信じ、どう運用するか。
そこにこそ、個人のネットリテラシーが問われます。

情報の海で難破しないためにも、大切なのはひとつ。

自分の問題が、
英語学習のどの階層にあるのかを見極めること。

トビーが前に書いたこと、
……ちゃんと思い出しましたか?

あわせて読みたい関連記事:
その「速読法」…騙されてない?TOEIC915点を生んだ“精読力”の正体

③YouTubeは“信頼できる前提”があってこそ強力

YouTubeも、いまや誰もが使うコンテンツ。
というか、正直に言うと——
ブログを読む人のほうが減っているのでは?(汗)

もちろんトビーも、
TOEIC900越え、英検1級にチャレンジしていた頃、
YouTubeにはかなりお世話になりました。

はっきり言います。
映像と音声の威力は、本当にすごい。

書籍やWeb記事を読むよりも、
頭に残るスピードも、理解のしやすさも段違いです。

正直、
「トビーイングリッシュもYouTube化したほうがいいのか…?」
と、本気で思ったこともあります。

でもですね。ここでも注意が必要。
基本構造はブログ・Web検索の話と同じ。

情報をどれくらい信じ、
どう運用するか。

結局ここは、個人のネットリテラシーにかかっています。

あくまでトビーの独断と偏見ですが、
特にYouTubeは、

・競争が激しい
・再生回数=収益
・タイトルがどんどん過激になる


という性質上、
「視聴者を釣りにくる動画」が多い印象があります。

トビーが実際に意識していたポイントは、
次の3つです。

・発信者が現役で試験を受け続けているか?
(試験は変わる。生の情報は強い)
・教える側として信頼できる人物か?
 (教育歴・塾・講座運営の有無など)
・再現性のある方法論か?
(その人だけに効いた話になっていないか)

「発信者の〇〇さんはこれでうまくいった」
——でも、
そもそも頭の構造が違いました。

トビー、この経験、何度もあります(笑)。

優秀な野球選手が、必ず時も優秀なコーチになるとは限らない。
これって、英語学習でもまったく同じですよね。

実はトビー、YouTubeをそれほど大量に見たわけではありません。

それでも、目標達成までに本当に助けられたコンテンツは、確かにありました。

すみれ塾(中村澄子先生)
 ※TOEIC対策は、正直これ一本で十分
・ポレポレ(西きょうじ先生)
 ※精読の神コンテンツ
・『英文読解入門 基本はここだ』(西きょうじ先生)
 ※予備校キラー
・Language School〜航〜(中山航先生)
 ※英検論文対策

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「基本はここだ!」は本当に効く?|精読の壁を突破する“最初の一冊”の使い倒し術

④塾・コーチングは「最後の手段」|払うなら覚悟を決めろ

ここは、この記事の中でも一番センシティブな話です。
なぜなら、塾・コーチングには「お金・不安・焦り」が一気に絡んでくるから。

あくまでトビー個人の意見ですが、
TOEIC900点超え、英検1級は「塾・コーチングなし」でも達成できると思っています。

実際、
みんなにその目標達成を手助けすることが、このブログのテーマですし、
ここまで紹介してきた①〜③だけでも、十分に上質な情報は得られます。

ただし、これだけははっきり言っておきます。

塾やコーチングは魔法ではありません。

・受講すれば成績向上が保証される
・お金を払えば問題が解決する

——そんなことは、一切ありません(きっぱり)。

トビーを例に出しますね。

TOEIC900点はどう超えた?でも書きましたが、トビーはTOEIC初回受験の直前の直前で、中村澄子先生主催の「すみれ塾」を受講しました。

その理由は、この3つです。

・独学でできることは、やり切ったという自信があった
・YouTubeを通じて中村先生の大ファンだった
・これ以上、TOEICにかける時間を増やしたくなかった

結果として、
受講4回目(約1ヶ月)後のTOEIC初受験で、915点。
(コース自体は全体で約2.5ヶ月)

正直に言って、
中村先生の講義内容は、噂以上に素晴らしかった。
というか、もう中村先生=TOEIC(笑)。

でもですね。
「すみれ塾に通った人が、全員もれなくスコアを伸ばすか?」
と言われると、答えはNOです。

実際、思うように結果が出ず、複数回受講されている方もいました。

ここで言いたいのは、これです。

塾であっても、コーチングであっても、
最後に必要なのは「自分の頑張り」だということ。

・有名な塾だから
・人に教えてもらっているから
・お金をはらっているから

こうした理由を、どこかで他責にしてしまうと、思わぬところで足をすくわれます。

トビー自身は、塾もコーチングも否定しません。
ただし①〜③と比べて、金銭的な負担が重いのもまた事実。

だからこそ、
同じ学習者の視点で伝えたいアドバイスは、次の3つ。

1. いまの自分の問題を、自分で分析できているか?
2. それを解決するために、自己努力をやり切ったか?
3. その塾・コーチングは、本当にその問題を解決してくれるか?

この3つを自問したうえで、「それでも受ける価値がある」と判断できるなら、受講してまったく問題ありません。

きっと、問題解決の力強い味方になってくれるはずです。

あわせて読みたい関連記事:
TOEIC900点・英検1級、取ってよかった?|達成後に気づいた「本当の価値」と反省点

まとめ|困ったら「誰に聞くか」より「どう考えるか」

英語学習で情報を集めすぎて行き詰まり、動けなくなっている状態を表すイメージ

さあ、全国100万人の英語沼んちゅのみなさま。
タイトル回収のお時間です。

今回のブログ記事、
『TOEIC・英検で困ったら誰に聞く?|沼んちゅが脱出するための“正しい頼り方”』
いかがでしたでしょうか?

困ったときの脱出方法、
最後にもう一度だけ、サクッと整理しておきます。

①参考書
 → 土台づくり。迷ったら、まずここに戻る。
②ブログ・Web
 → 仮説検証用。鵜呑みにせず、取捨選択する。
③YouTube
 → 信頼できる前提があってこそ強力。主役にはしない。
④塾・コーチング
 → 最後の手段。払うなら覚悟を決めて使う。

ここで、
「あ、そういうことか」
とピンと来た方。その直感、正しいです。

困ったときの解決策は、
誰かが用意して待ってくれているものではありません。

——自分で見つけに行くものなのです。

実は、英語学習で抱える問題は本当に人それぞれ。
100人いたら、100通りの課題がある。
そう思っていただいて、まったく間違いありません。

だからこそ、
万人が共有で使える特効薬がある
……なんて話は、

残念ながら幻想です(きっぱり)。

解決策を自分の力で見つけるために、
まずは「成長のピラミッド」で自己分析する。

その上で仮説を立て、
①〜④のリソースを、目的に応じて使い分ける。

これこそが、
沼んちゅが英語沼から脱出するための“正しい頼り方”なんです。

……ということで、
うまくタイトル回収できた気がします(笑)。

不安に感じますか?
大丈夫。

トビー自身、
「TOEIC900点越え&英検1級取得」までに、
軽く1万回くらい試行錯誤していますから。

このブログが、少しでも迷える子羊さんのお役に立てれば、本望です。


このブログを書いた人:トビー
  20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)

トビー

・TOEIC900・英検1級のトリリンガル(日・英・中)。
・英語学習20年の迷走を経て、「精読の壁」を突破しました。
・今は、英語に悩む方へ、自分の経験から気づきを届けています。

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