「英英辞典、意味あるの?」——それ、英語学習者が一度は通る“沼”かもしれません(笑)
あなたの書斎の本棚に、何冊も英英辞典が並べられているイメージを想像してみてください。
うっとりした方、残念ながら言語オタク決定です(笑)
英語学習者なら誰でも一度は憧れる『英英辞典』。
——でも、ここでふと湧いてくる疑問。
「英英辞典って、結局使ったほうがいいの?」
今回のブログでは、そんなさまよう子羊さんのために、
20年英語で迷走したトビーが全力で向き合います!
・英英辞典って、本当に意味あるの?
・どんな人が使うべき?レベル別のおすすめタイミング
・トビーが実際に使って効果を感じた“おすすめ辞書”
・英語が英語でわかるときの、ちょっと気持ちいい感覚(笑)
言語オタクでないとドン引きする内容満載ですので、
そこには踏み込みたくないよって同士の方、この記事は絶対読まないことをおすすめします(笑)
英英辞典って使う意味あるの?|英語脳が育つ“気持ちよさ”って?
「わかった!」が英語で起きる快感、知ってる?
たぶんトビーが一生かかっても理解できない人、それは──
電車の中でクロスワードパズルを解きながら、恍惚の表情を浮かべてる人(笑)
きっと凡人にはわからない、じんわりとした達成感があるのでしょう。
でも、トビーには本当にその“気持ちよさ”がわかりませんでした。
でもですね、ニュアンスのよくわからない単語を英英辞典で理解できた瞬間は──
もう、快感でしかありません(うっとり)
※変態ではないです、たぶん(笑)
精読×英英辞典=構造と意味が“つながる”瞬間
たとえば、“elaborate” (複雑な、入り組んだ)という単語。
ビジネスメールでも使える便利表現で、たとえばこう書けます:
“Could you elaborate on that point?”
(その点について、少し詳しくご説明いただけますか?)
でもこの “elaborate”、当時のトビーは何度見ても意味がピンと来なかったんです。
で、ある日 Oxford の英英辞典で引いてみると——
“elaborate (adj.) : very complicated and detailed ; carefully prepared and organized”
……読んだ瞬間、「あー、そういうことか!」と深く納得。
日本語だとモヤっとしてた意味が、英語で説明されたほうが逆にクリアになる感覚。
そのときふと気づいたんです。
「構文が見えてると、定義も見える」
逆に言えば、英英辞典の定義を読むこと自体が“精読のトレーニング”になる。
この“相互強化”が、読解の密度を一段上に引き上げてくれました。
英語を英語で理解する“気持ちよさ”はクセになる
英語を英語で理解できたときのあの快感——
あれは、英語学習者にとってちょっとした麻薬です(笑)
・いちいち日本語に変換しなくても意味がつかめる
・英語の語感が、そのまま心に残る
・「あっ、今ちょっと“英語脳”になってたかも!」という感覚
英語学習に疲れているときでも、
この「気持ちよさ」がモチベーションをふたたび引き上げてくれるんです。
あなたの脳は語学向き? 語学の向き不向きについてこちらで詳しく説明しています。
→語学が“向いてる人・向いてない人”の違いとは?|英検1級&HSK6級トリリンガルが徹底解説
英英辞典、世間のリアルは?|肯定・否定・中立、どれが正解?
「英英辞典って、使うべきなのかどうか、正直よくわからない……」
実はこのテーマ、英語学習者の間で何年も前からずっと議論されてきた鉄板ネタなんです。
今回は、ネットやSNS、学習者の声からよく見られる3つの立場——
肯定派/否定派/中立派の意見をざっくりまとめたうえで、トビー自身の見解も添えてみます!
【肯定派】“語感”と“英語脳”が育つ最強ツール!
よくある主張:
・英語を英語で理解できるようになる
・ニュアンスや語感の違いが直にわかる
・英作文やスピーキングのとき、より自然な語彙が選べる
・高度な試験(英検1級・TOEFL)には不可欠

うん、これは確かに正しい。
特に「subtle」や「sophisticated」みたいに、日本語訳じゃ曖昧すぎる単語は、英英辞典じゃないとスッキリしない。あと、リーディングでも「英語を英語のまま」理解できると、それがそのまま速読に直結するんですよね。
【否定派】むずかしすぎて挫折するだけ…
よくある主張:
・定義文が難しすぎて理解できない
・日本語で考えたほうが効率的
・英語初級者が手を出すと混乱する
・単語を覚えるスピードが遅くなる

……めっちゃわかります!
そもそも英英辞典を使うのに、英和辞典で調べてたら本末転倒ですよね? もちろんトビーも経験済みです(笑)
【中立派】「レベルに応じて使う」バランス派も多い
よくある主張:
・最初は英和辞典、慣れてきたら英英辞典
・英英と英和を併用するのが一番現実的
・語彙や文法の習熟度に応じて使い分けるべき

これはかなり“真理”かも。
結局トビーも英英辞典のお世話になったのは、英検1級に向けて大量の単語をインプットしていたとき。つまり、英英辞典の使い始めは中〜上級者になったタイミングです。
英英辞典は、魔法のツールではありません。
でも、正しいタイミングで使えば、英語の理解を“言葉の感覚”レベルまで押し上げてくれる武器になります。
次のパートでは、そんな「使うタイミング」を英語力別に地図化してみましょう!
英英辞典の“本音メリット・デメリット”を洗い出す
ここでは、トビー自身の体験と周囲の声をもとに、
本音ベースでのメリット・デメリットを正直に並べてみました。
【メリット】“英語で考える脳”が、じわっと育つ
・英語を英語のまま理解できる瞬間が、ちょっと気持ちいい(笑)
・ニュアンスの違い(e.g. subtle, sophisticated)が英語でつかめる
・類義語の使い分けや、構文と語義のリンクが感覚でわかるようになる
「この単語、意味わかりそうでわからない」——そんな違和感が、英英辞典でスッと晴れる瞬間があるんです。英検1級の語彙問題でもかなり効きました!
【デメリット】タイミングを間違えると“精神修行”
・初級者が使うと、定義がそもそも読めない(←あるある)
・調べても、別の単語をまた調べる沼にハマる
・語彙を「覚える」目的だと非効率。辞書の中で迷子になりがち
無理して使うとミイラ取りがミイラになってしまう恐怖(笑)
やはり、使い始めるタイミングが重要です。
まとめ:使いどきと目的を間違えなければ、強力な味方!
英英辞典は、上手にハマれば“意味を超えて感覚で理解できる”ツール。
でも、焦って使うと「なんか伸びない…」の原因にもなります。
次は、そんな「使いどき」を英語力別に地図化してみましょう!
英語にも「やってはいけないこと」あります。詳しくはこちらから:
→英語学習で絶対やってはいけない勉強法5選|20年迷走した私の反省録
英語力別:英英辞典は“いつから使うべき”か?
では実際、どのタイミングで使えば“効く”のか?
ここではTOEICスコアと英検レベルを参考に、英語力別のおすすめ運用法をマッピングしてみます!
【初級】TOEIC 〜600点|まずは英和でOK!
このレベルでは、語彙と文法のインプットが最優先です。
英英辞典の定義を読むより、まずは日本語で意味をつかみ、使い方を“見て覚える”のが効果的。
おすすめ辞書スタイル:
・英和辞典メイン
・例文が豊富なオンライン辞書(英辞郎など)
・音声つきで“耳から覚える”のも◎

英英辞典に手を出すのは、基礎語彙3000語レベルが身についてからで十分ですよ!
【中級】TOEIC 700〜800/英検準1級|併用スタート!
文法と語彙の基礎が固まり、「読めるけど、なんか浅い」状態になってきたら、
英英辞典デビューのチャンスです!
TOEICの長文や英検準1級の語彙問題に取り組んでいるとき、
「この単語、なんかモヤっとする…」と感じたら、それは英英が“刺さる瞬間”。
おすすめ辞書スタイル:
・英和+英英の併用
・Longman/Cambridgeなど、やさしい定義の辞書を選ぶ
・例文が豊富な英英サイトも活用すると◎

英英辞典を使う目的は、“理解を深めること”。「使うこと」自体が目的になっちゃうと、息切れします(←経験者談 笑)
【上級】TOEIC 900〜/英検1級〜|本格活用フェーズ
このレベルになると、いよいよ「日本語訳じゃ限界」な単語との闘いが始まります(笑)
特に英検1級の語彙問題では、「意味が似てるけど選べない」単語がズラリと並ぶ。
そんなとき、英英辞典の定義文と例文の比較が“最後の決め手”になることも。
また、読解・リスニング・英作文の精度を上げる意味でも、
“英語で英語を理解する習慣”が武器になります。
おすすめ辞書スタイル:
・意味が曖昧な単語は英英でしっかり確認
・定義+例文をセットで読む
・ChatGPTなどを使って「英語で説明してもらい → 英語で理解」も効果アリ!

ここまで来たら、「英和の方がわかりにくい…」ってなる瞬間が増えてきますよ。
英英辞典が、“知ってる単語を深く知るツール”に進化するタイミングですね!
まとめ:英英辞典の導入は“中級”以上からがベスト!
英英辞典は、誰でも使えば伸びる魔法のツールではありません。
でも、正しいタイミングで“使い始める”と、語感・精読・読解力が一気にブーストされる武器になります。
さあ、ここまで読んで「ちょっと使ってみようかな」と思ったあなたのために——
次のパートでは、トビーが実際に使ってよかった英英辞典&アプリを厳選紹介します!
自分の英語レベルを知るって大切です。おすすめはこちらの記事:
→英語レベル、今どこ?|TOEIC・英検・CEFRで見る「準上級者」の超コスパ領域とは
結局、どれを使う?|トビーが選ぶ“英英辞典&ツール”5選
ここまで読んで、「よし、英英辞典、そろそろ使ってみようかな…」と思ったあなたへ。
でも最後に立ちはだかるのが、あの壁——
「で、結局どれ使えばいいの?」問題ですよね(笑)
英英辞典って意外と種類が多くて、選び方を間違えると「これは…修行か!?」ってなります。
というわけで、ここではトビーが実際に使ってよかった&今でも使ってる“推し辞典&ツール”5選を、体験とともにご紹介します!
① Oxford Learner’s Dictionary|精読との“親和性No.1”
・特徴:定義がシンプルで構造が見やすい。語源や派生語もわかる。
・リンク:https://www.oxfordlearnersdictionaries.com
トビーはアプリ版も使っています。特に「Word Origin(語源)」の欄がお気に入り。
英検1級の単語学習では、語感をつかむためにかなり活用していました。
② Cambridge Learner’s Dictionary|音も例文も“ちょうどいい”
・特徴:発音音声つき。TOEIC・英検準1級あたりの人にフィットする語彙レベル。
・リンク:https://dictionary.cambridge.org
トビーはオンライン版を愛用中。
意味の説明がやさしく丁寧で、用例も豊富。related word(関連語)検索もスムーズで、
オックスフォードより少し踏み込んで調べたい方におすすめです。
③ Longman Dictionary of Contemporary English|英英デビューの王道
・特徴:使用語彙が制限されていて、定義がとにかく読みやすい。例文が多く自然。
・リンク:https://www.ldoceonline.com
トビー的には、「OxfordとCambridgeの良いとこ取り」な印象。
定義もやさしく、例文も豊富でバランスが取れている万能型。
迷ったらまずこれをオンラインで試してみるのがオススメです。
④ Oxford Thesaurus of English|“類義語マニア”の味方
・特徴:語彙の幅を広げる最強ツール。類語・対義語が整理されていて、語感の違いを比較しやすい。
・提供形態:アプリ(有料)
これにハマったら、もう“英語オタク”認定です(笑)
もちろんトビーも持っています。
ひとつの単語を覚えたら、この辞書で芋づる式に類義語を調べてインプットできる。
語彙・語感を“広げて深める”一石二鳥のツールです。
⑤ ChatGPT(変化球)|“英英+会話”ができる辞書⁉︎
・特徴:知らない単語を英語で説明してもらえる+例文や言い換えもその場で聞ける。
・たとえば:“What does ‘subtle’ mean? Explain in simple English.”
これ、もはや「対話型英英辞典」です。
質問の仕方次第で、初心者にも超やさしく説明してくれます。
しかも疲れたら、雑談で癒されるのもポイント(笑)
まとめ:最初は「意味がスッと入る辞書」から始めよう!
今は英英辞典もオンラインで無料で使える時代。
まずは上記の中から自分に合ったものをひとつ選び、試しに使ってみてください。
広告が気になるようなら、有料アプリに切り替えるのもアリ。
また、無料で何でも聞けてしまうChatGPTも、ある意味“最強の学習補助”です。
でもやっぱり——
英語学習者たるもの、一冊は「きちんとした英英辞書」を持っておくと安心ですよね。
さあ、今日から1日1語でもOK!
あなたの“英語で英語を理解する脳回路”、そろそろ育ててみませんか?
純ジャパでも英語のハイレベル、目指せます。詳しくはこちらからどうぞ:
→英語は留学なしで伸ばせる?|純ジャパのTOEIC915&英検1級“国内完結”戦略
“英語でわかる”って、やっぱりちょっと気持ちいい。

さて。今回の記事は——
『英英辞典、意味あるの?|英検1級・TOEIC900超えた人のリアルな答え』
というタイトルで、思うままに喋り散らかしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
もしこの記事を読んで、
「ちょっと英英辞典、使ってみようかな…」と思ってしまったあなた。
……残念ながら、もう戻れない域に達していますので、ご自愛ください(笑)
冗談はさておき。
“英語を英語で理解できる”って、やっぱり気持ちいい。
そしてそれは、英検1級やTOEFLといった上級試験を目指す方にとっても、ぜひ身につけてほしいスキルのひとつです。
でも何度も言いますが——
英英辞典は“目的”ではなく“手段”です。
このツールを最大限活かすためにも、まずは土台となる精読(構文読解)の力をしっかり身につけておくことが大切です。
このブログでは、トビーが20年迷走した末にたどり着いた精読の技術と考え方を、
いろいろな角度から語っています。
ぜひ他の記事も参考にしながら、
“意味を超えて英語とつながる読解力”を一緒に育てていきましょう!
このブログを書いた人:トビー
20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)
トビーって何者?って思った方は、こちらをどうぞ(笑)
→このブログについて|20年迷走して気づいた“精読”の力とTOEIC900の壁
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