拝啓、ネイティブスピーカー様。
先日は置いてけぼりの日常会話、誠にありがとうございました。
(※一応、TOEICリスニング495点です。)
やってしまいました。
アメリカ出張中、ネイティブの雑談にまったくついていけず、
意味不明な英語が右のお耳から左のお耳へ、爽快にスルー通過。
帰国後、涙で枕を濡らしています。
TOEICは初回受験で915点取った。
英検もすんなり1級クリア。
それでも——。悲しいかな、
“生きた英語”の前では、所詮ただの純ジャパなんです。
「テスト英語と実戦英語は、別モノなんじゃないか?」
そんな現実を、容赦なく突きつけられました。
でも、くやしいかと言われれば——
否。努力がまだまだ足りないだけ。
そこから、トビーの“実戦リスニング強化プロジェクト”が始まりました。
そして、0.5秒でついに見つけた最適解。
その名は、CNN10。
最近は通勤時間にこれを聞き倒しています。
電車の中でブツブツ言っているので、たぶん怪しい人です。
でも、いっさい気にしません(笑)
今日のブログでは、TOEICリスニング満点でも撃沈したトビーが、CNN10で“実戦リスニング力”を鍛え直した方法をすべて公開します。
英語オタ、集合!
ぜひ一緒に、英語沼へ沈みにいきましょう。
・なぜTOEIC満点でも“実戦リスニング”では通用しないのか
・テスト英語と日常英語の決定的な違い
・CNN10が“ちょうどいい負荷”のリスニング教材である理由
・今日からできるCNN10の具体的な活用ステップ(聞く→読む→話す)
・リスニング力を「試験用」から「実戦用」に進化させる思考法
TOEICリスニング満点でもリスニングが「弱い」理由
TOEICでリスニング満点とれても、なぜネイティブの雑談が聞き取れないのか。答えはシンプルです。
TOEICは“整地されたコース”。
日常会話は“ジャングル”。
同じ「英語」でも、求められる処理能力がまったく違うんですよね。
① 予測可能性の違い
TOEICのリスニングは、形式が決まっています。
・写真描写
・短い応答問題
・パターン化された会話
・ビジネス中心の語彙
つまり、「何が来るかある程度わかっている」。
人間の脳は、予測できる音声を処理するとき、負荷がぐっと下がります。
これは心理言語学でもよく知られている事実です。
一方、日常会話はどうでしょう?
・話題が突然変わる
・ジョークが挟まる(わからないと笑えない)
・主語が消える
・文が最後まで言い切られない
・相手の相づちで割り込まれる
うーん、予測不能。
脳は常にフル回転。
だから、同じ英語でも「体力消耗度」がまるで違うんです。
② 情報処理スピードの違い
TOEICの音声は、明瞭で、標準的で、比較的丁寧。
でも、リアル会話は違います。
・音がつながる(リンキング)
・弱形だらけ
・早口 (ホント、早いんですけど!)
・笑いながら話す
・訛りもある
音声は“崩れる”のが前提。
トビーが出張中に撃沈したのは、ここでした。
単語は知っている。文法もわかる。
でも——
処理が追いつかない。
聞こえているのに、理解が間に合わない。
これが「満点なのに弱い」正体です。
③ 背景知識の差
リスニングは、音だけの勝負ではありません。
理解は、
音声知覚 × 語彙処理 × 文構造理解 × 背景知識
の掛け算で決まります。
TOEICはビジネス英語中心。トピックも限定的。
しかし雑談は、
・スポーツ
・政治
・カルチャー
・スラング(いや、ホントわからんて)
・その場のノリ
背景知識がないと、一瞬で置いていかれます。
トビーも、ジョークでみんなが笑った瞬間に一人だけ真顔でした。
あれは、なかなかに心に刺さります(笑)。
ここで問いです。
あなたのリスニングは、
「整地されたコース」用ですか?
それとも、
「ジャングル」対応型ですか?
トビーは、見事に整地専用でした。
だからこそ、次に必要だったのは“ちょうどいいジャングル”。
そこで出会ったのが、CNN10です。
合わせて読みたい関連記事:
TOEICリスニングが聞こえない6つの理由|スコアが伸びない本当の原因と対策
CNN10とは|“ちょうどいいジャングル”だった件
CNN10公式サイトはこちら↓
https://www.youtube.com/@CNN10
TOEICは整地されたコース。
日常会話はジャングル。
では、いきなり密林に飛び込むしかないのか?
——いや、そんなことはありません。
トビーが探していたのは、「実戦英語だけど、まだ死なないレベル」
そんな教材でした。そこで出会ったのが、CNN10。
CNN10ってなに?
CNN10は、アメリカの学生向けに制作されている約10分間のニュース番組です。特徴はとてもシンプル。
・1日1本
・約10分
・時事ニュース中心
・比較的ゆっくり(インタビュー以外は)
・スクリプトあり (コレ、やっぱり神)
・YouTubeで無料視聴可能
ポイントはここ。
“子ども向け”だけど、“英語は本物”。
内容は、政治・国際・科学・社会問題など。
しっかりインタビューもあって、一般ネイティブの会話も聞ける。
つまり、
✔ 日常会話より整理されている
✔ TOEICよりリアル寄り
これがまさに「ちょうどいい難易度」。
なぜこれが刺さったのか?
①予測不能すぎない実戦英語
基本、アナウンサーは自然なスピード。イントネーションもリアル。リンキングはあるけど、崩壊していない。
雑談ジャングルではなく、“管理された自然”。
これが絶妙なんですよね。
いきなり荒波に放り出されるのではなく、ちゃんと“訓練場”として機能している。
②ネイティブのスピーキングが聞ける
トビー的にここが推し!
番組構成は毎回ほぼ固定。その中に、合計3分前後のネイティブインタビューが必ず入ります。試験用ナレーション英語では鍛えられない、
・自然な間
・言い直し
・リアルな抑揚
こうした“人間の英語”が聞ける。
英語の耳も、たまには荒波に揉まれないと強くなれません。
③10分という神バランス
教材は繰り返してナンボ。
YouTubeには優良コンテンツが山ほどありますが、復習まで考えると、10分がほぼ上限。これ以上長いと、2周目が億劫になって続かないです。
10分はホント、絶妙。
“継続可能ライン”を攻めてきます。
内容は、お決まりの安心設計
内容は毎回ほぼ固定。
水戸黄門レベルの安心展開で、聞いていて落ち着きます(笑)
①イントロ(約1分)

「What’s up sunshine〜?」で始まる軽快な導入。
いかにもアメリカンな底なしの明るさ。
ここで視聴者は強制ポジティブモードに入ります。
②本日のトピック(約2分)

科学・学校・文化など、アメリカ由来の話題が中心。
ここでネイティブインタビューが入るので、リスニング強化ポイント。
日本人の99.999%はこの辺で「もうお腹いっぱい」となります。
でもだめです。ここからが本番。
③Pop quiz(約1分)

軽い4択クイズでリフレッシュ。
次の話題へ自然に橋渡し。
④本日のトピック2(約2分)

世界で起きたニュース。
ここもネイティブインタビューあり。
聞きづらさ無限大の日もあります。
⑤Did you know?(約1分)

トリビア的な知識コーナー。
日によって位置が変わります。
⑥10 out of 10 Story(約2分)

心温まるエピソード。
「Today’s story getting a 10 out of 10」
この頃には、視聴者は完全ポジティブ状態。
⑦Shout Out(約2分)

トビーも最初は意味不明。
“Shout out”=感謝を贈ること。
学生向け番組なので、先生への感謝メッセージが読み上げられます。
クラスは大盛り上がり、らしいです。
10分が終わる頃には、完全⭐︎無欠のポジティブマインド。
ある意味、
「絶対ポジティブ強制装置」
それがCNN10。
1000回くらい見ると、自然に慣れてきます(笑)
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CNN10は、ただ流し聞きするだけではもったいない。
やり方次第で、テスト用の耳 → 実戦用の耳に進化します。
トビー式は、6ステップでいたってシンプルです。
STEP① まずは字幕なしで通し聞き(処理能力テスト)
最初は何も見ずに、通しで10分。
このときは、止めない。巻き戻さない。
目的は「理解」ではなく、処理耐性チェック。
・どこで迷子になる?
・インタビューで崩れる?
・話題転換で置いていかれる?
ここを把握するだけでOK。
TOEIC耳の人は、ここで現実を知ります(笑)
STEP② スクリプト精読(構文読解)
ここがトビー流の真骨頂。
TED-Edの時のように、スクリプト(文字起こし)を開きます。
(※スマホでYouTube視聴を前提)
①CNN10をYouTubeで検索→「その他」をクリック

②文字起こしをクリック

③下にスクリプト(文字起こし)が表示れます

今日も活きのいい活字が出てきました(笑)
ここ、超重要。
「読めない英文は聞き取れない。」
これが、リスニングの鉄則です。
STEP①で崩れた箇所を中心に、
丁寧に構文を取っていきましょう。
注意1
10分すべてを一気に精読すると長すぎます。
コーナーごとに区切って、「精読 → 再リスニング」
が効果的。
注意2
YouTubeの文字起こしはAI生成。
特にインタビュー部分は誤変換も多い。
だからこそ、前後の文脈から“正しい英文”を推測する訓練ができる。
これは、実戦英語に直結します。
STEP③ AIで内容をチェック
やり始めると、必ずこうなります。
・この単語、どういう意味?
・どうしても構文が取れない…
・そもそも話題の背景がわからん。
安心してください。
チャッピーことChatGPT先生がいます。
スマホでスクショ → GPT先生へ。
スクリプトはこんな感じで良いでしょう。
CNN10を見ています。
この話題の背景と、英文を解説してください。
すると、こんな感じで100満点の回答が返ってきます。

背景知識がないと、英文は処理しにくくて当たり前。
ニュース英語は特にそう。
だから、
「背景を理解する」=リスニング力の一部
と考えてOKです。
STEP④ オーバーラッピング1(文字 × 音)
精読が終わったら、音声を流しながらスクリプトを追う。
これで、文字と音をリンクさせます。
すると、文字なしで聞いたときの理解度が一気に上がる。
特に効果が出るのが、リンキングや音の消失。
インタビュー部分の強化に最適です。
STEP⑤ オーバーラッピング2(映像 × 音)
次は、極力文字を見ずに“映像”を見る。
視覚と音をリンクさせる。
ニュースは映像情報が強い。
映像が入ることで、記憶への定着が格段に上がります。
トビーはここで、登場人物になりきって声を出す。
これ、スピーキングにも効きます。
STEP⑥ 繰り返し聞く(音声のみ)
ここまで来て、やっと最終フェーズ。
文章なし、映像なし、音声のみ。
・構文を理解し
・イントネーションを把握し
・文字→音
・映像→音
すべてリンクさせた上で反復。
ここまでやると、英語は“自分のもの”になります。
トビーが長年、英語や中国語を勉強してきてわかったこと。
音声 × 文字 × 映像
この三位一体が最強。
だからこそ、YouTubeは最高の教材になり得るんです。
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まとめ|リスニング力強化は「一点突破」が効く

アメリカ出張で撃沈したあの日。
TOEIC満点でも、ネイティブの雑談にはついていけなかった。
あの悔しさから始まった、トビーの“実戦リスニング強化プロジェクト”。
その入り口が、CNN10でした。
今回の記事、
「CNN10活用術|TOEIC満点でも置いてけぼり?“実戦リスニング力”を鍛える最強メソッド」
いかがだったでしょうか?
CNN10って、ある意味実戦リスニング力を安全に鍛えられる“橋渡し教材”なんですよね。
語学学習は、ある意味で“環境依存”。
留学経験者や現地駐在者と比べれば、
トビーのような純ジャパは「英語に触れる総量」でどうしても不利。
——だからこそ、一点突破。
リスニング力に集中して、正しい方法で、正しい負荷をかけ続ける。
それだけで、確実に差は縮まります。
TOEIC(整地)の点数を取る耳か。
生の英語(ジャングル)を理解する耳か。
選択と集中で、純ジャパでもかなりの高みに行けます。
トビーも、いまでも毎日英語を勉強していますよ。
いっしょに正しい努力、積み重ねてゆきましょう。
このブログを書いた人:トビー
20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)
トビーって何者?って思った方は、こちらをどうぞ(笑)
→このブログについて|20年迷走して気づいた“精読”の力とTOEIC900の壁
こちらでも怪しくつぶやいてます:
トビーイングリッシュ!オフィシャルXアカウント
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