基礎文法と単語だけで完璧?|それでもTOEIC900超えられなかった中級者の末路

英語の本を読みながら悩む英語学習者

simultaneouslyという単語を知っていれば、英検1級も狙えると思ってました。


英語が嫌い、という人の99.999%は、文法が苦手
そして、単語が覚えられない
(トビー調べ)

人はなぜ、これらにつまづくのか。
——だって、ムズいから。

だったら、それを乗り越えればいい。
そう思って立ち上がった、一人の男がいた。

来る日も来る日も文法書と格闘。
移動中は常に単語の音声を聞き流し。
これまで制した参考書は、王台のメーター越え(謎)。

そして、時は満ちた——。
TOEIC公式問題集に挑む時が。

900点は軽くいけるな

そう思って解いた結果——
見事にボコボコにされました(笑)

で、そのときの挫折ネタでブログを書いているのが、いまのトビー。
今日も元気に迷走してます。


でも、ホントに、声を大にして言いたい。

基礎文法と単語だけ完璧にしようとしている人。
TOEICの勉強でPart5ばかり必死にやっている人。

それ、ダメっす。
あとで絶対、詰みますから。

単語も文法も大切。
でも、英語ってそれだけでは決して上達しません。

今回のブログでは、
単語と文法を必死に勉強していたトビーが

・どうして万年中級者として停滞していたのか
・どうしてTOEIC900を超えられなかったのか

みなさん大好きな黒歴史をたっぷり交えながら、
赤裸々にお話ししていきます。

英語学習で一番誤解されていること|文法と単語だけでは伸びない理由

言語オタクのトビーに言わせてください。
単語も文法も、とても大切です。

でも——
それ自体が英語学習の目的ではありません。
英語学習の目的は、たったひとつ。

英語を使ってコミュニケーションできるようになること。

ここを勘違いすると、かなり高い確率で迷走します。
トビーがそうでした(笑)

文法と単語は“自動車教習所”

トビーはよく、英語学習を自動車免許に例えます。
単語や基礎文法は、いわば

教習所の学科試験と場内運転。

・交通ルールを覚える。
・教習所のコースをゆっくり走る。
これ、大事ですよね。

でも——
学科試験を満点で合格しても、いきなり首都高は走れません。

英語も同じです。
文法を理解しただけでは、英語はまだ“運転できない”。

英語が読めるようになる鍵は「精読」

では何が必要なのか。
それが、精読(構文読解)です。

これは、いわば仮免許を取って公道に出る段階。
実際の道路に出て、

・標識を見て
・周囲の車を確認して
・状況に合わせて判断する

この経験を通して、ようやく運転が身についていきます。

英語もまったく同じです。
実際の英文を読みながら、

・SVOCを見抜く
・修飾関係を理解する
・文の意味を正確に取る

このトレーニングを繰り返すことで、英語の構造が見えるようになります。

TOEIC900に届く人がやっている勉強

さらに言うと、精読はまだスタート地点です。
運転免許を取ったあと、人はどうやって運転が上達しますか?

答えはシンプル。たくさん運転すること。
英語も同じです。
構文が見えるようになったら

・ニュース
・本
・記事
・試験問題

とにかくたくさん読む。
これが多読です。

Part5だけやっても900点は届かない

ここで、TOEICの話。

TOEICで900点を超えるには、長文を読む力が必要です。
でも、Part5ばかり勉強している人、結構います。

気持ちはわかります。
Part5は

・短い
・答えがはっきりしている
・勉強した気になる

でも——
英語を読む力は、ほとんど育ちません。
トビーもこれでかなり遠回りしました。
英語の勉強は、

文法 → 精読 → 多読

この順番で進めると、ようやく本当の読解力が育ちます。

逆に言うと、文法と単語だけで止まっていると永久中級者ループに突入します。

……はい、トビーの黒歴史、ここに完成です(笑)

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基礎文法の不都合な真実|文法だけ勉強しても英語が伸びない理由

基礎文法をゴリゴリにやっても、
ずーっと中級者にとどまり続けた人がいましたとさ。

それがトビー。

ではどうして基礎文法だけではダメなのか。
ちょっと大人の事情も交えて、辛口に解説いたします。

学校文法は「試験のための文法」

多くの人が最初に学ぶ文法。
いわゆる、「学校文法」。これはもちろん重要です。

でも、この文法にははっきりした目的があります。
それは試験に合格すること。

たとえば、

・仮定法
・分詞構文
・関係代名詞
・倒置

これらは試験問題では頻出ですが、実際の英文ではもっと自然な形で使われています。つまり、学校文法は英語を理解するための道具の一部であって、英語そのものではありません。

文法書が分厚い理由|それは英語学だから

ここで、多くの人がハマる罠があります。
それが分厚い文法書。

ロイヤル英文法
英文法大全
英文法解説書

こういう重量爆撃機級の本を見ると、

これを全部理解すれば英語ができる

と思いがち。
はい、トビーもどっぷり沼ってました。

特にストイックな人ほど、謎のやる気で燃えてくる(笑)

でも実は——
文法書が分厚い理由は

英語学(linguistics)の観点で書かれているから。

つまり、

・言語として英語を分析する
・文法現象を細かく分類する
・例外や特殊用法を説明する

そういう目的で書かれています。

これはこれで
言語オタクには最高に面白い世界です。

でも、英語を使えるようになることとは、少し別の話。

文法沼にハマると「生きた英語」が見えなくなる

ここで注意してもらいたいのが、文法は絶対に必要です。
文法を学ぶこと自体はまったく悪くありません。

でも問題は、完璧主義。

文法を全部理解してから英文を読もうとすると、いつまでたっても実践に進めません。ロイヤル英文法通しで一回読むだけで、どれくらい時間かかるのか。やってみた人なら、すぐにわかります。

完璧主義の結果、どうなるのか。

・文法書ばかり読む
・単語帳ばかり増える
・長文はほとんど読まない

そして気づけば永久中級者。
英語って、実際の英文の中で構文・語彙・意味が全部つながってはじめて理解できるものです。

枝葉末節の文法ばかり見ていると、肝心の生きた英語が見えなくなってしまいます。

……はい、これもトビーの黒歴史です。

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英語のルールは意外にシンプル|SVOCを見抜けば英文は読める

20年以上迷走していると、いろいろなものも見えてきます。
その中の一つ:英語のルールは、意外にも簡単だってこと。

英文理解の基本はSVOC

ここまで読んで、
「じゃあ結局、英語はどうやって読めばいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
トビーの答えは、とてもシンプルです。

SVOCを見ること。

つまり、

・S(主語)
・V(動詞)
・O(目的語)
・C(補語)

この骨格を見抜くこと。
英語は、世界でもかなりロジカルな言語です。

文章の骨格は必ず、S+Vを中心に作られます。
そこにOやCがついて意味が広がっていく。

つまり、英文というのは

骨格(SVOC)+肉付け

でできているんです。
この骨格が見えるようになると、長い英文でも一気に理解しやすくなる。

実際トビーがCNNなどのニュース記事読む時も、これしか考えてません。

意外と難しいのは「M(修飾語)」

ただし、ここで多くの人がつまずきます。
それがM(修飾語)です。

修飾語とは、

・前置詞句
・副詞句
・分詞句
・関係詞節

など、文の骨格を説明する要素。

ん? トビーが学生時代、関係代名詞が修飾語だったなんで、教わってなかったし、「分詞構文」なんて聞いた日には、意識が遠のいてました。

でもこれらは、ただの修飾語。

英語の長文が難しく見える理由は、このMが大量にくっつくから。
でも安心してください。
どれだけ長い英文でも、骨格はSVOC。
Mはあくまで説明パーツに過ぎません。

つまり、

骨格を見抜いて
修飾を整理する。

これが、精読(構文読解)です。

単語学習の目安は英検準1級

もうひとつ大事なのが、語彙力。
これは当然必要です。
ただし、ここでも完璧主義は不要です。

トビーの体感ですが、英語学習の目安は英検準1級レベル。
このあたりまで語彙があると

・TOEIC
・ニュース記事
・一般書籍

かなり読めるようになります。
逆に言うと、英検1級レベルの単語になると、

・専門用語
・学術語彙
・かなりマニアック

なものも多い。
もちろん知っているに越したことはありませんが、多くの人にとって
優先順位はそこまで高くない。
それよりも、

・構文を理解する
・英文をたくさん読む

この方が、英語力はずっと伸びます。

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トビー式「実践英文法」|基礎文法と精読を往復する学習法

英語学習迷走歴20年以上のトビーが、ベストと思う勉強法。
結論からいうと、

文法 → 精読 → 文法

この往復です。

ポイントは、文法を完璧にしてから英文に行くのではない、ということ。
むしろ逆です。
英文を読んで、必要な文法だけ補強する。
これを繰り返します。

基礎文法は「さらっと」でいい

特に、社会人の学び直しの英語。
基礎文法は絶対に大切。でも、完璧を目指す必要はない。

トビーも昔は、

・仮定法完全理解
・分詞構文完全理解
・文法書一冊完全制覇

なんてことを、膨大な時間を使ってやってました。

結果、なかなか長文に進めない。
これ、本当によくあるパターンです。

基礎文法は、7〜8割理解できれば十分。
それよりも、早く実際の英文に触れること。
これが重要です。

精読と文法を往復する

トビーのおすすめは、精読中心の学習。
英文を読みながら、

・SVOCを見る
・修飾関係を確認する
・意味を正確に取る

そして、わからない文法が出てきたら、文法書に戻る。
ここで初めて文法を調べると、理解が一気に深まります。

なぜなら、「文法が実際の英文と結びつく」から。
この、

精読 ↔ 文法

の往復が、読解力を育てます。

単語は「実践」で覚える

単語学習は、正直言って一生続きます。
英検1級を取っても、知らない単語は普通に出てきます。

だから、最初は単語帳でゴリゴリ覚える。
これは大事です。

ただし、単語帳だけでは足りません。
本当に語彙が定着するのは、実際の英文で出会ったとき。

ニュース

記事
長文問題

こういう実践の中で
「あ、この単語また出てきた」
と感じたとき、単語は記憶に残ります。

つまり、単語学習も実践とセット。
これがトビー式です。


今回のブログ記事、チャッピーにまとめてもらいました↓

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まとめ|文法と単語だけでは英語は伸びない

今回の記事では、
「基礎文法と単語だけで英語は伸びるのか?」
というテーマについて、トビーの黒歴史を交えながらお話ししました。

ポイントを整理すると、とてもシンプルです。

・英語学習の目的は、コミュニケーションできるようになること
・文法と単語は大事。でも、それだけでは英語は使えない
・英語を理解するカギは、SVOCという骨格を見ること
・文法と精読を往復しながら、実践量を増やしていく

トビーも長いこと、文法と単語の世界にこもっていました。
でも英語って、本来は使うためのもの。

だからこそ、ある程度の基礎ができたら、早めに実際の英文の世界に飛び込んでみてください。

きっとそこで、今までとは違う景色が見えてくるはずです。
そしてその頃には、

文法と単語だけでは英語は伸びない

という意味が、
きっと実感として、よくわかるようになりますよ。


このブログを書いた人:トビー
  20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)

トビー

・TOEIC900・英検1級のトリリンガル(日・英・中)。
・英語学習20年の迷走を経て、「精読の壁」を突破しました。
・今は、英語に悩む方へ、自分の経験から気づきを届けています。

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