拝啓:CNN様。「読みにくい」と言ってしまって本当にすみませんでした。
足りていなかったのは——自分の読解力でした。
猛省しています。
以前の記事
「BBCとCNN、どっちが読みやすい?|読者目線で分かった“英文ニュース”の選び方」
の中で、トビーはこう書きました。
「CNNって、速報英語で正直読みにくいよね」と。
読みにくい?
——断じて、否。
そう、足りていなかったのは、己の読解力。
ここに訂正します。
読みにくかったんじゃない。「読めていなかっただけ」だったと。
CNNには一片の落ち度もない。
自己研鑽を怠っていた非を甘んじて認め、最近はCNNの記事ばかりを精読していました。
するとどうでしょう——。
いつの間にか、難解な英文の構造を読み解くのが快感に。
いまでは、すっかりCNN精読オタに仕上がってしまいました(笑)
そこで今回は、英語学習者100万人に1人くらいは存在するであろう(トビー推計)、レアキャラ「精読オタ予備軍」の皆さんに向けて、この快感を共有すべく、この記事を書きました。
CNNはゴリゴリの精読ツールだった件|読解力が爆上がりする使い方
実際のCNN記事を使いながら、
・なぜCNNは読みにくく感じるのか
・どこをどう読めば、意味が立ち上がるのか
を、精読目線で解きほぐしていきます。
さあ、人の道を外しがちな精読オタのみなさん。
今日も元気に、構文をバラしにいきましょう。
・CNNなどのニュース記事読んでみたけど、いまいちわからんと思う人。
・これからチャレンジしたいけど、どんなもん?って興味ある人。
・まだ読めるレベルにないけど、精読オタになる素質を自身に見出している人。
なぜ「CNNは読みにくい」と感じてしまうのか?
ここで改めて、CNNが読みにくい理由をさらっておきましょう。
CNNが読みにくいのは、あなたの英語センスがないからではありません。
ましてや、CNNが意地悪だからでもありません。
それには、ちゃんとした理由があるんです。
理由①:1文が長く、情報密度が異常に高い
CNNの英文は、とにかく1文に詰め込まれる情報量が多い。
主語が出てきたと思ったら、途中で背景説明、補足、関係者コメントが挟まり、
ようやく動詞にたどり着く——なんてことが日常茶飯事です。
これは「英語が難しい」というより、ニュース記事として情報を効率よく届けようとした結果。つまり、読者側に「構造を追う力」がある前提で書かれているというだけの話なんです。
理由②:修飾語・挿入句が遠慮なく盛られる
CNNは、修飾語や挿入句を一切遠慮しません。
・who節
・which節
・分詞構文
・前置詞句の連打
——これらが一文の中で平然と共存します。
精読に慣れていないと、
「で、結局どれが主語なの?」
「この説明、どこにかかってるの?」
と、頭の中がカオスになります。
でもこれ、構文が取れる人にとっては最高のトレーニング素材なんですよね。
理由③:時事+背景知識が“ある前提”で進む
CNNの記事は、世界情勢・政治・経済・社会問題などを扱うのが基本。
つまり、
・何が起きているか
・なぜ問題になっているか
を、ある程度知っている前提で話が進みます。
英語力に加えて背景知識も必要なので、英語以前に「話がつかめない」と感じることも多い。これもまた、CNNが悪いわけではありません。
あわせて読みたい関連記事:
英文多読、なに読めばいい?|精読マスター後に使える“英文ニュースサイト”活用術
英文ニュースに挑戦する前に知っておくべき「適正レベル」
詳細は「CNN・BBCはどの英語レベルから読める?|多読沼に落ちる前に知っておきたい現実」で詳述しているので、ここでは省きますが、CNNやBBCは、英語学習の“初期教材”ではありません。
いきなりここに突っ込んでいくと、多くの人がこうなります。
「読めない…」
「やっぱ自分には向いてないのかも」
「英語、才能ないのかな」
——いやいや、ちょっと待ってください。
それ、順番が違うだけです。
CNN・BBCは「ある程度できる人」向けの教材であって、中級レベルでいきなりここに突っ込むと、トビーの如く多読沼にどっぷりハマることになります。
だから、基礎がまだ固まっていない段階で読むと、
・単語を追うだけで精一杯
・構造を考える余裕がない
・結果、「わかった気」だけが残る
という状態に陥りがち。
これでは、読解力はほとんど伸びません。
あくまでトビー基準ですが、英文ニュースに「学習として」挑戦するなら、目安はこのあたりです。
・英検準1級に手が届く、または合格レベル
・TOEIC850点前後
このラインに来ていれば、
・文法で詰まることが減り
・語彙も致命傷になりにくく
・構文に意識を向ける余裕が出てくる
つまり、精読が成立する状態になります。

背伸び多読は「努力してる感」で終わってしまうので、注意が必要です。
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TOEIC・英検に“多読”は必要か?|900点突破のカギは「精読→多読」の正しい順番だった!
CNNは「多読」ではなく「精読」で使え
トビー的なおすすめをここで。
慣れるまでは、CNNは「多読」よりも「精読」で使いましょう。
ここでいう多読とはこんな感じ。
・辞書を引かず
・細かい構造は気にせず
・流れだけ追って読む
こうした読み方も、英語のリズムに慣れるという点では意味があります。
ただし、ここで勘違いしがちなのが、
「多読していれば、そのうち読めるようになる」
という期待。
CNNに関しては、これ、多分ほぼ起きません。
平日は、気になる記事だけをさっくり読むのもよいでしょう。
でも休日は、その多読した記事をしっかり精読してみる。
文法の解説には、ChatGPT先生に登場してもらいましょう。
詳しくは、こちらの記事で書いています👇。
▶︎週末はBBCでゆっくり精読|AIも駆使する究極の多読×精読法
精読は、地味で時間もかかります。
でもこの作業こそが、「英文を読める脳」を作る唯一のルートなんですよね。
CNN記事を精読してみる
さて、お待たせしました!
ここからは精読のパートに入ってゆきます。
今回トビー選んだ記事は以下の通り:
「A key nuclear weapons treaty is ending. It’s a sign of Russia’s eroding superpower status」
(主要核兵器条約が失効へ――ロシアの超大国的地位低下を示すサイン)
CNN、2026年2月5日の記事です。
この中から、わかりにくいと思った英文をピックアップして精読してゆきますよ。
1. 主語が迷子になる?|名詞句が“丸ごと主語”になっているCNN構文
では、例文を見ていきましょう。
The breakup, back in 1991, of what US President Ronald Reagan once dubbed an “evil empire” left the Kremlin with less territory, less financial muscle and less influence around the globe.
① まず結論:この文、どこが難しい?
コレキタ!CNN節!
主語が長すぎる。しかも途中に挿入句がある。SVOCを見極めて行かないと、一瞬で意味をロストする。
CNNあるあるの「ゴリゴリ精読向け構文」ですね。
② 文の骨格(まずはここだけ見る)
いきなり全部読まなくてOK。
まずは骨だけ抜きます。
The breakup … left the Kremlin with less territory, less financial muscle and less influence around the globe.
つまり、基本構造は:
主語:The breakup
動詞:left
目的語:the Kremlin
補語:with less territory, less financial muscle and less influence around the globe
「分裂は、クレムリンに◯◯を残した」
これが文の背骨です。
③ 主語を分解してみる(ここが精読ポイント)
では、その The breakup の正体を見てみましょう。
The breakup, back in 1991, of what US President Ronald Reagan once dubbed an “evil empire”
順番にほどいてゆきますよ。
(1) 核になる名詞
The breakup(その分裂)
(2) 挿入句(カンマで挟まれている)
back in 1991
👉「1991年当時の」という時を示す補足
※ 主語の意味には直接関係しない
(3) of 以下で「何の分裂か」を説明
of what US President Ronald Reagan once dubbed an “evil empire”
ここが肝です。
The breakup of what US President Ronald Reagan….
と素直に来ればまだわかりやすいのですが、途中でback in 1991がカンマで挿入され、一気に英文をわかりにくくしています。
④ what節の正体
what US President Ronald Reagan once dubbed an “evil empire”
これは what = the thing which。
つまり、
「ロナルド・レーガン大統領がかつて“悪の帝国”と呼んだもの」
→ 旧ソ連を指しています(文脈依存)
The breakup of A
=「Aの崩壊」
という形になっています。
⑤ 全体を自然な日本語にすると
精読を踏まえると、意味はこうなります。
1991年に起きた、アメリカ大統領ロナルド・レーガンがかつて「悪の帝国」と呼んだ国家の崩壊は、クレムリンに、領土・財政力・そして世界的影響力の縮小をもたらした。
CNNは、歴史背景(1991年)、評価軸(evil empire)、結果(影響力の低下)を 1文で一気に言い切りたいがため、
「長い主語+挿入句+of構文」
という、精読力をゴリゴリ要求する形になったわけですね。
2. 関係代名詞と挿入修飾の合わせ技|情報を1文に詰め込むCNN構文
さあ、どうだったでしょうか?
では続いて次の文、行きますよ。
In 2010, then-US President Barack Obama and his briefly empowered Russian counterpart, Dmitry Medvedev, did just that, agreeing the New START (Strategic Arms Reduction Treaty), which was hailed at the time by the White House as “historic.”
これもキタ! 1文が長〜くて、文後半に目を通すこところには、今晩の晩御飯のこととか考え始めちゃいます。
① まず結論:この文、何が読みにくい?
読みにくさの正体はこの3点です。
・主語が 2人+修飾付き
・did just that という代用表現
・文末の which節 が全体を受けている
👉 情報を一文で完結させる、CNNらしい構文です。
② 文の骨格だけ抜き出す
まずは、修飾をそぎ落とします。
In 2010, Obama and Medvedev did just that, agreeing the New START.
これが文の背骨。
時:In 2010
主語:Obama and Medvedev
動詞:did
内容:agreeing the New START
did just thatは、この前の文の内容を受けていて、「クレムリンの主導者が、ホワイトハウスの現職大統領と向かい合い」ことを表しています。
③主語の修飾を分解する
(1) then-US President Barack Obama
then- = 「当時の」
「2010年当時のアメリカ大統領オバマ」
(2) his briefly empowered Russian counterpart
counterpart = 対応する相手
briefly empowered = 一時的に権限を与えられていた
👉
「一時的に権限を持っていたロシア側のカウンターパート」
(3) Dmitry Medvedev は同格
カンマで区切られているので、
his Russian counterpart = Dmitry Medvedev
という 同格説明 です。
④agreeing the New START の正体
ここは、ニュース記事では非常に多い分詞構文。
did just that, agreeing the New START
=「それを実行し、New START条約に合意した」
この分子構文、実質的には2文がandで接続されていると考えてOKです。
この方がスッキリして、いかにもニュース記事っぽくなっています。
⑤which was hailed … は何を受けている?
which was hailed at the time by the White House as “historic.”
この which は、
👉 New START(条約)全体を受けています。
・hailed = 称賛された
・at the time = 当時
・by the White House = ホワイトハウスによって
⑥精読を踏まえた自然な邦訳
2010年、当時のアメリカ大統領バラク・オバマと、一時的に権限を持っていたロシア側のカウンターパートであるドミトリー・メドベージェフは、まさにその行動を取り、「新戦略兵器削減条約(New START)」に合意した。この条約は当時、ホワイトハウスによって「歴史的」と称賛された。
これだけ長く、構成も複雑な1文。実際に読んでいる時は、英文を左から右へ、頭から順に解釈してゆきます。言いたいことは先、あとに来るものは補足、と理解しておくと良いですね。
3. like 以下が主語を分断する|短文なのに迷子になるCNN構文
まずは対象文。短いけど、地味に読みにくい。
But those days, like the New START treaty itself that expires on Thursday, now appear to be over.
① まず結論:何が読みにくい?
この文が地味に読みにくい理由は、これです👇
👉 主語と動詞の間に、情報が挟まっている
しかもその情報が、
・like ~
・that ~
と、2段構えの修飾になっている。
短いのに脳が止まる、CNNあるある構文です。
② まずは骨格だけ抜く(超重要)
精読では、ここから入ります。
But those days … now appear to be over.
これだけ見れば、構造は一瞬。
・主語:those days
・動詞:appear
・補語:to be over
👉
「だが、そうした時代は、今や終わったように見える」
これが文の背骨です。
③ like 以下は「補足説明」でしかない
次に、カンマで挟まれた部分。
like the New START treaty itself that expires on Thursday
ここは、
・like ~ = 「~のように」
・主語 those days を具体化しているだけ
つまり、
those days
= New START条約のように、終わりを迎えつつあるもの
という関係です。
④ that expires on Thursday は何を修飾している?
ここ、地味に迷いやすいポイント。
that expires on Thursday
この that がかかるのは👇
👉 the New START treaty itself
・that = 関係代名詞
・expires on Thursday = 木曜日に失効する
「木曜日に失効するNew START条約そのもの」
という意味になります。
⑤ 全体を自然な日本語にすると
しかし、木曜日に失効する新START条約そのものと同様に、そうした時代は、今や終わったように見える。
構文を取るのもさることながら、各文で語られている文脈関係を常に把握しながら読まないと、文章全体として何が言いたいのかわからなくなります。
4. 主語が重すぎるCNN構文|関係詞+分詞構文+句動詞の総合格闘技
まずは対象文。
The demise of the last arms control deal between the US and Russia – which Washington repeatedly accused Moscow of violating by denying inspections of Russian nuclear facilities – has been brushed off by the Trump administration, with the US president himself shrugging off the terrifying prospect of a world without nuclear limits.
重量爆撃機級きました。CNN的すぎてうっとりする英文です。
マニアにはたまりません(謎)
① まず結論:なぜ「重量爆撃機」なのか?
この一文がしんどい理由は明確です。
・主語が名詞句まるごとで長い
・ダッシュ(—)内に 関係代名詞節
・後半に with + 分詞構文
・句動詞 brush off / shrug off の連打
👉 「情報を1文に全部積む」CNNの悪癖(褒め言葉)が全開。
② まずは骨格だけ抜く(これが命)
精読では、いきなり細部に入らない。
まずはこれだけ見ます👇
The demise … has been brushed off by the Trump administration.
骨格は超シンプル。
・主語:The demise
・動詞:has been brushed off
・行為者:by the Trump administration
👉「(ある)崩壊は、トランプ政権によって軽くあしらわれた」
③ 主語を分解する(地雷原)
主語の正体はこちら。
The demise of the last arms control deal between the US and Russia
・The demise:崩壊・終焉
・of the last arms control deal:最後の軍備管理合意
・between the US and Russia:米ロ間の
👉「米ロ間の最後の軍備管理合意の終焉」
ここまではまだ耐えられます。
④ ダッシュ内は「補足説明」なので一旦切り離す
ダッシュ(—)で挟まれた部分👇
which Washington repeatedly accused Moscow of violating by denying inspections of Russian nuclear facilities
はう〜。
主語が長い上に、補足のカンマ+which来ました。
脳内メモリが足りないと、すでに読んだところ(=主語)を忘れそう。
これは 関係代名詞節。
・which = the last arms control deal
・accused A of B = AをBで非難した
・violating = 違反している
・by denying inspections = 査察を拒否することで
👉 意味はこう。
「米政府が、ロシアが核施設の査察を拒否することでこの合意に違反していると、繰り返し非難してきた」
重要ポイント👇
主語の核ではないので、精読では 一旦スキップしてOK。
⑤ 後半の with 構文が「追い打ち」
やっとで後半戦です。
with the US president himself shrugging off the terrifying prospect of a world without nuclear limits
これは with + 名詞 + 分詞。
意味は👇
「その結果/その様子を補足して」
・the US president himself:米大統領本人が
・shrugging off:意に介さず流す
・the terrifying prospect:恐ろしい見通し
・of a world without nuclear limits:核の制限がない世界という
「核の制限がない世界という恐ろしい可能性を、大統領自身が平然と受け流している状態で」
という意味になります。
⑥ brush off / shrug off のニュアンス
英国BBCでは絶対出てこなそうな表現。
ここが、CNNがえげつないところ。
・brush off:軽くあしらう/重要視しない
・shrug off:肩をすくめて気にしない
👉
政権全体も、大統領本人も、どちらも“軽視している”
という強烈な評価を、動詞だけで叩き込んでいます。
⑦ 精読を踏まえた自然な邦訳
米国とロシアの間で結ばれた最後の軍備管理合意の崩壊は、ロシアが核施設への査察を拒否することで合意に違反しているとワシントンが繰り返し非難してきたにもかかわらず、トランプ政権によって軽く受け流されてきた。
しかも、核の制限が一切ない世界という恐ろしい見通しすら、米大統領本人が意に介していない様子だ。
もちろん、コレだけ長いと頭の中だけでは綺麗な翻訳は作れません。
長い文こそ、「英文を英文のまま、左から右へ理解してゆく」能力が問われます。
5. 文頭 with の正体|「原因」を一気に前出しするCNN構文
では、ラストの英文いてまいましょう。
But with an economy and a defense budget that are a fraction of Washington’s, Moscow has virtually no hope of keeping up – exacerbating the already vast gap in power and leverage between the old rivals.
冒頭のwithがちょっといやらしい文です。
① まず結論:この文、どう読むべきか?
この文は、
理由 → 結論 → 追い打ち評価
という、CNNが大好きな三段構え。
特に重要なのが、文頭の with。
ここは「付帯状況」ではなく、「原因・前提条件」として読まないと、意味が崩れます。
② まず骨格だけ抜く(with を消す)
精読の鉄則。
まず with 以下を一旦消します。
But Moscow has virtually no hope of keeping up.
これが文の芯。
・主語:Moscow
・動詞:has
・目的語:virtually no hope
・補足:of keeping up(追いつくことの)
👉
「しかしモスクワには、もはや追いつく望みはほとんどない」
③ 文頭 with の正体(ここがキモ)
では戻ります。
with an economy and a defense budget that are a fraction of Washington’s
この with は、
👉 「〜という状況では/〜という条件下では」
という 原因・背景提示の with。
中身を分解すると:
an economy and a defense budget
= 経済規模と防衛予算
that are a fraction of Washington’s
= ワシントン(=米国)のほんの一部にすぎない
👉
「経済規模も防衛予算も、米国の足元にも及ばない状況では」
④ ダッシュ以降は「結果の悪化」を示す分詞構文
後半いきます。
– exacerbating the already vast gap in power and leverage between the old rivals
ここは 分詞構文(結果)。
・exacerbating:さらに悪化させる
・the already vast gap:すでに巨大な格差
・in power and leverage:力と影響力の
・between the old rivals:旧来のライバル間の
👉
「その結果、両国間の力と影響力の差は、さらに拡大している」
⑤ 全体を一気につなげると(自然な邦訳)
しかし、経済規模も防衛予算も米国のほんの一部にすぎない状況では、
モスクワに追いつく望みは、もはやほとんどない。
そのことが、かつての宿敵同士の間にある力と影響力の巨大な格差を、さらに拡大させている。
さあ、お疲れさまでした。
今回の構文読解はこれでおしまい。
初めのうちは、1文読むのにも大変な時間がかかるもの。
でも大丈夫。ゆっくり正しく解釈すれば、いつの間にか読めるようになってくるものです。
まとめ|CNNは「読めるようになってからが本番」

さあ、今回の記事、
CNNはゴリゴリの精読ツールだった件|読解力が爆上がりする使い方
いかがだったでしょうか?
CNNが読みにくいのは、英語が意地悪だからではありません。
要求される読解力が、そもそも高いだけでした。
今回見てきたように、CNNの英文は、
・主語が長く
・修飾が多く
・背景知識も容赦なく前提にしてくる
だからこそ、精読する価値があるのです。
一文ずつ構造を分解し、
「なぜこの語順なのか」「どこが骨格なのか」を確認する。
この地味な作業が、
英文を“眺める”状態から、“理解する”状態へ引き上げてくれる。
CNNはなかなかに手強いです。
でも、正しく使えば——
これ以上ない“読解力トレーニングマシーン”です。
今日の精読が、
明日の「読めた!」につながります。
また一緒に、ゴリゴリ分解していきましょう。
このブログを書いた人:トビー
20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)
トビーって何者?って思った方は、こちらをどうぞ(笑)
→このブログについて|20年迷走して気づいた“精読”の力とTOEIC900の壁


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