ええ、こんな英語レベルでも、
ニアリー四半世紀ビジネスで英語を使ってきました。
──メンタルの強さだけが誇りです(笑)
いちおう「中国語ができる」という理由で入社したトビー。
入社初日に洗礼。
部長:「あ、ウチ、基本やり取りは英語だから」
トビー:「……」
大丈夫!
こんなトビーでも、なんとかこれまで仕事でメシ食ってきましたから。
英語を学ぶ理由は、人それぞれです。
でも「ビジネスで使える英語」と言われた瞬間、多くの人がこう思うはずです。
「いったい、どこまで勉強すればいいの?」
「TOEICって何点必要なの?」
この疑問、実は全国100万人の英語学習者が抱えています(トビー調べ)。
そこで今回のブログでは、
英語学習迷走歴25年以上のトビーが、
自分の実体験をもとに──
・英語を使う「現場のリアル」
・採用する側(企業)の本音
この両方の視点から、
「ビジネスで使える英語レベル」の正体に切り込んでいきます。
将来の就職活動に備えて英語を勉強したい学生さん。
英語を使える仕事に転職したい方。
職場で英語力アップが必須になってきた社会人の方。
そんな方に、
「あ、これなら行けそうかも」と
肩の力が少し抜けるヒントをお届けできれば幸いです。
結論から言います|ビジネスで使える英語の目安はこのライン
結論から言います。
ビジネスで「英語が使える」と言って差し支えない目安は、
TOEICでいうと【850点前後】です。
いきなり数字を出してしまいましたが、
これは机上の空論でも、資格マニアの理想論でもありません。
トビー自身の実体験と、
採用する側として英語力を見てきた感覚、
この両方を踏まえた、かなり現実的なラインです。
なぜ850点なのか?
理由はシンプルです。
・英語メールや資料を「怖がらず」に扱える
・会議や打ち合わせでも、内容理解で致命的に困らない
・「英語できますか?」と聞かれたとき、ちょっと自信を持って答えられる
このあたりが、だいたい TOEIC850点前後 から一気に安定してきます。
逆に言うと、
600点台までは「ちょっと内心ヒヤヒヤ」
700点台は「場面によってはまだ不安」
そんな感覚の人が多い印象です。
じゃあ、900点以上は不要なの?
ここ、よく誤解されるので先に言っておきます。
900点以上がムダ、という話ではありません。
ただし、ビジネスという文脈に限って言えば──
850点を超えたあたりから、コスパは一気に落ちます。
・勉強にかかる時間は急増
・スコアは伸びにくい
・でも、待遇や仕事内容が劇的に変わるケースは少ない
トビー自身、自己採点でそのレベルを超えてから強く感じました。

「これ以上は、“仕事で必要な英語”というより“自分を納得させるための英語”」って感じです。
大事なのは「最低限を超えること」
ビジネス英語で一番つらいのは、英語が完璧じゃないことではありません。
「このレベルで本当に大丈夫なのかな…」と常に不安を抱えながら仕事をすることです。
TOEIC850点前後は、その不安から一段抜け出せるライン。
・英語が武器になる人もいる
・英語は道具で十分な人もいる
どちらであっても、
このラインを一度超えておくと、仕事がかなり楽になります。
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ここからは、少し視点を変えて「採用する側(企業)」の話をします。
トビー自身、これまで
・履歴書を見て
・面接をして
・一緒に働く人を選ぶ
という立場を何度も経験してきました。
そのうえで、はっきり言えることがあります。
採用側は「TOEICの点数だけ」で人は決めない
まず大前提として。
TOEICの点数だけで合否が決まることは、ほぼありません。
それよりも重視されるのは、
・これまで何をやってきたか
・どんな仕事ができる人か
・周囲と協調して動けるか
・現場でちゃんと成果を出せそうか
要するに、業務遂行能力です。
ここは誤解しないでほしいポイント。
でも、TOEICは「ふるい」には使われている
ただし──
ここからが本音です。
TOEICは、完全に“参考資料”として見られています。
特に書類選考の段階では、
「この人、英語案件にアサインできそうかな?」
「英語がネックになって仕事が止まらないかな?」
こうした判断を、短時間で行うための“指標”として使われます。
採用側も忙しいので、正直、最初は細かい実力までは見られません。
スコア別|正直な印象
かなり率直に書きますよ!
| スコア | 印象 | アサイン業務 |
| 600点前後 | 育成前提なら良い | 初歩的な業務から |
| 700点台 | 最低限の基礎はありそう | 実務レベル大丈夫そう |
| 800点前半 | 英語業務に安心感あり | 実務レベルは問題なし |
| 850点以上 | 一気に安心感あり | 高度な業務に安心感あり |
| 900点以上 | 英語は超強み | 高度な交渉、契約など |
この感覚、
実際に面接しているとかなり共通しています。
外資系・日系で少し事情は違う
もちろん会社によって差はあります。
・日系企業
→ TOEIC750〜800あたりが一つの目安
→ 英語は「必要になったら使う」位置づけ
・外資系・英語常用環境
→ 850以上はほぼ必須
→ 昇進・評価にスコアが絡むケースもある
ただし、どちらにしても共通しているのは、
「英語はあくまでツール」という考え方です。
採用側が一番見ているのは、ここ
最後に、採用側の本音をもう一つ。
TOEICの点数以上に見ているのは、
・コミュニケーション能力
・他者と協調してやっていける人がら
・業務遂行能力
このあたりです。
これがあった上で、850点前後まで来ている人には、
「ぜひ当社に!」
って感じですぐハンコ押したいです。

どの企業でも、最後に重要視するのは「人間力」。それに英語力が加わればより魅力的な人材に見えます。
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採用する側と学ぶ側をミックスすると、現実はこうなる
ここまでの話を、一度ぜんぶ混ぜて整理してみましょう。
・採用する側は、英語“だけ”で人を見ていない
・でも、TOEICという数字は確実に見ている
・学ぶ側は、「どこまでやればいいか」が一番知りたい
この3つを同時に満たすラインはどこか?
トビーの結論は、やはりここです。
新卒・若手社会人の場合
まずはTOEIC700点以上。
できれば750点を超えておきたい。
このラインに来ていれば、
・履歴書に堂々と書ける
・英語配属を避けられることも、狙うこともできる
・入社後の英語力UPに期待が持てる
英語力は、入社後にいくらでも伸ばせます。
企業側も、新卒や若手には「いま完璧であること」は求めていません。
転職で「英語」を武器にしたい場合
ここは少し厳しめです。
TOEIC850点前後は、ほぼ欲しい。
理由はシンプルで、
・即戦力として英語を使う前提
・教えている時間があまりない
・配属後すぐ英語案件に入る可能性が高い
この条件下では、700台・800前半だとどうしても不安が残ります。
逆に、850点を超えていると、「英語の細かい部分は、走りながら調整すればいい」という評価になりやすい。
900点以上はどう扱われるのか?
ここ、正直に書きます。
900点以上になると、その差で待遇が劇的に変わるケースは少ないです。
つまり、900点でも990点でも
「英語すご!」で終わり。年収が一気に上がるとかはないはず。
ただし、900点以上は正直かなりレアケースです。
なので、
・英語が必要な場面で、真っ先に声がかかる
・海外対応や重要案件を任されやすい
・社内で「英語枠」のポジションを確保できる
だから、900点を超えるメリットは確実にあります。
コスパという視点を忘れないでほしい
英語学習には、
時間も、エネルギーも、かなりかかります。
特に、
800点 → 850点
850点 → 900点
このあたりから、伸びるスピードは急激に落ちます。
だからこそ、
・まず850点前後まで一気に引き上げる
・そこで一度、立ち止まって考える
・必要なら、そこから900点以上を目指す
この順番が、いちばん後悔しません。
なので、
「TOEIC850点前後を、ひとつのゴールにする」
ってのが、トビーの持論です。
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いまの時代だからこそ身につけたい「真の英語力」とは?
特にこの10年、とりわけこの5年はAIの発展が目覚ましく、機械翻訳は飛躍的な進歩を遂げています。
正直、テキトーな英語を書いてもちゃんと添削してくれますし、そもそも論で日本語から英語に翻訳してしまえば、本当に早い。
その逆もしかりです。
また、英語を使った日常業務(たとえば貿易実務など)では、決まったフレーズの繰り返しが多く、頻出表現をある程度覚えておけば、業務遂行に大きな支障はありません。
それでも──
トビーがフォントを100にして言いたいのが、
きちんとした英語を学ぶことに大切さ
です。
あまりに稚拙な英語は、相手にプロフェッショナルな印象を与えませんし、いつもAIの力を借りることもできません。
つまり、ビジネスにおいて最後に問われるのは、
あなたの「真の英語力」なのです。
遠回りしないために|あえて「正攻法」でトライする
「おいトビーよ、
じゃあその“真の英語力”って、どうやって身につけるんだい」
──そんな声、聞こえてきます。
わかります。ほんとに。
遠回りしないための結論。
それはトビーの「成長のピラミッド」です。
トビーは、英語学習でかなり遠回りをしてきました。
リスニング教材に飛びつき、
スピーキングに憧れ、
多読に手を出しては、何度も挫折。
あとから振り返って分かったのは、
英語力には、はっきりした積み上げ順があるということです。

もうこのブログではお馴染みのピラミッドですね。
詳しい解説はここでは省きますが、このレイヤーを地道に上へ登っていくことで、
「真の英語力」は必ず後からついてきます。
ビジネスでコスパの良い TOEIC850点 は、「精読/構文読解」レイヤーを越え、「多読」レイヤーに入り始める頃に達成できるはずです。
そこから先の900点は、さらに多読や実践を積み重ねることで狙えます。
でも、まずは 850点でいい。ここを目指してみませんか。
トビーがこれまでお会いしたTOEIC850点前後の方で、「仕事をするのに英語力が足りないな」と感じた人は、一人もいませんでした。
英語がきちんとできていて、ビジネスでも使える。
だからこそこのあたりからが、
トビーが考える「真の英語力」なのです。
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まとめ|ビジネス英語に「完璧」はいらない。でも、目安はある

ここまで、
「ビジネスで使える英語は、どのレベルなのか?」
という問いについて、トビーの実体験と採用側の視点から見てきました。
結論は、とてもシンプルです。
ビジネス英語に、完璧さは必要ありません。
でも、安心して仕事ができる目安はあります。
今回のポイントを整理しますよ。
・英語は、あくまで仕事の「道具」
・採用側は、英語力“だけ”で人を評価していない
・それでもTOEICスコアは、現実として見られている
・仕事で困らない目安は、TOEIC850点前後
・そこから先は、必要に応じて伸ばせばいい
これから英語を学ぶ人。
いまの自分の英語に、もう一段磨きをかけたい人。
目標が見えていると、なんだかチャレンジする気になってきませんか?
具体的にどのように「成長のピラミッド」を登っていくのかは、このブログにたくさんヒントが落ちてますよ。ぜひ見ていってくださいね。
このブログを書いた人:トビー
20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)
トビーって何者?って思った方は、こちらをどうぞ(笑)
→このブログについて|20年迷走して気づいた“精読”の力とTOEIC900の壁



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