拝啓 CNN様。
いつも“読者置き去りレベル”の難解英文をありがとうございます。
おかげで週末はスタバに課金しながら、毎回「読解の修行」をしております(笑)。
以前の記事『BBCとCNN、どっちが読みやすい?|読者目線で分かった“英文ニュース”の選び方』でも書いたように、トビーはずっとBBC派でした。
CNNは、速報特有の詰め込み構文とニュース特有のスピード感で、どうしても読みにくい印象があったんです。
ところがある日、ふと思ったんです。
——「これ、英検1級の英文に似てない?」と。
CNNの記事って、1文にギュッと情報を詰め込みすぎて構造がやたら複雑。
でもその構造こそ、英検1級のリーディングやライティングで求められる“構文把握力”とまったく同じなんです。
つまり、CNNを読めるようになる=英検1級読解を突破できる。
これ、気づいたときは軽くゾクッとしました。
今回の記事では、週末スタバでChatGPTと一緒にCNNを精読している言語オタクのトビーが、一般学習者ならドン引きするであろう(でも本質的な)読解のコツを大公開します。
トビーと一緒に“速報英語”のイバラの道を歩いてみたい方だけ、この先へどうぞ(笑)。
・BBC・CNN・アルジャジーラなど主要ニュースサイトの英文レベルの違い
・CNNが英検1級リーディングに“効く”理由と構文の共通点
・ChatGPTを使った英文ニュース精読の進め方
・英文1文の構造を正確に“見える化”する方法
・ニュース精読が“英検1級対策”になる仕組み
読めるようで読めないCNN英語|構文が見えないと“情報の洪水”に溺れる
カッコつけようと背伸びして英文ニュースサイトを読んでいた(つもりになっていた)あの頃の自分に言いたい。
——内容、ぜんぶ頭からスルーしてますよね?
当の本人は文の意味を追っている“つもり”。
でも途中でふと、「あれ、結局何の話だったっけ?」となる。
これ、いわゆる“読めるようで読めていない”現象です。
(TOEIC界隈にも出没しがち)
実際トビーが英文ニュースサイトを頻繁に読むようになったのはTOEIC900・英検1級超えてから。
無理して背伸びするより、まずは試験勉強を通じて「読む筋力=読解力」を鍛えた方が早い——これがトビーの持論です。
英文ニュース、特にCNNの記事が読みにくい理由は明確です。
それは、文の構造が情報密度に比例して複雑化していくから(トビー調べ)。
つまり、語彙よりも構文でつまずくんです。
・1文が異様に長い(20~40語超えが普通)
・接続詞・関係詞・分詞構文が立て続けに登場
・気づけば主語が行方不明
結果、読み進めるほど“情報の洪水”に飲み込まれ、理解が断片化していく。
そしてこれが、“読めるようで読めていない”現象の正体なんです。
ここで大事なポイントをひとつ。
読めない原因は、単語力や文法力の不足ではありません。
多くの学習者(もちろん昔のトビーも含む)が
「語彙が足りない」「文法が弱い」と自己診断しますが、実際はそうではない。
原因は、構文(sentence structure)を見抜く力=精読力の欠如です。
実際、CNNの記事で使われている語彙は、そこまで難解ではありません。
体感では英検準1級+αレベル。
それでも読めないのは、SVOCや修飾関係を瞬時に処理できないから。
脳が情報を正しく整理できず、
結果として“読んだのに覚えていない”という状態になるんです。
だから断言します。
単語と基礎文法だけでは絶対にNG!
精読=構文読解で意味をきちんと掴まない限り、英文ニュースは時間の浪費になってしまいます。

みなさんの時間の浪費を食い止めるために、このブログ始めています(笑)
こんな記事も参考になります:
基礎文法はどこまで?|文法沼にハマってはいけない3つの理由
英文ニュースサイトも難易度さまざま|“読めるメディア”を選べば英語は伸びる
「じゃあ、どのニュースサイトを読めばいいの?」
——って、全国100万人の学習者が迷子になってます。
ご安心ください。
『英文多読、なに読めばいい?|精読マスター後に使える“英文ニュースサイト”活用術』でトビーが詳しく語っています。
ここではさっくりと、トビーが勝手に「ニュース英語3兄弟」と読んでいる3つのサイトの難易度について取り上げます。
🥇BBC:優等生タイプ(読みやすさ★★★★★)
まずはトビーの“推し”であるBBC。
文章が整っていて、構文も比較的シンプル。
イギリス英語らしい論理的で端正な文体が特徴です。
・文の主語・述語が明確
・修飾関係がきれいに整理されている
・情報の出し方が段階的(読者に優しい)
BBCは英語学習者にとって“文法の教科書みたいなニュースサイト”。
特に、英検準1級~1級/TOEIC850以上の人にちょうどいい読解トレーニングになります。
🥈CNN:情報密度MAXの速報型(難易度★★★★☆)
一方でCNN。
こいつは……ちょっと“体育会系”です(笑)。
速報性を重視するため、1文に情報をギュッと詰め込むスタイル。
分詞構文・同格・関係代名詞が立て続けに登場し、気づけば主語が行方不明。
構文が取れていないと、あっという間に「情報の洪水」状態になります。
でも、これこそが英検1級の長文やライティングで求められる「論理の詰め込み方」にそっくり。
つまりCNNは、英検1級の“筋トレ教材”として最高なんです。
トビー的には、BBCでフォームを整え、CNNで鍛えるのが理想。
🥉アルジャジーラ:バランス型(難易度★★★☆☆)
そして忘れてはいけないのがAl Jazeera(アルジャジーラ)。
中東発の国際ニュースメディアですが、文体はかなり読みやすく中立的。
・文章が短く、語彙レベルも穏やか
・説明が丁寧で、読者に“置いてけぼり感”が少ない
・アジアやグローバル南の視点からの記事も多く、世界理解が深まる
学習者にとっては、BBCとCNNの中間にある“ちょうどいい英文ニュース”。
トビーは「CNNで頭が爆発したときの癒し枠」に使ってます(笑)。
🧭まとめ|“読めるサイト”を選ぶのも実力のうち
英文ニュースを読む目的は「量」ではなく「質」。
どのサイトを選ぶかで、得られる読解力のタイプが変わります。
| サイト | 特徴 | 難易度(体感) | おすすめレベル |
| BBC | 論理的で整った英国英語 | ★★★★★(読みやすい) | 英検準1級~1級/TOEIC850~ |
| CNN | 情報密度が高い速報型 | ★★★★☆(難しめ) | 英検1級/TOEIC900~ |
| Al Jazeera | 中立・バランス型 | ★★★☆☆(中程度) | 英検2級~準1級 |

「BBCで整えて、CNNでぶつかって、アルジャジーラで癒される。」——これ、トビー流“ニュース英語三段活用”です(笑)。
いまのあなたの英語の実力、気になりませんか?こんな記事も参考に:
英語レベル、今どこ?|TOEIC・英検・CEFRで見る「準上級者」の超コスパ領域とは
英検1級に通じるCNNの文章|“1文の濃さ”がそっくりだった!
トビーが英検1級の過去問(リーディング)を初めて解いたときの衝撃は今でも忘れられません。
When American astronauts made history in 1969 by becoming the first human beings to set foot on the moon, it marked a huge victory for the United States over the Soviet Union in the Space Race——the competition between the two nations to develop superior capabilities in space exploration that stared in the late 1950s.
(2023年度 英検1級第1回過去問題 『The Space Race』より抜粋)
…一文ながっ!
こういうの、TOEICではまず出てきません。
(ビジネス文章ですからね)
当時、TOEIC915点を取った勢いで英検1級に挑戦したトビーは、「え、これ1文で何をどこまで言いたいの!?」と、読んでいて完全に面食らいました。
一方、CNNでも——
In the meantime, he has openly courted US President Donald Trump, spontaneously praising him on social media this week to declare that “Ecuador stands firm in the global fight against drug trafficking” – even as other countries in the region voice concern over US strikes against alleged drug traffickers in the Caribbean and Pacific.
(2025年10月25日付 CNN記事より)
…これも、ながっ!(笑)
一文の中に、目的語の長い説明句やら分詞構文やら修飾節やらがぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、情報の圧縮率がえげつない。
この“論理の圧縮”こそがCNNの真骨頂なんです。
トビーのような構文マニアには、これがたまらない(笑)。
ここで多くの人がつまずくのは、
「どこが主語で、どこが修飾語なのか」が見えなくなること。
だからこそ、英検1級でもCNNでも、“構文を見える化”しないと意味がつながらないんです。

次の章では、英検1級とCNNの実際の文章を取り上げて、
トビーが“構文の地図”をどう描いているのかを一緒に見ていきましょう!
英検1級、純ジャパでも取れます。参考記事はこちらから:
英語は留学なしで伸ばせる?|純ジャパのTOEIC915&英検1級“国内完結”戦略
CNNの英文を“構文解剖”してみる|SVOCで整理すれば怖くない
ではいよいよ本題。
先ほど登場した、CNNの名物・長すぎる一文を、トビーといっしょに分解していきましょう。
In the meantime, he has openly courted US President Donald Trump, spontaneously praising him on social media this week to declare that “Ecuador stands firm in the global fight against drug trafficking” – even as other countries in the region voice concern over US strikes against alleged drug traffickers in the Caribbean and Pacific.
(2025年10月25日付 CNN記事より)
ステップ① まずはざっくり全体構造を把握
この文、パッと見で“何してる文”か分かりますか?
主語は he、動詞は has courted。
つまり骨格はシンプル👇
[主語] he
[動詞] has courted
[目的語] US President Donald Trump
つまり、SVOの第3文型ってことですね。
長文を読むときは、まず主語と動詞を先に押さえるのがコツ。
ここが分かれば、文型も見えてきます。
——ここまでは問題なし。
でもそのあとに続く「, spontaneously praising…」以下が地獄(笑)。
In the meantime, he has openly courted US President Donald Trump, spontaneously praising him on social media this week to declare that “Ecuador stands firm in the global fight against drug trafficking” – even as other countries in the region voice concern over US strikes against alleged drug traffickers in the Caribbean and Pacific.
黄色の部分がSVOで文の“核”、水色の部分はぜ〜んぶ修飾語です。
ステップ② カンマ以降の構文を見える化
次の部分、「spontaneously praising…」は分詞構文です。
主語は同じ「he」。←ここが超重要!
この部分を分解すると、こうなります👇
spontaneously praising him on social media this week
to declare that “Ecuador stands firm in the global fight against drug trafficking”
・「spontaneously praising…」は、接続詞と主語を補ってあげると分かりやすいです。
→ And he was spontaneously praising him on social media this week.
「そして彼は、今週ソーシャルメディア上でトランプ氏を自発的に称賛していた。」
・「to declare」はto不定詞の副詞的用法(目的)。
この句全体が praising を修飾しており、「〜と宣言するために」という意味になります。
ステップ③ 後半「even as〜」の構造を確認
「– even as other countries in the region voice concern…」
この部分は 譲歩の副詞節(even as=〜の一方で)。
つまり、主節全体を修飾しており、「他の国々が懸念を示す一方で、彼は称賛している」という対比の構造を作っています。
even as
other countries in the region voice concern
over US strikes against alleged drug traffickers
in the Caribbean and Pacific
ここでも本文と修飾語を切り離して考えるとわかりやすいです。
・「other countries in the region voice concern」は
→ [主語] other countries in the region
→ [動詞] voice
→ [目的語] concern
=「その地域の他の国々が懸念を示す」
・「over US strikes against alleged drug traffickers in the Caribbean and Pacific」は前置詞句(over + 名詞)で、直前の「concern」を修飾しています。
=「カリブ海や太平洋での、麻薬密売人への米国の空爆についての懸念」
文章全体としてはこんな感じの訳になります:
その間、彼はアメリカのドナルド・トランプ大統領に公然と接近し、
今週はソーシャルメディア上で彼を自発的に称賛しながら、
「エクアドルは麻薬取引との世界的な戦いにおいて断固たる立場を取る」と宣言した。
——その一方で、この地域の他の国々は、カリブ海や太平洋でのアメリカによる麻薬密売人への空爆に懸念を示している。
読解のコツまとめ
① SVOC+M(修飾語)に切り分ける
② 分詞構文は「接続詞+主語+動詞」に戻して考える
③ 関係代名詞が出たら、先行詞をまず見つける
④ 修飾語は「どこにかかっているか」を常に意識
CNNの記事を精読するとき、トビーはいつもこの4ステップを意識しています。
構文を“見える化”することで、どんな長文でも筋道が見えるようになります。
上級者ほど英文をシンプルに捉えています。詳しくはこちらから:
英語長文がどうしても読めない!|英検1級・TOEIC900が教えるシンプル読解のコツ
英検1級の英文を分析してみる|“CNN構文”と同じだった!
さあ、CNNの文章はどうだったでしょうか?
次は英検1級に行きますよ!
When American astronauts made history in 1969 by becoming the first human beings to set foot on the moon, it marked a huge victory for the United States over the Soviet Union in the Space Race—the competition between the two nations to develop superior capabilities in space exploration that started in the late 1950s.
(2023年度 英検1級 第1回過去問題「The Space Race」より)
ステップ① まずは文の背骨をつかもう
一見長いですが、これも核となる構文はシンプルです。
主語・動詞・目的語の骨格を抜き出すとこう👇
[主語] it
[動詞] marked
[目的語] a huge victory for the United States over the Soviet Union
つまり、文型は SVO(第3文型)。
この文の主語「it」は、前半の When〜moon という節全体(=「月面着陸の出来事」)を指しています。
When American astronauts made history in 1969 by becoming the first human beings to set foot on the moon, it marked a huge victory for the United States over the Soviet Union in the Space Race—the competition between the two nations to develop superior capabilities in space exploration that started in the late 1950s.
これも黄色の部分がSVOで文の“核”、水色の部分はぜ〜んぶ修飾語です。
この文も、文型は SVO(第3文型)。
この文の主語「it」は、前半の When〜moon という節全体(=「月面着陸の出来事」)を指しています。
ステップ② 冒頭の「When節」は“状況説明”
When American astronauts made history in 1969
by becoming the first human beings to set foot on the moon,
この部分は 副詞節(When〜) で、「いつの話か」を説明しています。
核となる部分は「American astronauts made history」で、それ以外は修飾語です。
・made history=「歴史を作った」
・by becoming〜=前置詞 by+動名詞。「〜になることによって」
👉 意味としては、「1969年に、アメリカの宇宙飛行士たちが人類として初めて月に降り立つことで歴史を作ったとき」という“状況設定”。
ステップ③ 主節の中身を整理
it marked a huge victory for the United States over the Soviet Union
・mark=「〜を示す/〜を記念する」
・a huge victory for A over B=「Bに対するAの大きな勝利」
👉 「その出来事は、ソ連に対するアメリカの大きな勝利を示した」という意味。
ここまでが文のメインメッセージです。
ステップ④ 後半「the Space Race」以降を見える化
in the Space Race—the competition between the two nations
to develop superior capabilities in space exploration
that started in the late 1950s.
ここは「in the Space Race」以下が 前置詞句+同格説明+修飾節 という3層構造。ちょっとややこしいので、構造を表にまとめますね。
| 構成 | 内容 | 機能 |
| in the Space Race | 名詞句(前置詞句) | 「宇宙開発競争において」 |
| he competition between the two nations | 同格説明 | 「=二国間の競争」 |
| o develop superior capabilities in space exploration | 不定詞句(目的) | 「宇宙探査で優れた能力を開発するための」 |
| that started in the late 1950s | 関係代名詞節 | 「1950年代後半に始まった」 |
👉 情報が段階的に付け足されていく構造。
ここでも “主節+追加説明の積み重ね” というCNN型の文構造と共通しています。
全体の訳はこんな感じです
1969年、アメリカの宇宙飛行士たちが、人類として初めて月面に降り立ち、歴史を作ったとき、その出来事は、アメリカがソ連に対して収めた大きな勝利を示した。それは、1950年代後半に始まった、宇宙探査でより優れた能力を開発しようとする両国間の競争、いわゆる「宇宙開発競争(Space Race)」における勝利だった。
やっぱり英検1級の文章もえぐい。
文の構造がまるでCNN。
主節の周りに、副詞節・不定詞句・関係詞節が次々にぶら下がってくる。
でも見方を変えれば、CNNの記事も英検1級の長文も、やってることは同じなんです。「主語と動詞を見抜いて、あとは“飾り”を整理する」。
これだけで、文章がスッと読めるようになります。
長文が読めないのは、精読ができていないからかも。関連記事はこちら:
「精読の壁って何?|英語力が頭打ちになる理由と突破法」
まとめ|CNNは“英検1級の模試”だった件

ここまで、CNN・英検1級の文章を比較しながら、
「英文ニュースの構文」と「試験英文の構造」がどれだけ似ているかを見てきました。
読んでみてどうでしたか?
意外と、ニュース英語も試験英語も“別世界”ではないことが伝わったと思います。
誤解を恐れずいうなら、CNNは、英検1級の模試みたいなもの。
・1文にぎゅっと情報を詰め込む“論理の圧縮構文”
・分詞構文、関係代名詞、同格構文のオンパレード
・主語と修飾の距離が遠く、意味がどんどん枝分かれしていく
これらは、まさに英検1級リーディングで問われる「構文読解力」そのものなんです。
「英検1級はこんなもん?」と思われた方。
どんどん高みを目指して進みましょう。
TOEIC900・英検1級はゴールではなく、“スタート地点”です。
トビーも、両方を取ったときにようやく悟りました。
“英語力”の先にあるのは、思考の深さと世界の広さだと。
「モウ、イミワカラン…」と放心している方も大丈夫。
トビーだって最初は同じでした。
英語学習の順番はいつだってシンプルです。
👉 「単語 → 基礎文法 → 精読(構文読解) → 実践(多読)」
焦らず、順を追って積み上げていけば、必ず読めるようになります。
トビーが英文ニュースサイトを読むのが好きなのは、生の情報を、言語のフィルターを通さずに受け取れるから。
それは単なる勉強ではなく、知的好奇心の探検なんです。
世界を知ることは、自分の「事象の地平線」を広げること。
英語とは、その果てしない世界へ向かう“望遠鏡”のようなものです。
TOEIC900・英検1級なんて、さっさと超えていきましょう。
そしてトビーと一緒に、事象の地平線の向こう側へ。
このブログには、そのためのヒントをたくさん散りばめてあります。
どれかひとつでも、あなたの“読解の旅”の羅針盤になれば本望です。
このブログを書いた人:トビー
20年迷走して、ようやく“精読の壁”を超えた人です(笑)
トビーって何者?って思った方は、こちらをどうぞ(笑)
→このブログについて|20年迷走して気づいた“精読”の力とTOEIC900の壁


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